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6月の上高地へ(後編)

上高地の続き、いつもは明神折り返しですが、今回は頑張って徳沢まで。
睡眠不足で体調不良、おまけに右膝関節も痛いし、大丈夫でしょうか。

明神館前

小梨平から1時間弱、明神館前を通過、補水だけで休憩なし。


疎ら

明神館前を過ぎると、人が一気に少なくなって・・クマベル出しました。
膝は、内股ぎみに歩くと痛くない、以降、オ〇マ歩きに徹しました。
今は、LGBTQ的にはダメな言葉かな、どうかと思うケド、スミマセン m(_ _)m


ギンリョウソウ

立派なギンリョウソウ、よく見るとブキミですね。


古池

古池の脇を通過、どうして古池か知らんけど、なるほど古池っぽかった。


明神と前穂

梓川の河原がパッと開けて、大きな山のカタマリがどーん!
明神の主峰(中央)と前穂(左側)だと思われます。


大天井岳と中山

上流側には、茶色い方が大天井岳、黒い方は中山だそうです。


徳沢キャンプ場

明神館前から1時間、徳沢のキャンプ場にたどり着きました。
森の中の原っぱのキャンプサイト、緑が濃厚ですねえ。


徳沢園

井上靖の小説「氷壁」で登場する山小屋、徳沢園(徳沢小屋)です。
読んだことないけど、なんとなくストーリーは知ってるわ。


臨時休業

徳沢園で名物ソフトクリームを食う!つもりで、頑張って歩いて来たのに、
なんと、臨時休業って、そりゃないよ~~~~~~~~~Orz
抜きつ抜かれつ歩いて来た方々も、みな一様にがっかり。


渓流

キャンプ場の渓流で、生ぬるいジャスミン茶を飲んで休憩。
今思えば、靴脱いでどっぽんすれば良かったなあ。


徳沢ロッジ

スマホ検索、徳沢園がダメなら、徳沢ロッジがあるじゃないか!
徳沢ロッジのカフェも臨時?休業でした・・・Orz


帰る

仕方ないので、明神まで戻ります。


食事中

明神館前では野猿の群がお食事中、フキみたいな茎を食ってました。
今回はやたら猿を見かけた、河童橋のすぐ近くにもいたし。


燃料補給

頭がソフトクリームになってて、明神館でも売ってないかと覗いてみたけど、
無かったので、リュックで潰れたフルーツケーキを、ヤケ食いました。


奥宮へ

左岸をそのまま帰る方が近いけど、ここまで来て素通りできないので・・


参拝

明神橋を渡り、穂高神社奥宮を参拝、有料の明神池は、今回はパス。


バキューム中

嘉門次小屋の前では、汚水の抜き取り作業中、まあまあな香りが漂って・・
もちろん、大事な作業なのですが、お食事中の方は・・・


右岸を帰る

梓川の右岸を河童橋へ向けて、もうかなり脹脛がパンパンなのですが、
イチャイチャ、ノロノロ歩くアベックにイラついて、ぶっち切る。


ショウキラン

木道の下、ここに咲いてるよ!って、高齢のご婦人に教えて頂きました。
ショウキラン、腐生植物、花の形が鍾馗に似てるから、だそうです。
九州でも咲く花らしいけど、ホンモノ見たの初めてです。


岳沢湿原

岳沢湿原は、明神帰りの観光客で、ごった返してました。


クルマバソウ

これも、たくさん咲いていたクルマバソウ、葉っぱが見事な車輪型。


バスセンターへ

再び河童橋、朝は良く見えていたけど、穂高の稜線はすっかり雲の中。
バスターミナルへ直行、発車直前のアルピコバスに飛び乗りました。
全行程15キロ、歩行時間6時間ほど、楽しかったわ。
体調復活!膝は、やっぱり痛い・・痩せんといかんなぁ~


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紀勢本線残り半分旅~その18 七里御浜さんぽ

熊野市駅から少々歩いて、予約していたホテルに到着しました。

部屋の窓から

リバービューのお部屋に荷物を放って、晩メシの買い出しに行きます。


井戸川

井戸川、暗いので分からんかったけど、翌朝見たら清流だったわ。


踏み切り

駅までの近道、昔は普通にこんな所通ってたけど、今はダメですね。
レールの上にコインを置いたりしたら、今なら逮捕されちゃうわ。
スタンド・バイ・ミーごっこも、当然ダメですね。
つまんない時代になっちゃったなぁ~ (~_~;)


さんま寿司

オークワとイオンがあって、最初はオークワに行ったけど、パッとしなくて、
イオンに行ってみたら、新宮で買い損なった、さんま寿司を売ってました。
初めて食ったけど、予想外にさっぱりしてて、こりゃ美味しいわ。
なるほど、そんなに脂の乗ってない時期のさんまを使うんですね・・


予習

明朝のさんぽの予習をして、とっとと寝てしまいました。


語呂がいい

5時起床、コーヒーを1杯飲んで、早朝さんぽスタートです。

ゆれ1分 高いところへ すぐ避難!・・五七五で語呂がいいなぁ。
ここに限らず、津波避難の看板は、ホントにあちこちで見掛けました。


七里御浜

まだ薄暗い七里御浜(しちりみはま)、少し寒いけど気持ちいい。


22キロ

熊野川の手前まで、弧を描いた浜が22キロも続いています。
鴨川のアベックみたく、釣り人が等間隔で並んでいました。


日の出

5時56分、猪ノ鼻から朝日が昇る。


埋まる

小石の浜で、この斜面を下る時、足がズルズル埋まって面白かった。


ざっば~ん

たぶん凪なんだろうけど、何というか、ウネリ感が太平洋だなぁ~って。
いつも見ている日本海とは、やっぱりスケールが違う感じです。
引く波に小石が踊る、シャラシャラ鳴る音が心地よいわ。


流木

どっかの森からどう海に出て、どこに流れて、どう戻って来たのかしら。


サル岩?

