お久しぶりの東都旅行～その１６ 前玉神社

一旦公園を出て神社に行く。



前玉（さきたま）神社。本殿は浅間塚という円墳の上に鎮座。
祭神は前玉彦命、前玉比売命。出雲系の神様だそう。



浅間塚というくらいだから、末社に木花咲耶姫が奉られている。



この神社の名前が「埼玉」の語源になった・・・と、
前玉神社の説明板に書かれてあった。

延喜式にも載る古社だが、本殿は小ぢんまりとして村社のようだ。



江戸時代に富士講が盛んになった頃、
富士塚に改造されちゃったんじゃなかろうか。なんかそんな風に思った。

大正時代の登山記念碑が建っていた。



前玉神社の一の鳥居横にお菓子屋があって、古墳最中の幟が立っていた。
先を急いでいたので立ち寄らなかった。



後で調べてみたけど、前方後円墳型最中ではないようだった。（つづく）

お久しぶりの東都旅行～その１５ さきたま古墳公園

これから、さきたま古墳公園に行く。
今回の旅行のメーンエベントと言っても良い。非常に楽しみだ。

  

行田駅東口からコミュニティバスに乗る。バスの時間は調べてある。
東口に出ると日野ポンチョが停まっていた。これに乗ればいいみたい。



オトーサンが乗車すると、すぐにポンチョは発車した。
やや粗い運転手さんだった。つり革にしがみ付く。



新幹線の下を通って、国道１７号線を横断。
１５分くらいポンチョに揺られて、埼玉古墳公園前に着いた。



歩こう会？の爺様一行と一緒に下車。
古墳見学の前に、はにわの館という、埴輪作り体験施設に行く。

はにわの館で、行田市が観光客向けに、自転車の貸し出しをしている。
なんと無料。市内数ヶ所で乗り捨ても出来る。ありがたい。



無料自転車をお借りして、埼玉古墳から行田市内を観光する。
はにわの館で手続きをして、借り受けたママチャリに乗って出発。

さきたま古墳公園内には、大きなものだけでも９つの古墳がある。
広大な公園なのだ。自転車で楽をしようという魂胆。



公園の中を県道が東西に貫いている。
メインは後に残しておいて、先ず県道南側の古墳をやっつける。



▲瓦塚古墳、全長７３メートルの前方後円墳。
二重の堀に囲まれている。造り出し付き。

 

▲鉄砲山古墳、忍藩の角場があったから「鉄砲山」なんだそう。
全長１０９メートルの前方後円墳。三重の堀で囲まれている。
三重の堀を持つ古墳は、全国的にも珍しいそうだ。

 

▲奥の山古墳、全長７０メートルの前方後円墳。

 

▲中の山古墳、全長７９メートルの前方後円墳。
公園の端にある。隣は民家。

発掘調査で須恵器に似た土器が出たそうだ。
類似の土器は九州北部でしか出ていない。（つづく）

お久しぶりの東都旅行～その１４ 二階建てグリーン車

行田駅までの乗車時間は１時間だけど、奮発してグリーン車に乗ってみる。
普通電車にグリーン車が付いているのが、田舎者には珍しいのだ。



ホーム上の券売機でグリーン券が買える。
はずだったが、ホーム上券売機はＳｕｉｃａのみ対応。
Ｓｕｉｃａ自体がグリーン券になるんだった・・忘れとったぁ

Ｓｕｉｃａを持ってこなかったオトーサンは、ホーム上では買えない。
グリーン券を買うには、一旦改札の外に出なければならなかった。

駅員さんに説明して、改札を出してもらった。



公園口の券売機で無事グリーン券を購入。
急いでホームに戻る。低い梁に頭をぶつけそうになる。

なんとか間に合って高崎行きに乗車。当然２階席へ行く。



左側に座りたかったけれど、右側しか空いていなかった。
右側座席は日当たりが良過ぎて眩しい。



尾久車両基地を通過。見慣れない電車が止まっている。
きっと左側座席からなら良く見えるんだろう。



荒川を渡って埼玉県に入る。



大宮駅を出ると、鉄道博物館の屋外展示車両がチラッと見えた。
きっと左側座席からなら良く見えるんだろう。

 

左側座席のおばさんは、上野駅からずっと寝ている。恨めしいなあ。

  

車窓の風景が、だんだん田舎になってきた。
８時５６分、行田駅に到着。（つづく）

焼肉忘年会

焼肉食い放題な忘年会！
オッサン達にはクリスマスなど関係なしですわ。

とりあえずビールでカンパイ！

 

制限時間は９０分、モタモタしている暇はありません。これは戦いです。
スタート直後の大量発注、テーブルの上は肉だらけ、壮観です。

 

