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島根コケッコー紀行~その9 大田市内泊

益田、浜田、大田の3市を合わせて、「石見三田」と呼ばれている。

島根県の県庁所在地は松江市だが、松江は県の東端にある。
石見三田は松江より、山口や広島との結びつきの方が強いようだ。

大田市駅

石見三田の中で大田(おおだ)は一番小さな町だ。高層の建物は少ない。
予約してあった8階建てのビジネスホテルは、すぐに見つかった。

駅前通り

ホテルの前を通過して、そのまま買い出しに行く。
駅前に2階建てのショッピングセンターがあった。

ファミリーデパート・パルが見える

ファミリーデパート・パルで夕飯を購入することにした。
食料品売場で惣菜類を物色する。どうも値段が高いなあ。

おむすび弁当、カップ麺、缶ビールを購入。チェックイン。

三瓶山  

部屋の窓から三瓶山が見えた。
寂しい晩餐の後、明日の予習をして、寝てしまう。

予習中

4時に目が覚めた。窓の外はまだ真っ暗だが、天気は良さそう。

ナショナル坊や 

空が薄明るくなってきた。5時半に部屋を出る。
大田市内を早朝散歩。Tシャツ1枚では寒いくらい。気持ちいい。

三瓶川

三瓶川を渡り、鶴岡八幡宮へ行く。
名前の通り、鎌倉時代に鶴岡八幡宮から勧請された神社。

鶴岡八幡宮

ここの住所は「諏訪」
応仁天皇、神功皇后、武内宿禰の次に、ちゃんと建御名方が奉られていた。

境内に小さな六角堂があって、その中には「鉄塔」が納められているらしい。
鉄塔とは高さ1.8メートル程の円筒形、中に経文を納めるものらしい。

六角堂

この鉄塔、なんと源頼朝が寄進したものだとか。
なるほどそれで大田八幡宮ではなく、鶴岡八幡宮なのだろうと思った。

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魚見山展望台

芦屋町某所でランチ(ハズレだったので載せません)後、ちょっとさんぽ。

荒れてます 

北風の強い日で、海は荒れ気味でした。

愛の金 

ハマユウ群生地の近く、ここにも恋人の聖地が出来てました。ゼーキンの無駄遣いだ。

地島方向 

国民宿舎の近くに展望台があります。ちょっと登ってみました。
ここには初めて来ましたが、なかなか良い展望です。風が冷たかった。

遠賀川河口と芦屋千軒 

遠賀川の河口部に架かる、なみかけ大橋と芦屋の町並み。

芦屋漁港と海水浴場 

新しい芦屋漁港の向こうには、海水浴場が続いています。
この港が出来てから堆砂が酷くなったみたいです。

遠景は宗像四塚連峰(宗像アルプス)の山々です。

航空自衛隊芦屋基地 

ズームすると、芦屋基地のT4練習機が見えました。
今日は強風のためか、T4は飛んでいませんでした。

柏原漁港 

眼下には千畳敷っぽい海岸。天気が良ければ、もっときれいだと思います。

イソヒヨドリ 

海岸の遊歩道を歩いていると、イソヒヨドリを発見。もっとズームが欲しい・・
オトーサンが撮り終えるまで、じっとしていてくれました。

白島石油備蓄基地

響灘に浮かぶ白島。石油備蓄基地の巨大タンクが見えます。
行ってみたいけど、一般人は上陸禁止みたいです。

島根コケッコー紀行~その8 五十猛神社とか

国道9号線に戻って北上。
今日は大田市(おおだし)に泊まる予定。

コケッコーから脱線して、ちょっと寄り道する。
国道から少し外れて、山陰線五十猛(いそたけ)駅前に到着。

五十猛駅 

ホームは築堤の上にある。駅舎はない。
築堤の横に空いた通路を通って、島式ホームに上がる構造。

出雲市行き

ちょうど出雲市行きの普通列車が到着。高校生が数人降りてきた。

日本書紀によると、ヤマタノオロチを退治したスサノオは、
イソタケル等子供達を連れて、この辺りにやって来たことになっている。

逢浜(おうはま) 