これが獅子岩かぁ~こっちから見たらサルにしか見えんけど。


42号線

でも、腹が減ったので、あそこで朝メシ食いました。(つづく)


紀勢本線残り半分旅~その17 南紀8号に熊野市までちょこっと乗車

新宮城址を見学して、新宮駅前に戻って来ました。
今夜の宿泊地、熊野市まで、特急「南紀」で移動します。

新宮駅へ

駅前のバスターミナル、きっぷ売り場を兼ねた観光案内所があります。
以前に来た時は、ここから本宮大社行きバスに乗りましたわ。
バック停車方式のバス停、懐かしいなぁ~ (^^)


徐福寿司

その時に知ったのが、さんま寿司って、広く熊野地方の名物らしいです。
前回は、めはり寿司を食ったので、次はさんま!って決めてました。

今夜のメシを確保すべく、駅前の徐福寿司へ入店、が・・売り切れ。
おじちゃんが、ホントに済まなそうに、スミマセンねえ~って。


水分補給

失意のまま、なんとなくコンビニに寄って、とりあえずビールを買った。
ベンチで開けたら、泡が噴き出てべちょべちょに・・ハァ~ (~_~)


ホームにて

ホームに出ると、紀伊田辺行き電車、当駅止まりのキハ、くろしおが停車中。
JR西日本の電車が、国鉄型の古いヤツから、最新型に変わってました。


サイクルトレイン

この電車、自転車も乗せられるんですねえ。


入線

名古屋行き南紀8号が入線、お姉さんが被っちゃった。
名古屋方先頭車が自由席のパノラマ車、始発駅じゃないし、
99.9パーセントダメだと思うけど、一応並んでおきました。


2列目C席

最前列のB席と、何故かD席が埋まってて、ベストポジションのC席は空席。
自由席なんでC席に座っても悪くはないけど、まあ、止めておきましょう。
2列目のC席に陣取り、少しの間ですが、全面展望を楽しみます。


熊野川鉄橋

新宮城址の真下をトンネルで抜けると、熊野川を渡り三重県に入ります。
1列目シートの背もたれが、カメラ台になって具合が良いです。(^^)


熊野川

河口から、かなり上流側に、オメガ状にカーブして熊野川を渡ります。
わざわざ新宮城の下にトンネル掘ってまで迂回するのは、何故?


神志山駅

神志山(こうしやま)という駅に進入、古い木造駅舎が素敵なんだそうです。

新宮~熊野市間の紀勢本線は、熊野灘・七里御浜に沿って北上しますが、
南紀の車窓からは、防風林?に遮られ、ほぼ海は見られませんでした。


ガラガラ

下車駅、熊野市駅が近づいてきて、降りる前にトイレ、席を立ちました。
自由席の方が空いてた・・あれ、カーテン閉められちゃいましたね。


貫通扉

特急ひだと同じく、この南紀も、今年7月から新型車両での運行。
今回の旅行、この旧型キハとのお別れ乗車が、メイン目的です。
今日はちょこっとだけ、プレお別れ乗車という事で。


見送り

乗って来た南紀8号をお見送り、名古屋着は20時49分です。


那智黒

ホーム上に、けっこう大き目な那智黒石のモニュメント?がありました。
那智黒石って、那智大社周辺のみやげ物屋で、やたら売ってたけど、
ホントの産地は、ここ、三重県熊野市なんだそうです。
飴の方の那智黒は、和歌山県太地町に工場があるみたいです


熊野市

~市駅って・・熊野市駅じゃなくて、熊野駅じゃダメなんだろうか。
和歌山とか松山みたく、他に私鉄駅がある訳じゃないのに、なあ。


笑門

駅の軒下にぶら下がっていた注連縄、これ、伊勢でよく見かけたヤツだわ。
蘇民将来子孫家門を短縮して、将門で、将門の乱の後、笑門に変更とか。
笑=鐘で、鍾門、鍾馗様の子孫の家ってことで、魔除けとか。


熊野市駅

暗くなってきた熊野市駅前、タクシーが数台、暇そうに客待ち中。
新しく見えるけど、開業(昭和15年)当初からの木造駅舎。


駅前通り

とても寂しい感じの駅前通りを、トボトボとホテルへ。


井戸川

川の向こうに大型スーパーが、晩メシはあそこで買うかな。(つづく)


6月の上高地へ(前編)

梅雨の中休み、休日とシンクロしたので上高地へ。

大正池

平湯温泉、アカンダナ駐車場から始発のバスに乗って、大正池で下車。


歩き始める

午前3時起床、睡眠3時間、体調もイマイチで、また寝ちゃおうかなぁ~って
でも、頑張って来た甲斐がありましたわ・・やっぱきれいだわ、上高地。


h379.jpg

田代辺りでは、オレンジ色のレンゲツツジが満開でした!


ツマトリソウ

ツマトリソウ、所々群生していましたよ。 ピンボケスマソ(^^;)


カラマツソウ

散策路沿いには、カラマツソウが多く見られました。


キスゲ

キスゲ、ここは日光じゃないけど、ニッコウキスゲかしら。


良く見えてる

河童橋の上から、今日は、奥穂が良く見えてますねえ。
大正池から河童橋まで、2時間以上かかっちゃいました(^^;)


河童橋

焼岳なら登れないかなぁと、色々と画策してますが、活火山怖い。


さば煮定食

大正池からお腹が鳴ってて、小梨平食堂へ・・朝から開いてて助かるわ。
さば煮定食、土地柄お安くはないけれど、ここ、お味は良いですよ。


小梨平から

朝メシ後、少し穂高を眺めてから、明神へ向けて歩き始めます。


沼の主

渓流の小さな渕、水がきれい過ぎて浅く見えるけど、まあまあ深いと思う。
立派なマス(ブラウントラウト?)が1匹、悠々と泳いでいました。 見える?