とにかく、肉を食らいます。

 

落ち着いたのでキムチも食います。
ごはんが欲しくなりますが、ガマンします・・・肉が入らなくなる。

 

サイドメニューのカキフライも発注。
熱々ジューシーで旨かった。



ペースが落ちてきた・・・大根サラダで中和。

 

ラストオーダーまで残り１５分、ラストスパート！

   

ラストオーダーまで残り３分、ドリンクとデザートを発注。



試合終了。若い頃はもっと食えたのになあ。　
今日は「引き分け」ということにしておきます。　・・・ほんとは店側の勝ちですね。

お腹いっぱい、ごちそうさまでした。

お久しぶりの東都旅行～その１３ 上野駅の春菊天そば

再び上野駅。
昨夜と違って明るい印象。昼間だから当然か。

 

ＳＵＧＯＣＡで入場。ずらっと並んだ電光掲示板に、田舎者は圧倒される。

乗るべき電車のホームを確認、エスカレーターで６番ホームに上がる。



朝メシはキヨスクでパンでも買って、車内で食おうと思っていたけど、
隣のホームに立ち食いそば屋を発見。あそこで朝メシにしよう。



７・８番ホームに移動。立ち食いそば屋に入店。
うどんもあったが、関東に敬意を表してそばにする。

春菊天そばを発注。春菊の入ったかき揚げが乗っている。
春菊天なんて、九州じゃ見ないな。



期待していた？ほど真っ黒ではなくて、出汁も効いていて普通に旨い。
九州よりは辛めだけど、許容範囲内だ。満足な朝メシだった。（つづく）

お久しぶりの東都旅行～その１２ 摺鉢山古墳

銀座線で浅草から３つ目、上野駅に到着。
スロープを登って地上に出た。



後の行程から逆算して、７時５７分発の高崎行きに乗れば良い。
現在時刻は７時少し過ぎ。時間があるので、上野公園へ行く。



京成上野駅前を通り過ぎ、不忍池の畔に出た。



湖面は蓮の葉で覆われている。
池の向こうにはタワーマンションなんかが見える。



セントラルパークみたい。行ったことはないけど。



おばちゃん達が朝のラジオ体操をしている。
弁天島には上陸しない。精養軒の横を通るだけ。

 

精養軒は老舗の高級フランス料理店。
ランチでカレーくらいなら、オトーサンにも何とかなるかなあ。



上野のお山に登る。オトーサンの目的地は古墳。
ここもかつて古墳地帯だったそうで、今も１つだけ残っている。



地図を見ながらウロウロ、摺鉢山古墳を発見。墳丘の上に登る。
墳丘上は広場になっていて、女子高生とオッサンがいた。ちょっと犯罪の臭いがした。



前方後円墳らしいが、前方部は良く分からなかった。
そろそろ上野駅に戻る。



銀杏の木が多くあって、地面に銀杏がいっぱい転がっている。当然臭い。
踏んづけないように気をつけて歩く。



上野公園の西郷さん。
鹿児島の西郷さんとは違って、いなかっぺ大将みたいだ。（つづく）

焼き鳥忘年会

Ｋちゃんと忘年会・・・焼き鳥屋へ行きました。

 

豚バラ塩からスタート！瓶ビールでカンパイ！！

 

まさかトランプさんが勝つとは思わなかったねぇ～みたいな話題とか、

 

あれはプリウスの誤動作なんじゃないのかなぁ～みたいな話題とか。

 

とんこつラーメンで〆ましょう。
福岡人はラーメンを注文するとき、必ず麺の硬さを指定します。

オトーサンは「硬麺で」と注文します。
素人が「カタ」とか「バリカタ」とか叫ぶのは野暮っぽい、止めておいた方が無難です。

 

ほんとは喫茶店が良かったけど、遅くまで開いてる喫茶店ってないですね。
ファミレスでコーヒー飲んでお開きとしました。

お久しぶりの東都旅行～その１１ 銀座線浅草駅

仲見世通りを戻って雷門を潜る。

 

吾妻橋の袂へ。
隅田川を挟んでスカイツリーと、アサヒビールの黄金のウンコが見えた。

 

隅田川の遊歩道。朝日が気持ちいい。
水色のアーチ橋は駒形橋。



街路灯に毛が生えている。鳩のフン対策かな。

 

地下鉄に乗って上野へ行く。
立派な東武浅草駅入口の前に、ボロっちい地下鉄入口があった。

 

本当にここで良いのかと思いながら階段を降りる。
地下には不思議な空間が広がっていた。

配管むき出しの低い天井、居酒屋、定食屋、カット７００円の散髪屋・・・
ここは浅草地下街、日本最古の地下街だそう。

 