逢浜川を遡って五十猛神社に行く。
五十猛神社は砂丘の上に鎮座。社殿は南向き、海を背にしている。

五十猛神社 

五十猛神社の祭神は、イソタケル3兄姉と応神天皇。
応神天皇が奉られていることから、八幡社にされそうになったのかも。
でも、さすがにイソタケルの地元、八幡化は叶わなかったのだろう。

再び国道9号線に戻って更に北上。夕方前に大田市に着いてしまった。
チェックインには早い。大田市街を通り越して久手駅に行ってみる。

久手駅 

久手駅の駅舎は、大正4年生まれも木造。いい感じ。

誰もいない待合室でぼーっとする。

掛戸松島 

その後、苅田神社、掛戸松島などを見学。
良い時間になったので、予約してある宿に向かった。(つづく)

島根コケッコー紀行~その7 木村駅と琴ヶ浜

山陰線、馬路(まじ)駅に行く。国道から坂を下り踏切を渡る。

馬路駅は「天然コケッコー」の劇中、木村駅として登場。
鳴き砂で有名な琴ヶ浜の最寄り駅である。もちろん無人駅。

馬路駅

駅のホームから、民家の屋根越しに琴ヶ浜が見える。黒瓦の民家が多い。

瓦越しの琴ヶ浜 

出雲方面から単行の普通列車が到着。数名の乗客が降りて来た。

おじちゃん

列車から降りたおじちゃんが、当たり前のように線路上を歩いて行く。

スーパーおき 

反対側から鳥取行き特急列車が通過。

馬路の町 

駅から歩いて琴ヶ浜へ行ってみる。天気は回復。日差しが眩しい。

浜へ出る 

民家の間の小径を降りると浜に出た。風が強い。

鳴かない・・ 

今はもう秋、誰もいない。
砂の上を歩いてみる。鳴かない。条件が整わないと鳴かないようだ。

青空方面 

「砂時計」という映画で、同じく夏帆ちゃんが、この海岸を歩いている。
そう言えば、あの人達もこの海岸を歩いていた。

荒れてる 

壇ノ浦の戦いで破れた平家の姫が、この浜に流れ着いた。
村人の手厚い介抱で、姫は命を取り留めることができた。

お礼に姫は、毎日琴を奏で村人達をなぐさめた。
やがて姫はこの地で独り命尽きるのだけれど、その時から浜が鳴くようになったとか。

琴姫の碑 

琴姫が葬られたと言い伝えられた場所を発掘すると、本当に骨壷が出て来たらしい。
骨壷は現在、浜の中央に作られた墓所「琴姫の碑」に納められているそうだ。

馬路駅を後に坂道を上り、国道9号線に戻った。(つづく)