ギンラン?

ギンランかしら?


マイヅルソウ

マイヅルソウは終盤で、きれいな花はほとんど無かった。


ミソサザイ

ミソサザイちゃんが近くに来てくれたのに、こんな写真しか撮れんかった。
花とか鳥とかにちゃん付けすると、他人からはドン引きされますからね、注意が必要です


ベニバナイチヤクソウ

きれいなヤツは少なかったけど、至る所に咲いていたベニバナイチヤクソウ。
この花は、池ケ原湿原でも見たけど、こんなに多くは咲いてなかった。


エゾムラサキ

勿忘草じゃなくてエゾムラサキ、ムラサキ色の小さな花、これもいっぱい。
江戸むらさき特級って思い出して、山の中でワロタ、まだ売ってるのかしら。
大村崑ちゃん、91歳、まだ現役、お元気らしいですよ!


歩く

明神へ向けて歩きます。(つづく)


紀勢本線残り半分旅~その16 新宮城跡へ

このまま30分ほど待っていたら、多気行きの普通列車が発車しますが、
宿へ行くには早いので、1本落として、新宮城址へ行ってみることにします。
新宮城址は行ってみたかったし、1本落とすと「南紀」に乗れる、一石二鳥です。

路地

駅から新宮城址までは、10分くらいでたどり着くはずです。
グーグルさんに案内をお願いして、新宮の町を歩きます。


紀勢本線

陸橋の上から新宮駅方向、ちょうどここで架線が終わっていました。
紀勢本線の残り半分、新宮駅~亀山駅間は非電化路線ですね。


新宮城跡

新宮駅から9分歩いて、新宮城址の入り口に着きました。
桜は、ほぼ満開、夜はライトアップされるみたい。


登る

立派なお寺、名前を知ろうと地図を見たら、お寺じゃなくて保育園でした。
この保育園のある場所が、新宮城の2ノ丸だったそうです。


登る

登るにつれ石段はワイルドになって、熊野川も見えてきました。


桜

昭和55年までケーブルカーが走っていたのが、たぶんこの辺り。
登城用じゃなくて、城跡に出来た旅館の送迎用だったみたい。
ケーブルカーの延長は、たったの72メートルだって。


熊野川

熊野川は良く見えたけど、紀勢本線の鉄橋は見えなかったです。
もっとよく探せば、見下ろせる場所があったのかも。


門

たぶん本丸の入り口。


本丸広場

本丸跡は広場になっていて、地元ファミリーがボール遊びしてました。
桜の名所と呼ぶには、桜の木がやや疎ら過ぎる感じがしました。


新宮駅

新宮駅って、あんなに広かったかしら、架線柱が目立ちます。


太平洋

太平洋をしばらく眺めてから、新宮城址を後にしました。


ヤタガラス

新宮駅へ戻る途中に見つけた、八咫烏の路上ペイント。
神倉神社への道程を、案内しているのかしら。


徐福公園

新宮駅前の徐福公園、の前のみかん直売所、の看板に釣られてフラフラと。


100円

傷モノだけど100円って、小さなリュックで来たのが悔やまれた。(つづく)


紀勢本線残り半分旅~その15 最長路線バス完乗!

最長路線バスは、数ヶ所の温泉地を回って、熊野川本流に戻って来ました。

川湯温泉・仙人風呂の横も通ったけど、反対側座席だったの見えず。
ブラタモリで登場した所で、ちょっと楽しみにしてたけど、残念。

熊野川

最長路線バスの旅も、そろそろ終盤、車内も静かに、落ち着いてきました。
やや倦怠感、傾いてきた日差し、バスの揺れ・・・旅愁を感じる。


瀞峡めぐりの里

熊野川のウォータジェット遊覧船、2021年1月から運行休止中とか。
水害による航路の悪化とコロナ、船員の高齢化・・事実上の航路廃止。
遊覧船のりばは、ただのドライブインになって、人影も疎らでした。


上川小学校

下段が上川小学校、樹々に隠れて見えにくけど、上段が上川中学校。
どちらも1996に廃校、廃墟マニアには有名なのかしら?
ググってみたら、訪問記がいっぱい出てきた。


紀伊半島大水害

道の駅熊野川のバス停、運転手さんが、ガイドしながら徐行してくれました。
2011年の紀伊半島大水害、このポールの先端まで水が来たそうです。
今、走っている国道なんかは完全に水中、恐ろしいですねえ。


こじか橋の滝

見にくいけど、岩壁を舐めるような一条の滝、橋の名前に因んで小鹿橋の滝。
こちらも、2011年の水害で岩壁が崩落、出現した新しい滝なんだそう。


熊野ブルー

前回も、今日も十津川付近はきれいな熊野?ブルーでしたが・・
お天気も良いのに、青じゃなくて黒っぽい、どうしてなんでしょう。


柱状節理

この柱状節理の露頭を過ぎると、そろそろ熊野川ともお別れ。


いきなり市街

越路トンネルを抜けると、風景は一変、いきなり熊野市街地です。


神倉神社

身をよじって、頑張って神倉神社を撮ってみましたが、真逆光ですね。
また、ゴトビキ岩にも行ってみたかったのですが、今回は断念です。


速玉大社

速玉大社の前を通過、速玉大社に参った時、たまたま見かけた最長路線バス。
この時からずっと、いつか乗ってみたいなぁ~って、思ってました。
今乗ってるこのバス、その時見た、そのバスでした!・・ナンバーが同じです!


