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白岩砂防堰堤

立山温泉跡から白川砂防堰堤までは、直線距離は2キロ弱ですが、
一旦カルデラから出て分岐点まで戻り、湯川トンネルで再びカルデラ内へ。
直接行ける道は無く、わずかな距離を、かなり遠回りをして辿り着きました。

常願寺川

常願寺川の上流部、立山カルデラに入ると湯川と名前を変えます。
広い河原は、堰堤により堰き止められた、膨大な土砂の堆積。


歩いて

バスを降りて、白岩堰堤まで少し歩きます。


なんかいる?

後方の見学者がザワザワし出して、何?って振り返ると、黒い点々・・


子持ち

ズームすると・・子連れやん、子連れのクマさんは狂暴だそうで・・怖
スタッフさんが、一応クマスプレー準備しときましょうかぁ~って。
クマ除けスプレーって、かなり近距離まで引き付けないと、効果無いそうです
3~5メートルまで我慢しないとダメ、風向と風速によっては自爆しますね
のたうち回るニンゲンを見て、危険を感じたクマさんが退避とか (^^;)



位置関係

ついさっきバスを降りた所から、2~30メートルくらいでしょうか。
その時から居たって事ですよねえ、知らずに通って来たのかしら。
現場の方々が出て来て、監視して下さってるようでした。


中国っぽい

切迫した危険は無いという事で、堰堤見学は続行されるみたいです。
って言うか、クマさん親子がいる間は、戻りたくないですよねえ。


青い橋

青い吊り橋の先、岩壁にぽっかり空いたトンネルは、建設時の作業坑?


上部

対岸のトンネルまでは行けず、吊り橋の上からの見学になります。


全景

白岩砂防堰堤、昭和14年に完成した、立山砂防の要となる堰堤です。
主堰堤の高さは63メートル、副堰堤を合わせると108メートル。
カルデラの出口を押さえて80余年、今も富山の町を守ってます。


同化

堰堤の上部しか見えませんが、それでもスゴいなあ、よく造ったなあ。


すり減ってる

水流に削られ、摩耗したコンクリートが、まるで自然石のような趣。
今年は渇水気味で水量が少ない、もうちょっと迫力が欲しいなあ。


インクライン

左手の斜面には、建設時に使用されたインクラインの跡があるそうです。
少しは見えるかな~と思ってたけど、全く分かりませんねえ。


借り物画像

どっかからお借りした俯瞰画像、自然に溶け込んで、一体化してますね。
画面右側の斜めのスジが、インクラインの跡だと思われます。


上流側

上流側の堰堤、この中全て土砂が貯まってるって思うと、やっぱスゴい。


見学終了

見学を終えてバスへ、クマさん親子は山に帰ったみたいでした。
バスもギリギリまで近くに寄せてくれてて、有難いなあ。
(つづく)


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プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

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