皿倉山ランチ

皿倉山頂からの展望を楽しみましょう。
北九州工業地帯と、深く入り込んだ洞海湾が見えます。

洞海湾 

昆虫碑なるものが建っています。
ここで発見された新種のカミキリムシを記念?してるみたいです。

昆虫碑 

展望台に行ってみましょう。

展望台 

西の方角、帆柱山の向こうに遠賀川が見えます。
遠賀川の河口部に芦屋町があります。

帆柱山と遠賀川  

眼下には花尾山、戦国時代の山城の跡です。

花尾山 

東側に目をやると、洞海湾に架かる若戸大橋とか

若戸大橋 

遠くには彦島と関門海峡が見えますね。

彦島、関門海峡、関門橋 

皿倉山は「新日本三大夜景」の1つとして売り出し中みたいです。
オトーサンも若い頃、夜景を見に来たことがあります。誰と来たかは秘密です。

新日本三大夜景 

山頂から東へ少し下った所に、丸い小さな展望台が見えます。
天空ドームと言うんだそうで、南京錠スポットみたいです。

天空ドーム 

展望台の下は休憩所になっていて、中に食堂がありました。
お腹が空いていたので、どうなんだろうと思いながらも入店。

山頂レストラン 

日替わりのランチ(980円)を発注。
ハンバーグ、マカロニサラダ、春巻、ポテトグラタンとライス。

プレートランチ 

全体的にしっかりした味付け、登山客にはちょうと良い。
ケーブルカーで登った人には、もう少し薄味でいいかな。

このお値段で、山の上で、暖かいゴハンが食べられるなら納得でした。
あと、スープか味噌汁があったら良かったけど。

アジサイ

山頂付近をブラブラ。みんな芽吹いてますねえ。
路上にはツバキの花がいっぱい落ちてました。

ツバキ 

帰りは別コースを歩いて、花尾城跡にも寄ってみました。

井戸 

宇都宮氏族、麻生氏のお城があった所です。
所々に石垣や土塁、大きな井戸もありました。

花尾山から望む皿倉山

花尾東登山口に帰着。
トータル4時間くらい歩きました。良い運動になりました。

皿倉山登山

天気も良くてポカポカ暖かい日でした。
野暮な用事はささっとやっつけて、山登りに行きました。

皿倉山(中央)と権現山(右)  

北九州市八幡東区、皿倉山へ登ります。
花尾東登山口からスタート。

根っこ

気持ちいい自然林の中を登って行きます。
本当に空気が美味しい。

スダジイの巨木

スダジイの巨木がありました。枝振り(幹振り?)がカッコいい。

オトーサンが生まれるずっと前からここにいて、
オトーサンが死んだ後も、ずっとここにいるんだろうな
・・・などと考えながら歩きました。

シロダモに抱き着くマメヅタ  

気温は20度近くあるでしょうか。
昨夜のビール等が汗となって噴き出します。

野鳥

やがて皇后杉の森に差し掛かります。

皇后杉

樹齢数百年の大杉が、ニョキニョキ生えてます。
こんな写真じゃ伝わらないなあ・・

皇后杉の森 

神功皇后が征西(三韓征伐?)の折、この杉を伐って戦艦の帆柱にしたとか。

樹齢400年  

キャンプ場の横を進んで行くと、車道に飛び出しました。
ここが皿倉山と権現山の鞍部、皿倉平(さらくらだいら)です。

皿倉平 

皿倉山頂のアンテナ群が見えます。

ビジターセンター

ビジターセンターの前を通り、遊歩道を登る。もう少しで山頂です。

到着! 

皿倉山(622メートル)の山頂に到着しました。(ランチ編につづく)

島根コケッコー紀行~その6 浅利海水浴場

国道9号を北上。浜田市街を抜ける頃から、また土砂降りになる。
さっきまでピーカンに晴れていたのに・・・今日は朝からどうもこんな天候である。

土砂降り

砂丘地帯の中の快適な道を行く。
沿道には黒松。海は見えないが、近いことは分かる。

前方に大きな斜張橋が見えてきた。
海浜公園と「しまね海洋館アクアス」を結ぶ、国道を跨ぐ歩道橋である。

アクアスの歩道橋  

アクアスは、ソフトバンクのCM「島根のおじ様」で一躍全国区になった水族館。

アクアスを過ぎると左手に日本海が見えた。台風の余波で荒れている。
強風で砂が巻き上げられ、道路上に流れてきているのが遠目に分かる。

江の川を渡る

江津の町を通過、江の川を渡る。

浅利トンネルを抜けると、すぐに左に入る脇道があるはずだ。
それらしい道はあったのだけれど、入りきれずに通り過ぎてしまった。

ドライブインからの眺め

ドライブインの駐車場で方向転換。浅利海岸の発電風車群が良く見える。

今度はトンネルの手前で右折。道なりに進むと浅利海水浴場に着いた。

「おおブレネリ」を歌いながら和田の集落を出発したそよ達一行は、
幽霊が出る橋を渡り、廃トンネルを抜けて、山陰線の線路を歩いて海水浴に行った。

シッタカを採った岩場

映画の中では歩いて行ったことになっているが、
和田の集落からここまで、直線距離でも20キロ以上ある。
小学校1年生のさっちゃんが、「おおブレネリ」を歌いながら歩ける距離ではない。