到着

大和八木(遠い昔のよう)を出てから6時間半、新宮駅前に到着しました。
迂回区間もありましたが、運転手さんの技量でしょう、ほぼ定刻でした。

6時間半なんてあっという間・・ではなかったですが、苦痛ではなかった。
下手な観光バスより余程面白い、また乗れ!と言われれば、乗れますわ。

渓谷や緑の山々、未成線、点在する天空の集落、等々、飽きることなく、
運転手さんをリーダーとした、微妙な連帯感が楽しかったぁ。


完乗

運転手さんにお礼を言って下車、全線走破したお客は5~6人くらいかしら。
バスセンターじゃなくて道端、お客を降ろすとすぐに回送、名残惜しいわ。

バスはこの後、新宮市内・神倉にある車庫に回送、停泊するみたいです。
車庫に宿泊施設があるのか?は不明、運転手さんに聞いてみたかった。

追記:特に後半は、温泉地以外、バス停に止まった記憶がありません。
誰も降りないし、誰もバス停に待ってない、ノンストップでしたわ。


新宮駅

今夜は熊野市に宿泊、先にきっぷを買っておきたくて、新宮駅へ。
みどりの券売機が死んでいて、駅員さんが対応してました。


パンダくろしお

パンダ、中国に帰ったんじゃなかったっけ?(つづく)
紀勢本線残り半分旅の・・やっとスタート地点に着きました(^^;)


紀勢本線残り半分旅~その14 十津川から熊野川へ

上野地を出発して1時間ほど、3つ目の休憩ポイント、十津川温泉に到着。
途中、大幅に端折っちゃいました・・スミマセン

路線バスとは言え、1時間走っても、まだ十津川村を抜けていません。
さすが、日本一大きな村(琵琶湖より大きいらしいです)ですね。

きいちゃんとせんとくん

奈良交通十津川営業所に隣接する、小さ目のバスセンターでした。
小さな足湯がありますが、10分間だし、トイレの前だし、
面倒なので止めておきました・・・ブロガー失格や~


湖面の桜

十津川畔(この辺りは二津野ダム湖)の桜を見たり、


十津川バスセンター

温泉街を、ほんの少しだけ歩きました。


乗車証明書

バスに戻ると、運転手さんから、吉野杉で出来た乗車証明書を頂きました。
大和八木~新宮まで、全区間乗車する客(自己申告ですが)限定ですよ。

運転手さん、全行程1人で、運賃の徴収はもちろん、休憩後の人数の確認、
所々バスガイドさんみたく観光案内まで、道は曲がりくねった隘路だし、
頭が下がる・・きっとベテラン運転手さんが担当されるのでしょうね。
お昼は、しっかり取ると眠くなるので、つまむ程度にされてるとか、大変だなぁ~


野猿?

十津川温泉を出発すると、あとは終着の新宮駅まで1時間と少し。
途中の温泉地で降りたお客もあって、車内は静かになりました。


二津野ダム

きれいなアーチの二津野(ふたつの)ダム、昭和37年竣工、堤高76メートル。
この、二津野ダム湖は、全国有数のオシドリの越冬地なんですって。


まだ十津川

まだ「十津川」ですが、だいぶ熊野川らしくなってきました。


バイパス区間

高い所を、高速道路みたいな(対面通行ですが)新しい道で通過。


七色集落

高速道路から離れて、こんな段々集落のバス停に停車、もちろん乗降は無し。
七色(なないろ)集落、人口は70人ほどだそう、地名の由来は?

七色集落を抜けると、長かった十津川村はやっと終了、和歌山県へ。


本宮大社前

本宮大社前のバスターミナルに停車、ここで休憩時間が欲しかったなあ。
15分もあれば、本宮大社へお参りに行けるのになあ。


大斎原

大斎原の、日本一の大鳥居も、一瞬ですが、見えました。

大日越登り口から国道を離れて、湯の峰温泉→渡瀬温泉と進むハズが、
通行止めにより、渡瀬温泉→湯の峰温泉→渡瀬温泉という迂回ルートへ。
たぶん最長路線のバスルート中、最も道幅が狭い区間、通過出来ずに残念。


つぼ湯

湯の峰温泉では、日本最古の温泉地の、世界遺産の温泉(の入り口)が見えました。
湯の峰温泉郷を通り過ぎると、また強引に方向転換して、来た道を戻ります。


湯の峰温泉

湯の峰温泉の桜も、また満開でした。(つづく)


紀勢本線残り半分旅~その13 谷瀬のつり橋

上野地での休憩時間を利用して、谷瀬のつり橋へ行ってみます。

上野地郵便局

バス停(バス駐車場)から、来た道を少し戻ります。


徒歩2分

バス停から徒歩2分くらいで、つり橋の袂に着きました。


監視員小屋

谷瀬(たにぜ)のつり橋、全長298メートル、水面からの高さは54メートル。
昭和29年竣工、平成6年までは、日本一の歩道つり橋、だったそうです。


監視員小屋

料金所みたいな小屋があったけど、料金所じゃなくて監視小屋だそう。
一度に20人以上渡っちゃダメなんだそうで、そのための監視小屋。


谷瀬のつり橋

それでは早速、渡って行きましょう。


右

揺れます。


下

頑張りましたが、10メートルが限界でした・・・高所恐怖症です。


説明板

かつては、この橋が小学校の通学路だったそう・・私なら、登校拒否になりそう。
郵便局の人はカブで、婆ちゃんはシニアカーで、この橋を渡って行くそうです。


平気な人達

平気でスタスタ歩ける人なら、対岸まで往復出来そうですねえ。
でも、休憩時間は20分ですから、行って帰るだけ、だわ。


谷瀬集落

つり橋を渡った先にあるのが谷瀬集落、40世帯70人程が暮らしているそうで。
この、谷瀬集落の人々が、お金を出し合って架けたのが、谷瀬のつり橋。
一戸あたり、20~30万円(昭和29年当時)出資したそうです。


少し離れて

少し離れた所から見る谷瀬のつり橋、この画、見るだけでもブルってなります。
谷瀬集落に生まれなくて良かったぁ~、生きてたら慣れるのかしら。


喫茶たにせ

橋の袂にある喫茶店兼土産物屋、たぶん自家用車で来たお客でいっぱいでした。
20分では食事はムリですが、味噌田楽みたいなのも売ってました。
小腹を満たすくらいのモノなら、ここでも何とか手に入りそう。