朝早いので、どの店も開いてなかった。
開いていたら、ここで何か食ってみたかった。

日本最古の地下街を抜けて銀座線浅草駅。
昭和２年開業、日本最古の地下鉄駅だ。

 

ＳＵＧＯＣＡで入場。これ１枚で用が足りるようになったので、
Ｓｕｉｃａは持って来なかった。後で失敗に気づく。

銀座線は新しい電車になっていた。
車体の色はレモンイエロー。



同じ黄色でも、あの黄色とは随分印象が違う。
明るくてきれい。黄色い地下鉄って、なかなかいいな。（つづく）

お久しぶりの東都旅行～その１０ 浅草寺

地上に出るとドンキホーテの横だった。
早朝過ぎて人っ子一人いない。伝法院方向へ歩く。

浅草園芸ホール。ここで漫才なんか見るのも一興だろうな。

六区通りの街路灯には、浅草縁の？芸人さん達の行燈。

 

今気づいたけど、ロック座って「六区」なんだな。

伝法院通り。屋根の上にねずみ小僧がいた。

伝法院は浅草寺の本院。小堀遠州の庭園があるそうだ・・・ブラタモリで見た。
伝法院は一般には非公開。



左に折れて仲見世通り。
テレビなんかでよく見る所だけど、まだどの店も開いてない。



途中から参道に入ったので、雷門は後回しになった。
宝蔵門を潜って浅草寺の境内へ。

観光客には見えない大勢が屯している。
本堂が６時半に開くのを待っている人達だった。

  

本堂の隣に浅草神社が鎮座。浅草神社の通称は「三社様」で、
浅草三社祭りとは、この神社のお祭だ。現在は浅草寺とは別法人。



全く予習をしていなかったので復習する。
隅田川の漁師が網に観音様を引っ掛けたのが始まり。

６４５年、勝海上人が開基、ここに観音堂を建てた。
６４５年って、あのタイカノカイシンと同じ年だ。

明治２年、境内の片隅から、古墳時代の石棺が出土したそうだ。
ここは大昔からそんな場所だったのだろう。



和歌山加太の淡島神社から勧請された淡島堂、
湘南江の島神社から勧請された弁天堂などもあったみたい。



・・・やはり予習はしとかないといかんなあ。（つづく）

湯川山

午後から時間が空きました。
天気が良いので、ガンバって山登り。

 

登山道は展望もなく、この時季は色もなく、退屈な登り。デトックスに徹します。
昨夜のスーパードライ、黒霧ロック、酎ライムなんかが噴き出します。

 

１時間ほどで山頂に到着。
山頂標がきれいになっていました。

 

山頂からの展望は、木々に囲まれてイマイチです。
唯一開けている北側、目の前に地島が見えます。

あのネコちゃん元気でしょうか。

 

今日は海の正倉院、沖ノ島もまあまあハッキリ見えます。

 

パラグライダーの発航場に行ってみます。
ここからは東側が望めます。

 

眼下に弧を描く三里松原、広大な砂丘地帯です。

 

遠賀川河口の町、芦屋の町並み。
遠くに関門橋の主塔が見えてます。分かりますか？

 

手前から遠見ヶ鼻、細長い藍島、藍島の手前に白州灯台、遠景は本州です。
藍島を出て小倉に向かう、こくら丸も写ってます。



帰りに見つけた気持ち悪いヤツ。８本脚なので蜘蛛の仲間でしょうか。
宮崎アニメに登場しそう。歩き方がまた気持ち悪かったぁ。

お久しぶりの東都旅行～その９ 浅草へ

２日目。５時に目が覚めた。

５時半頃になると、東の空がオレンジ色になってきた。
九州より３０分くらい夜明けが早い。



今日は午後から某所で所用がある。それまでは自由時間。
埼玉県に行く。行田に是非行ってみたい所があった。

ホテルを出て南千住駅まで歩く。
昨日とは大違いで今日は非常に寒い。北風が吹いている。

 

駅までの途中に「泪橋」という交差点があった。
敗者は泪橋を渡ってドヤ街へ落ちて行く・・・「あしたのジョー」で登場した所。

 

ＪＲ貨物駅を陸橋で渡る。
隅田川駅、昨夜は暗くて良く見えなかったけど、大きな貨物駅だ。

 

静音型の機関車が貨車の入換をやっていた。

 

南千住駅のの西口には、松尾芭蕉の銅像が建っていた。
「奥の細道」のスタート地点が南千住だったらしい。



南千住駅には常磐線、日比谷線、つくばエキスプレスが乗り入れている。
早く出発できたので、上野に出る前に浅草に寄ってみることにした。

 