食事中

また土砂降りになった。
セブンイレブンで買った総菜パンを車の中で食う。豪華な昼食。

雨はいくらか小降りになった。車を出て海岸に降りてみる。

大荒れ中

浅利海水浴場は岩場で仕切られた小さな浜が幾つか連なっている。
そよ達が泳いだ砂浜、背景の岩礁や防波堤はそっくりそのままだ。

映画の中では、凪の海と青い空の静かな風景だったが、今日は大荒れ。
さっちゃんがシッタカを採った岩場も、大波で洗われている。

バラック小屋

そよがサンダルの緒を直してもらったバラック小屋を確認。

波の引く間に岩場をすり抜けて、隣の浜へ行ってみる。
波打ち際すれすれに、トタン葺きのバラックが並んでいる。

漁師小屋?

海に向かって大きく間口を開いていて、その中に小船が突っ込んである。
突っ込まれている小船はオンボロで、どうも現役には見えない。

全体的に廃墟っぽい。荒れた日本海と鉛色の空、北原ミレイの世界である。

また土砂降り

さらに2つの岩場をすり抜ける。
身体ごと持って行かれそうな大波が襲ってくる。波の引く一瞬に岩場を通過。

そよ達一行が、線路から海岸へ降りてくる小道の所へ。すぐ上を山陰線が通っている。
グーグルアースでは、それと分かる踏み分けがあったが、夏草が繁っていて分からない。

線路から下りる小路?

多分ここだろうという場所を写真に撮って、来た道を戻る。
波のタイミングを見誤って右足水没。(つづく)

島根コケッコー紀行~その5 森高と、どんちっち神楽時計

国道186号線、石見街道を浜田市街へ行く。

国道9号線バイパスの下に三宮神社があった。寄り道する。

おおまつりあめのいわとひこじんじゃ

正式名称は大祭天石門彦(おおまつりあめのいわとひこ)神社。長すぎる。
石見国の三ノ宮。主祭神は田力男命。天岩戸をこじ開けた力持ちの神様。

殺風景

境内は広いけれど植栽がほとんどなく、
造成されたばかりの土地に、建屋がぽつんと建っているような感じ。

石見国三ノ宮

すぐ右手には足王神社が隣接している。サルタヒコを奉っているようだ。

三宮神社を過ぎると市街地に入る。

島根県立浜田高等学校は野球部が盛んなようで、甲子園に時々顔を出している。
ソフトバンクの和田投手がここの出身。映画の中では森高校として登場する。

浜田高校

裏門から映画に登場した並木道が見える。
不審者に間違われないように(十分に不審者である)、遠慮がちに写真を撮る。

市街地を抜けて浜田駅に行ってみる。
小さな町だ。駅前の商店街は半分程しかシャッターは開いていない。

駅前通り

駅前ロータリーの降車場に、ちょっと駐車して写真を撮る。

浜田駅前には「どんちっち神楽時計」がある。
毎正時になると中から人形がせり出して、歌ったり踊ったりするヤツ。

当然舞うのは石見神楽で、ストーリーはヤマタノオロチである。

どんちっち神楽時計

そよと広海が受検する高校(森高校)の下見に森町(浜田)を訪れたとき、
2人でこの、どんちっち神楽時計を見上げるシーンがあった。

「どんちっち」とは神楽囃子を表す幼児語であるらしい。
時刻は10時を少し過ぎた頃。50分も待てない。どんちっちは諦める。(つづく)

三日月山登山

Kちゃんとちょっと山登り。福岡市東区の三日月山に登りました。
車2台で出発、1台を下山口にデポして、もう1台で登山口まで移動。

新宮町、六所神社近くの登山口からスタートです。良い天気です。ポカポカです。

登山口 

イノシシ駆除中・・体形がそっくりなので、撃たれないように注意して登りましょう。

植林帯 

植林帯の中をおっちら登ります。日頃の不摂生が堪えます。

クスノキ林 

クスノキ林の中に入りました。まだ登ります。

尾根道 

立花山から三日月山に続く稜線に出ました。小さなアップダウンが続きます。

なんの木? 