河原のキャンプ

遥か下、十津川の河原では、お花見キャンプをする人たち、いいなぁ。


イラスト

出発時刻の5分前になったので、バス停に戻りました。
みなさん優秀で、遅刻者は無しでした。(つづく)


福光さんぽ

城端へ行く途中、時間調整も兼ねて、南砺市福光を歩いてみました。
南砺「なんと」って読みます、仏ナント市と姉妹都市提携は・・していません

福光駅

高岡~城端を結ぶ城端線の途中駅、開業はなんと明治30年とか。
こんな田舎なのに、早くから鉄道が通っていたのですねえ。


棟方志功

駅前ロータリーに黒い石があったので、近づいてみると、棟方志功云々。
棟方志功は、昭和20年から9年間、福光に疎開してたんですって。


メイン道路

駅前から続くこの道が国道304号線、この先、金沢まで続いています。
金沢方面に車で行く時には、まあまあ使う道、だったりします。


小林浴場

国道を離れて路地に入ると、なかなか良い場末感です。


たか〇ん

元洋食屋さんかしら、〇の部分は、たぶん「と」だったと思われます。
廃業されてる店かと思ったら、しっかり営業中でした・・スミマセン


スナック幾代

スナック幾代、さすがにもうやってなさそうな看板だわ。


船岡家

右側の建物が船岡家・・・古い商家でしょうか。 スミマセン m(_ _)m


説明板

説明板によると、麻布を扱っていた商家だったみたいです。 クリック!
福光って、何気に、昔から栄えてた町だったのですね。
明治30年に鉄道が開通する訳だわ。


町並み

模型化したくなるような町並み、激しく萌えます。


福光新町

電柱って、こんなに数が必要なんですかねぇ、ちょっと目障り。


魚屋?

魚屋さんなのか、総菜屋さんなのか、焼き魚が並んでいたお店?
美味しい店なのかしら、価格設定がやや高めに思えるけど。


とうふ屋

興味あったけど、今、とうふを買う訳にもいかんので入店せず。
いつか、車で来た時に、1丁買ってみようかしら。


もやし屋

そして・・・なんとびっくり、もやし屋(種麹屋)さんがありました!

もやし屋なんて、京都の、幽霊飴の隣の、菱六くらいしか知りません。
こんな所に残っていたんですねぇ~、店構えも素敵ですねえ。 (^^)/
個人向けにも、味噌や甘酒を売ってるみたいです。 今度、車で買いに来よっ


巴御前松

福光新町を通り抜けて、少し歩いて行くと「巴塚の松」がありました。
あの、木曽義仲のお妾さん、巴御前のお墓なんだそうです。

巴塚って、小矢部にもあった・・きっと、あちこちにあるのでしょうね。


青玉堂

こちらは青玉堂という屋号のお店、ヒスイを扱ってるお店かしら?って
ショーウインドーを覗くと、結構なお値段の盃が並んでいました。
この辺りで採れる、正珪石という石を加工した盃なんだそう。
商売になってるんだから、買う人がいるんでしょうねぇ~


川沿いの飲み屋街

小矢部川沿いの、飲み屋街だったのかしら、現役は松葉だけ?
今回は行けなかったけど、福光には遊郭もあったそうです。
予想外に面白かった、また歩きに来ようと思いました。


福光駅

1時間半ほど歩き回って、福光駅に戻って来ました。


キハ

オレンジ色のキハに乗って、城端へ向かいました。(おわり)


紀勢本線残り半分旅~その12 いよいよ核心部へ

五條バスセンターで10分間休憩後、最長路線バスは新宮へ向けて再び出発。
リエゾン区間を終えて、いよいよ核心部、山岳区間に入って行きます。

まだ5時間以上

次の休憩場所、上野地まで1時間半、新宮までは、まだ5時間以上・・遠い
空いたので、席移動しました、運転手さんの真後ろですが・・


五條駅前

五條バスセンターを出ると、すぐに国道から離れ、坂を上りJR五條駅へ。
狭い駅前広場で強引に方向転換、再び国道に向かって下って行きました。
JR五條駅での、お客さんの乗降は無し。


イオンの真横

国道に出たところ、さっきまでいた五條バスセンターがチラッと見えました。
バスセンターはイオンの隣、というか、ほとんどイオン、色味も同じだし。
上手くすれば、休憩時間を利用して、食料の買い出しが出来るかも。


五條新町通り

慌てて撮ったので、斜めってるし、ピンボケだけど、五條新町通りの町並み。
重要伝統的建造物群保存地区だそうで、いつか歩いてみたいと思いました。


吉野川

吉野川を渡り中・・吉野川って奈良県内で、和歌山県に入ると紀ノ川です。

吉野川を渡ると、また国道から離れ、病院の敷地内、玄関前の車寄せに横付け。
バス停の名前が「五條病院玄関口」だって・・・そのまんまですねえ。(^^;)
五條病院玄関口を過ぎると、そろそろ山間部へ入って行きます。


特等席

このバス、左前輪上の特等席エリアが、荷物置き場になってて座席がない。
何でも、この下が燃料タンク(増槽?)になってるとかで、残念だわ。


賀名生和田北口

京都から逃れた後醍醐天皇が、高野山か吉野か迷って、暫くここに滞在したそう。
南朝が正統という事になってますから、ここは日本の首都だった所、ですね。(^^;)

賀名生と書いて「あのう」だそうで、穴太衆との関係もあるのかしら。
興味津々、ここもまた、ゆっくりと訪れてみたい所だわ。


五新線

左手前方に見えてきた橋梁、旧国鉄五新線(ごしんせん)の遺構だそうです。
実は、吉野川を渡った辺りから、ちらちらと怪しい建造物が見えてて、
気になっていたのですが、こんなに堂々と残っているとは・・