つくばエクスプレスに乗車して１駅で浅草。地上に出る。（つづく）

高塔山の展望台

空気が澄んできたので、夜景を見に行ってきました・・・独りで。

展望台には次々とアベックがやって来ます。
彼女と彼は、だいたい同じような反応をして、２～３分で戻って行きます。



オトーサンがいなかったら、もっといろんなことやっちゃったりするんでしょう。
すんませんね、オッサンがお邪魔をして。

 

１時間ほど粘りましたが、なかなか思うように写りませんわ。
寒かったあ。

 

風景は良かったですよ、街の灯りは乏しいですが・・
遠くに関門橋や、海峡ゆめタワーも見えました。

お久しぶりの東都旅行～その８ 南千住泊

南千住に行くには、上野駅から日比谷線に乗れば良い。
せっかくなので上野駅もちょっと見学。



実は上野駅に来るのは初めて。
あの「３丁目の夕日」に出てきた上野駅と同じだった。



井沢八郎「あゝ上野駅」の歌碑があった。
おじちゃんが何故か、マドロスポーズで説明版を見ていた。
・・・工藤夕貴ちゃん、好きだったなあ。



駅の内部は多分きれいに改修されている。
鉄骨むき出しの天井がカッコ良かった。



天井の低い地下道を通って、地下鉄日比谷線乗り場へ。
地下鉄のホームも天井低いな。



北千住行きの電車に乗る。南千住駅で下車。
日比谷線南千住駅は、地下鉄なのに高架駅だった。



階段を降りて地上へ。ＪＲ貨物駅の線路を跨ぐ陸橋を渡る。

途中コンビニに寄って、南千住駅から５分くらいでホテルに到着。
１泊３５００円の安ホテル。

南千住のこの辺りは、大阪で言うと西成みたいな所らしい。
所謂ドヤ街。吉原も近い。

３畳くらいの個室、当然バス・トイレは別、西成の某ホテルにそっくりだ。
室内はきれいだし、蒲団はフカフカ。何の問題もない。快適。



トイレに行く廊下の窓から、青いスカイツリーが見えた。（つづく）

お久しぶりの東都旅行～その７ アメヤ横丁

気合いを入れて先に進む。
外国人多し。店員さんも外国人多し。

千円でベロベロに酔える、所謂「せんべろ」エリア。
２～３ヵ所、目星をつけていた店もあったが、どの店も満員。

田舎者お上りさんには、なんだか敷居が高いなあ。

  

比較的空いていた立ち飲み店に、勇気を出して入ってみる。



生ビールとなめろうを発注。特別旨くもないし、そんなに安くもない。
千円でベロベロにはなれないみたい。ビール１杯で店を出た。



有名な肉屋のコロッケを１つ食ってみた。・・・名物に旨い物なし。
不味くはないけど、特別どうということもなかった。
あのコロッケよりは旨かった。

 

センタービルの前に出た。ここ「あまちゃん」で出た所だな。



なんとなく歩いていたら、上野駅まで来てしまった。逆戻り。



昭和レトロなカレー屋があった。
メニューを見ると、カツカレーがワンコイン。



この店でカツカレーを食うことにした。
店内も期待通りのレトロ感。そこそこ繁盛している。

券売機で食券を購入。店員に渡すと、すぐにカツカレーが提供された。
らっきょうと福神漬と緑色のヤツは取り放題。



ワンコイン納得なカツカレーだった。
夕メシ終了。よく考えたら、今日の昼もカレー食ってた。（つづく）

お久しぶりの東都旅行～その６ 湯島天神

蔵前橋通りを横断。

この辺りが東京の右半分、湯島辺り。
あのホワイトレインボーは、この辺りにあるはずだ。



ホワイトレインボーを探しつつ、湯島天満宮を目指す。

古い町並みをゆっくり歩く。東側が崖になっている。
ブラタモリ風に言うと「海食崖」だ。



金型年金会館の向いに湯島天満宮があった。
神田神社に比べたら地味な造りだけど、こちらも立派な社殿だ。



湯島天神の祭神は手力雄命（たじからおのみこと）と菅原ちゃん。
手力雄命を奉る神社に、菅原ちゃんが後から乗っかったようだ。



ども、九州から来ました。とお参り。

 

裏参道、夫婦坂から湯島天神を出る。
出た所が天神下の交差点。周囲は怪しげなホテルが並んでいる。

   

春日通りという大通りを、御徒町方向に歩く。
もうすっかり暮れてしまった。



山手線のガードまで来た。アメ横に入る。すごい人。
ベタだけど、お祭りでもやってるのかと思った。



田舎者お上りさんは、完全に圧倒されている。
東京ってやっぱりすごいなあ。（つづく）