三日月山頂に到着です。標高272メートルです。
山頂は高齢者の方々でいっぱいです。山ガールはいませんでした。

三日月山 

福岡空港に進入中のB787が見えます。同じくらいの高さかな。

ヤフードーム方向 

海ノ中道と志賀島(しかのしま)方面の展望。やや霞、春霞でしょう。

海ノ中道方向 

おやつは先日買ったキンカンでクエン酸補給です。
相変わらず見事な日の丸写真です。ちょっとは工夫をすれば良いのに。

宮崎たまたま 

天気が良くて気持ちいいのですが、紫外線も多いはず。
お肌へのダメージを考慮、とっとと下山開始。デポしておいた車を回収。

昼メシ 

下山後は軽く焼肉バイキング。
よく見て下さい、ご飯少な目に盛ってるでしょ。
でも、この後、しっかりケーキとアイスを食ってしまった。まあいいか。

島根コケッコー紀行~その4 木村小中学校

雨は上がって日が差してきた。草木に残った雨粒がキラキラ輝く。

線路跡の舗装道路を佐野小学校方面に進む。カーブしたアーチ橋を渡る。
単線の線路跡なので車1台がやっとの道幅。対向車が来たらバックするしかない。

アーチ橋を行く

佐野小学校前を左折。国道186号石見街道へ出る。

次の訪問先は後野町の後野小学校。そよ達が通う木村小中学校である。
木村には子供が7人しかいない。小学校と中学校が同じ校舎なのである。

県道の入り口が分かりにくく、通り過ぎてしまった。Uターンして県道に入る。

後野小学校

浜田市立後野小学校(うしろのしょうがっこう)、全校生徒14人。
周辺に民家は疎らで、何故ここに学校があるのか不思議。

校舎は木造平屋石州瓦葺き。昭和34年生まれ。

観光目的での敷地内立ち入り禁止の表示がある。
映画公開後は、オトーサンのような迷惑な訪問者が、大勢やって来たのだろう。

校門 

今日は月曜日。本当なら昨日、日曜日(学校休み)に訪問する予定だったが、
タイミング悪く、台風が土曜日から日曜日にかけて中国地方を横断。
予定を1日繰り下げたため、月曜日の訪問となってしまった。

フェンス越しに少しだけ覗かせてもらう。
なるほど、映画の中で登場した木村小中学校だった。

木村小中学校

ちょうど体育の授業中、体操服を着た男の子が数人見えた。(づづく)

小森江さんぽ

北九州市門司区、小森江(こもりえ)地区を歩いてきました。
なごり雪(たぶん)の降る寒い日でしたが、頑張って行きましょう。

小森江子供のもり公園

小森江子供のもり公園の駐車場からスタートです。
旧小森江貯水池の水を抜いて、今は公園になっています。

めだか池と取水塔

赤レンガの取水塔がシンボルです。
ここは、あの映画でも登場しましたね。

旧小森江浄水場

子供のもり公園から坂道を下って登る。北風が冷たい。
旧小森江浄水場の隣に、林芙美子の文学碑がありました。

林芙美子文学碑

林芙美子は明治36年、ここから少し離れた、
現在は神戸製鋼(神鋼リードミック)の敷地内で生まれたそうです。
(下関にも生誕地がありますが・・)