宗川橋梁

こちらは宗川橋梁、鉄道橋には見えませんが、これも五新線の遺構。

五新線・・五條と新宮を結ぶ計画で、昭和14年から建設されていた路線。
戦後、工事が再開され、城戸まで路盤が完成したものの、昭和57年に凍結。
一時期、バスが走っていたけど(BRTの先駆けですね)、国道の整備に伴い
路盤を利用した専用道の優位性は薄れて、平成26年に運行を終了したそうです。


天辻隧道

吉野川水系と熊野川水系の分水嶺、天辻(てんつじ)峠をトンネルで通過中。
コロナ対策ビニールシートの所為で、こんな写真しか撮れませんでした。


道の駅吉野路大塔

トンネルを抜けるとUFOみたいな建物が・・道の駅、吉野路大塔だそうです。
旧大塔村時代に出来た施設、夜空がきれいな村って売り出してたみたい。
大塔村は、平成17年に西吉野村と共にに五條市へ編入、消滅。


昨日の残り

小腹が空いたので、昨日の残りの、わさび葉寿司(サーモン)を食いました。


猿谷ダム湖

峠を下るとダム湖の畔、熊野川の上流部、猿谷ダムによって出来た湖。
この水は、吉野川水系へ導水され、灌漑用に使われているそうです。
この辺りは天ノ川(てんのかわ)、十津川村では十津川、和歌山県に入ると熊野川!


建設中

建設途中の橋とトンネル、国道168号線は「五條新宮道路」として高規格化、
バイパス化工事が進んでいて、供用開始されている区間も多くありました。
便利になるのでしょうが、最長路線バス的には、つまらなくなるような。


五新線天辻トンネル

ピンボケだけど、対岸に見えてるのが五新線、天辻トンネルの坑口です。


行き止まり

バイパス道から離れ、狭い道に入って行って、閉君(とじきみ)バス停で停車。
さらに進んで狭路は行き止まり、ギリギリな広場でギリギリに方向転換後、
再び閉君バス停の前を通過、バイパス道に戻りました・・?


閉君

閉君バス停付近には、ほんの数件の民家があって、この狭路は旧道みたい。
バイパス道が出来た後、民家から先の部分の旧道が閉鎖されたため、
こんな、へんてこりんな行路になってるんだと思います。

あ、閉君バス停での乗降は、もちろん無し、ドアも開かんかった。
民家付近からバイパスに下りる階段もあったし、移設しても誰も困らんような・・


宇井地すべり現場

宇井というバス停付近、天ノ川を挟んで対岸、大規模な山崩れの跡が見えます。
平成16年8月に発生した地すべりの跡、国道もあそこを通っていたとか。
左端に写っている白っぽい屋根の家、ギリギリですね、恐ろしかったでしょうね


すれ違い

ここで大和八木行きとすれ違い、新宮駅7時46分発の2便ですね。


清水集落

地すべり跡に隣接する集落、比較的なだらかなのは、ここも地すべりの跡だから?
右端の寄棟屋根の家が、2つ上の写真の「ギリギリの家」ですよ


狭い道

バイパス化は進んでいますが、まだこんな所も多い・・ここはまだ広い方です。


巨大ダンプ

各所で災害復旧工事?が行われていて、こんな車も止まっていました。


上野地集落

五條市を抜けて、やっと、日本一広い村、十津川村に入りました。
やがて、2つ目の休憩ポイント、上野地(うえのじ)に到着。(つづく)


紀勢本線残り半分旅~その11 断っておきますが、バスヲタではありません

宿に戻って少し休んだ後、最長路線バスに乗るべく、大和八木駅前へ。

ミグランス展望フロア

昨日、登った展望台の前を通って・・今日みたいな天気なら良かったのに。


南口へ

出発時刻の25分前も前に、大和八木駅前に着いちゃいました。


待機中

お、既に待機していますね、奈良交通の八木新宮特急バスです。
なんか物足りない、愛称を付けて欲しいなあ~「きいせんと号」とか

ちょっと説明・・最長路線バス、奈良県橿原市と和歌山県新宮市間、167キロを
約6時間半で結ぶ、高速道路を通らない路線としては、日本一の長距離バスです。

私、バスヲタではないですが、こりゃ~いつか乗ってみたい!と思っていました。
今回、新宮までの移動手段として、真っ先に思い浮かんだ、という次第でして。


日野ブルーリボン

いすゞエルガという車種だそう、AT車、側面には沿線市町村のマスコット。
素人目には普通の路線バスに見えるけど、若干全長が短いタイプだそう。


せんとくん

宿で済ませてきましたが、念のため観光案内所のトイレへ・・頻尿ですから。
せんとくんが、トイレこっちだよ~って、案内してくれましたわ。


北口

出発まで、まだまだ時間があるので、大和八木駅の北口へ出てみました。
ロータリーに立つモニュメント、市章の金鳶(きんし)だそうです。
神武東征、長髄彦との戦いで、なんか活躍したトンビだそうです。


長蛇の列

バスのりばへ戻ると、まさかの、長蛇の列が出来上がっていました。
この人たち、みんな新宮行きへ乗るのかしら?・・・絶対、座れんやん。

杞憂でした、みなさん、イオンモール行きのバスを待ってたみたいです。
でも、新宮行きもイオン通るけどなぁ、暗黙の乗り分けルールがあるのかしら?


車内の様子

出発時刻の5分前にバスが回送されてきて、いよいよ乗車、出発を待ちます。
長距離路線を考慮してか、一般路線バスにしては豪華な?シートでした。

乗客は、物好きな若い人ばかりと思ってたけど、案外年配の方も多かったです。
大和八木を出発した時点で、7~8割方シートは埋まってたかと。


1番

バス停が168あるそうで、果たして、整理券何番まであるんでしょうか。
定刻9時15分、静かに出発、新宮まで長いバス旅の始まりです。


橿原市五井

大和八木駅前から、五條バスセンターまでは、ごく普通の路線バスな感じ。
ごちゃごちゃした町中の、小さなバス停に、小まめに停車して行きます。
少ないですが、区間利用のお客さんもいました。


大和高田市今里町

イオンモール橿原前のバス停に停車、乗降は無し。 写真も無し(^^;)
あの山(左)は金剛山、あの山の裾野を通って、五條市へ向かう筈です。


近鉄南大阪線高田市駅前

国道165号線から168号線に乗り換え、西から南へ向きを変えると、
やがて近鉄高田市駅前に停車、ここでも乗降は無し。

国道168号線、新宮を起点に北上、大阪府枚方へ続く一般国道。
最長路線バスはこの後、新宮まで、ほぼ国道168号線を走ります。


近鉄御所線御所駅前

近鉄御所(ごぜ)駅前に停車、国道上じゃなくて、わざわざロータリーに入って停車。


日当たり良好

進行方向左側の席だったのですが、日当たり良過ぎ、暑かったです。
右側の席が空いたら移りましょうか・・空きそうにないけど。


五條市京奈和自動車道五條北IC付近

先ほどまで、右前方に見えていた金剛山が、右後方に見えるようになりました。
時々、JR和歌山線と絡みながら、風の森峠を越えると五條市に入ります。


五條バスセンター

大和八木から1時間15分、五條バスセンターで最初の休憩です。
尿意はありませんが、念のためトイレへ・・頻尿ですから。
最長路線バスの旅、まだまだ続きます。(つづく)


紀勢本線残り半分旅~その10 畝傍駅の木造駅舎

耳成山早朝登山からのぉ~八木町さんぽ、の続きです。

通勤時間帯

朝の通勤通学時間帯、白ヘル自転車軍団が踏み切りを通過中。


桜井線

踏み切りから西を望むと、何だか良い感じのホームが見えました。
桜井線の畝傍駅みたいですね・・行ってみましょうか。


下ツ道

下ツ道はまだ続いていますが、駅に向かうため、ここで引き返しました。


テイクアウト専門

踏み切りの角にあった魚屋?、営業してるのか否か、分かりませんでした。
うなぎ、テイクアウト専門なんだろうけど、旨そうな店構え?だなあ。


畝傍駅

広めの駅前広場は、三井不動産が管理する、賃貸しの駐車場になってます。
この3段の石段の上には、何の建物があったのかしら・・郵便局?


駅舎

昭和15年、昭和天皇の橿原神宮行幸のために作られた駅、だそうです。
昭和15年って皇紀2600年、記念行事が数多行われた年ですね。
普段は非公開ですが、皇室用の貴賓室もあるそうですよ。


歴史を感じる

歴史を感じる摩耗した石材、金かかってるんでしょうねえ。


内部

駅舎内部、奈良の大仏殿みたいな、ツルツルな石床が印象的でした。


謎の空間

壁のない謎の空間、チッキの荷物捌き場だったのでしょうか。
チッキなんて、若い人は知らないだろうなぁ~


無人駅

現在は無人駅で、自販機型券売機と簡易カードタッチ機のみ。
ホームへ上がる階段は、手すりを含めて立派なものでした。


駅名標

隣の駅は香久山駅、残念ながら耳成山駅だけありません。


ホーム上屋

踏み切りから見えたホーム上屋、こちらもオール木造でいいわ、萌え~


奈良行き

奈良行きの普通電車が入線、これは最新型の電車ですね。
さっきの、元新快速の電車が良かったなあ。


遮断機が上がり・・

遮断機が上がって、人や車が一斉に通りすぎる風景って、好き。

全くのノーマーク、偶然、こんな素敵な駅に来られましたよ。
やっぱり、早起きは三文の徳、ですねぇ~ (^^)


春日神社

駅前の春日神社をお参りしてから、そろそろ宿へ戻ることにします。


路地

こんな路地に迷い込んだりしながら・・


八木札の辻

宿の前まで帰り着きました。(つづく)


紀勢本線残り半分旅~その9 朝メシ前に耳成山へ

翌朝は5時に起床、6時に宿を抜け出して、耳成山に登りました。
やっぱり朝は気持ちいい~少し寒いけど、歩いてたら温まるでしょう。

朝6時

宿の前の道を北へ、なんか歴史のありそうな道だなぁ~って。
後で分かったことですが、ホントに歴史のある道でしたよ。


近鉄線を越えて

すぐに、近鉄大阪線の踏み切りを渡ります・・名古屋方向を向いてます。


見えてきた

東へ向きを変えると、正面に耳成山が見えてきました。


登山中

いくつか登山道があるみたいですが、ここは西側から取り付きます。


三角点

15分くらいで山頂へ到着、標高140メートル程ですからね、朝メシ前。


ちょっと展望

三角点のある場所は全く展望がなくて、少し下った所からわずかな展望。
写っていたファミマから方角を特定、天香久山方向だと思われます。


山口神社

9合目くらいの所にある、耳成山口(みみなしやまぐち)神社に参拝。


古池

南側に下りると、池に面した公園があって、水面に映る桜がきれいでした。


横大路

この道は昨日、宿へ行く時に通った、夕日を撮った場所へ続く道です。
3月の末に、真正面に夕日ということは、ほぼ東西に通ってますね。


3丁目

横大路という古代の官道で、近世では伊勢詣の道として賑わったとか。
大和朝倉付近から二上山の麓まで、奈良盆地を東西に貫く道です。


車多い

狭い道なんですが、大和八木駅方面への抜け道になってるみたい、車多い。


格子

彫刻刀で削ったような窓の格子、1本1本手で削ったのかしら。
黒い色は、どうやって付けたのかしら、焼板には見えなけど。


左に曲がる

赤いポストを右に曲がると宿ですが、まだ時間がある・・左へ行ってみます。


下ツ道

朝イチに気になっていた、歴史のありそうな道、を、宿とは反対へ進みます。
横大路とは直角に交わっていますから、こちらは南北に貫く道ですね。

下ツ道(しもつみち)という、こちらも古代の道、北は平城京、朱雀大路へ、
南は飛鳥へ続く、平城京と藤原京を結ぶ、大和三道の1つだそうです。
当時の道幅は、なんと20メートル以上もあったそうですよ。

いや~勉強になりましたわ・・・早起きは三文の徳、ですねえ。


新快速?