関門海峡

眺めの良い場所があったので、関門海峡を展望します。

Morming Chant

大きなカーキャリアが通過。韓国のMorming Chantという船です。
連なる三角屋根は、ニッカウヰスキー門司工場の倉庫です。

巌流島と下関三菱

巌流島の向こうには、下関重工下関造船所が見えます。
最大ズームで覗くと、建造中?の白い客船が見えました。

でかい

Morming Chantがゆっくりと目前を通り過ぎました。
鼻水垂れてきたので撤収、駐車場に戻りました。

島根コケッコー紀行~その3 幽霊の出る橋

金城町から佐野町へ移動。
そよ達一行が、海水浴に行くシーンで通った「幽霊が出る橋」に行く。

幽霊が出る橋は、下長屋隋道の反対側出口にある、広浜鉄道の橋梁である。

どう注意すれば良いの・

途中に熊出没注意の看板あり。周辺は比較的密な住宅地である。
こんな所を普通に熊が歩いているのだろうか。中国山地恐るべしである。

橋に向かう道の入口が分かりにくい。
車を止めて国土地理院2万5千の地形図を開く。
なんとか発見。地元の人しか利用しないような、軽トラ道であった。

広浜鉄道の案内板

尾根を越えた先の十字路に、広浜鉄道の案内板が設置されていた。

ここは十分な駐車スペースがある。ここから歩くか、このまま突っ込むか・・・
線路の跡は舗装道路になっている。車で突っ込む。

線路跡の道

道なりに突っ込んで行くと、線路跡から逸れて民家の庭先に到達。
鎖に繋がれた犬がけたたましく吠える。慌ててUターン。

帰ってから気がついたのだが、この道も海水浴に行くシーンで登場していた。

少し戻って駐車スペースを探す。
切り通し部分のぬかるんだ路肩に強引に駐車。ここから歩くことにする。

田んぼ  

雨は降っていないが、用心のため傘を持って行く。
熊出没注意の看板が、脳裏に残っていたのだろう。熊相手に傘で戦うつもりか?

雨に濡れた廃線跡(未成線なので正確には「廃線跡」ではないけれど)を歩いて行く。
頭の中で「森のくまさん」が鳴り出した。慌てて「さんぽ」に変更。

熊に注意して進む

舗装は途切れ、草の生えたバラスト道となる。
定期的に手が入れられているのだろう。盛夏を過ぎても足首程度の下草しかない。

濡れないように気をつけて歩いているのだが、少しずつ靴の中に水が染みてくる。

10分程歩いて目的の橋の上に着いた。
こちらが戦後に建設された新線で、右側に戦前のコンクリートアーチ橋が平行している。

幽霊の出る橋

橋の上には所々に雑草が生え、手摺りには蔦が絡まっているが、
思っていたよりきれいな状態だった。

橋の下には渓流(という程きれいな流れではなかったが)が流れている。
覗き込むと水面まで結構な高さがある。手摺りは錆びてボロボロ。

旧線のコンクリートアーチ

ここで投身自殺した人の幽霊?が出るのである。
もちろん映画の中でのお話なのだが、手摺りの前に立っているとなんとなく気持ち悪い。

幽霊のシーン

橋の向こうには下長屋隋道が口を開けている。
映画ではこのトンネルを抜けると、海岸に出ることになっている。
金網で塞がれていて、トンネルの中には入れない。

トンネル入れない

車に戻る途中、1匹のスズメバチが接近して来た。
この時季のスズメバチは気が立っているので危険。そおっと通り過ぎる。(つづく)

島根コケッコー紀行~その2 下来原の一本道

旭ICから10分程走って、金城町久佐(かなぎちょうくざ)の集落へ行く。

雨降ってる

さほど迷うこともなく目的地に到着した。主人公、右田そよの家だ。

グーグルアースで捜索、この家を発見。
DVDの映像と、グーグルアースの画面を見比べ、ここに間違いないと確信した。

右田そよの家

果たして、映画の中そのままの右田家だった。
雨に濡れた田んぼ、石州瓦のオレンジ色がきれい。

そよの家は田園地帯の真ん中にある普通の農家である。
一般の民家なので、少し離れた高台から撮影させて頂く。

次の訪問地は、下来原(しもくるばら)の一本道。
木村小中学校の子供達が登下校の際に通る、田んぼの中の一本道。

途中、広浜鉄道のトンネルを発見。

下長屋隧道

広浜鉄道とは、広島と浜田を結ぶ鉄道として戦前に計画された路線。
太平洋戦争中に工事は中断。戦後、線を引きなおして工事再開。

反対側

ほぼレールを敷くだけの状態まで出来上がっていたが、昭和55年に工事は中断。
いわゆる「未成線」である。この下長屋隋道は、昭和50年に完成している。

下来原に問題なく到着。

下来原の八幡宮

一本道の手前に神社があったので、ちょっと寄り道。
八幡社だった。山門に仁王らしき像あり。社殿の屋根は石州瓦で葺いてある。

緑がきれい

雨が降り出してすぐに土砂降りになった。車の中に退避する。
雨が少し小降りになったので、農道脇に車を停めて、一本道を歩いてみる。

畦が刈られ電気柵が設置されている。ごく最近に設置されたようだ。
刈り取られた草が、まだ青いまま農道の上に残っている。

下来原の一本道

電気柵を除けば、そよやさっちゃんが歩いていた、そのまんまの道だった。(つづく)