踏み切りが鳴って、JRの電車(新快速?)が通過しました。
あそこまで行ってみます。(つづく)


おおかみこどもの花の家

剱岳を眺めに、山登りに行きました。

ハゲ山

上市町に鎮座まします、その名もハゲ山(標高465メートル)に登頂。
スタート地点の標高が300メートル、登山って言うの憚られますが。


剱岳

初夏の候、空気が真っ白で、ぼんやり剱でした・・時間的に逆光だし。


東種集落

東種(ひがしたね)の集落、富山のローカル天気予報では、良く聞く地名です。
分かりにくい(分からん!)と思いますが、アメダス測候所が写ってます。
こんな所ですから、富山市内より、低めな気温を記録しちゃいます。


花の家

剱岳はダメでしたが、帰りに寄ったココが良かった。


古い農家

森の中にある、築140年の古い民家、おおかみこどもの花の家です。

元々、みんなの家として開放されていた所、細田守監督の目に止まり、
映画「おおかみこどもの雨と雪」の、花の家のモデルになったそうです。


重厚

大きくて重厚な木造家屋は、映画のまんま(当たり前ですね)でした。


玄関

入り口のボックスに寸志を投入して、内部を見学させて頂きました。
暑い日でしたが、室内はひんやりしてて、一気に汗が引いたわ。


広間

建坪どのくらいあるのか、大きな家、広縁が素敵でした。


グッズ

この日はスタッフ不在、グッズ売り場は無人販売中、金庫と電卓、セルフレジ。
カメラ監視中、玄関の施錠とか、遠隔で管理してるみたいで、ハイテクです。


メロンソーダ

グッズは要らないけど、冷えたオリジナルメロンソーダ、200円でした。
色がいいね、懐かしい感じのお味、喉も渇いていたので美味しかった。


昔ガラス

広縁に座ってメロンソーダ、窓ガラスが昔ガラスで、風景が歪んで見えた。


世界各国

映画は海外でも公開されてて、外国人も多く訪れているみたいです。
日本のアニメって、こんなに人気があるのですねえ。


雨と雪の机

子供部屋の、雨と雪の机かな、ちょっと新し過ぎるけど。


来場者ノート

訪問者ノートなどを眺めながら、静かな、ゆっくりとした時間を過ごせました。

日石寺から、クマさんの出る林道を徒歩40分、車で来ても駐車場は無し。
アクセスに難ありですが、また来たいなあ・・次はお弁当持ってね。


紀勢本線残り半分旅~その8 大和八木のビジネス観光ホテル

今夜の宿がある大和八木に戻るため、飛鳥駅のホームで電車を待っています。

何だっけ

吉野方面からやって来た電車、青のシンフォニーという観光特急だそう。
プラス730円で乗れるそうだけど、橿原神宮前駅までは僅か4分。
さすがに勿体ないので、コレに乗るのは止めておきます。


吉野行き特急

吉野行きの特急、たった2両って、さびしいですねえ。


立体交差

再び橿原神宮前で橿原線に乗り換えて、3駅乗って大和八木に着きました。
大和八木駅は、橿原線と大阪線が交わる立体交差駅、昔の折尾駅みたい。


南口

間違って北口に出ちゃったけど、こっち(南口)が正解でした。


バスのりば

明日のバスのりばを確認、ちゃんと「新宮」行きのりばがありました。


奈良交通八木旅行センター

奈良交通八木旅行センター(きっぷ売り場)の営業時間は、朝10時から。
9時15分発のバスに乗りますから、きっぷは今日買っておきました。
後日判明、新宮行きの発車時刻に合わせて、ちょこっと窓口開けてくれるそうです


展望フロア

良い時間帯になったので、橿原市役所(分館)の展望台へ登りましたが、
急に曇ってきてグレーの空に、夕日は望めそうにありませんねえ。


耳成山

東側に見えるあの丘は耳成山、明日の朝、早起きして登ってやりますよ。
あとの2山は良く分からんかったけど、大和三山全て見えるそうです。


葛城山?

葛城山ってガラスに貼ってあるけど、あれは二上山じゃないのかなあ。
葛城山はもっと左のはず、ざっくり葛城山系ってことかしら。


遅い!

買い出しを終えて、宿へ向かって歩いていると・・空がオレンジ色やん。
タイミングが悪いなぁ、展望台からこの光景を見たかったです。


八木の町並み

大和八木の古い町並みと、部活を終えた中学生かしら、何かいいなあ~


鯖めはり寿司

お風呂(いい風呂でした)を頂いた後、部屋でまったり夕飯タイムです。
大和八木駅の売店で買った寿し、おばちゃんの愛嬌が良くてね。
めはり寿司っぽいけど、わさび葉寿しだって、辛味は無し。
美味しかった、けど、やっぱり奈良なんで柿の葉にすべきだったな


肴

アテが足らなかったので、何故かリュックの中にあったホテイを開缶。
焼き鳥缶は数々あれど、やっぱりコレがイチバン旨いですよねえ。
しぞぉーか県民のみなさん、美味しい缶詰ありがとうございます m(__)m


メッセージ

ビジネス観光ホテルって、建物は現代風だけど、きっと昔からの商人宿。
スタッフの手書きメッセージ、こんなのが嬉しいですよねえ。
気持ちよく過ごせた、とても良いお宿でしたわ。(つづく)


プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

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