フルーツパーラー

フルーツパーラーに行きました。誰と行ったかは秘密です。

宮崎たまたま 

オレンジ色が目につきます。季節的に柑橘系が多かった。
店内はほぼ女子で埋め尽くされてました。オトーサンは浮きまくってます。

くまモン晩白柚 

久しぶりにフルーツパフェを食いました。オトーサンはミックス、相方は伊予柑だったかな。
専門店だけあって、やっぱり果物は新鮮。美味しかった。

伊予柑パフェ

メロゴールドという柑橘。文旦とグレープフルーツのハイブリットだそう。
グレープフルーツ特有の、あの酸っぱさがなくて甘~い。口の回りもそんなにピリピリしない。

メロゴールド 

夏や秋に行くと、店の色味が違うんでしょうね。夏はスイカとメロンでグリーンかな。
季節ごとに行きたくなる店です。でも、おじさん独りでは・・さて、次は誰と行こうか・・

島根コケッコー紀行~その1 和田の集落

なんだかいろいろで、最近何処にも行ってない。ネタ切れぎみ。
ちょっと古いのを引っ張り出しましょう。5年前の記録です。

              ☆  ☆  ☆

宅配レンタルで「天然コケッコー」という映画を見た。ハマってしまった。
石見の瑞々しい風景の中で繰り広げられる、田舎者青春ラブストーリー。

田舎と、田舎者の描写が素晴らしかった。・・・田舎連呼してスミマセン

お借りしました   

映画の舞台となったのが、島根県の浜田市とその近郊である。
1泊2日で、天然コケッコーのロケ地を訪れてみることにした。

曇り時々晴れ、時々雨

深夜2時に車で出発。関門橋を渡って中国道をひたすら進む。眠い。
天候は曇りベースだが時々雲が切れて、正面にオリオン座がきれいに見える。

旭IC

千代田JCTで浜田道に乗り換え。
6時45分、旭ICに到着。ロケ地巡りスタート。

山

地図を頼りに和田の集落へ。県道から離れて旧道に入る。
この道が天然コケッコーの登場人物達が暮らす村、木村のメインストリート。

和田の集落

最初は気づかずに一旦通り過ぎてしまった。
通り過ぎた後、「あれっ」と思って引き返す。
よーく見ると映画の中の風景だった。車を停めて歩く。

雨が酷い

折り悪く雨が降り出した。傘を差したまま写真を撮りまくる。

散髪屋のあっちゃん家、雑貨屋の伊吹ちゃん家がある!
早朝の静かな集落の中で、おっさんが独り興奮している。

伊吹ちゃん家

伊吹ちゃん家の先には和田八幡宮。
主人公、右田そよ(夏帆)と大沢広海(岡田将生)がチューをした神社である。

チューした現場

石段を上って境内に入ると、映画で見覚えのある灯篭があった。

映画の一場面みたい

和田八幡の石段を降りてメインストリートに戻る。

少し進んで振り返ると、ここもまた見覚えのある風景だった。
そよ達一行が「おおブレネリ」を歌いながら、海水浴に行く時に通った道。

ブレネリの道

事前の調査では、このロケ地は分からなかった。
好きなシーンだったので、思いのほか発見することができて、嬉しかった。

抱擁していた路地

そよの父(佐藤浩一)と広海の母(大内まり)が抱擁していた路地や、
田浦のじっちゃんが軽トラで野菜を売っていた所も発見。

野菜を売っていた所

旭IC近くの地域交流センターで、おかか野沢菜おにぎりを購入。
車内で朝ごはんにする。外は土砂降り。ニヤニヤ。(つづく)

プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

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