秋桜
だいぶ秋が進んできました。ちょっとなんだか物悲しい。
子供の頃は、花びらを1枚おきに千切って、竹とんぼ~って遊んでました。
いろんな色のヤツがありますが、淡いピンクのヤツが一番好きかも。

きれいな花だけど、何だか物悲しいのは、あの歌のイメージでしょうか。
百恵ちゃ~ん・・・
18きっぷでうどんを食いに行く~その9 丸亀城
時間がないので、とっとと丸亀城へ行く。

現在の時刻は8時20分。丸亀発9時40分の電車に乗らなければならない。
地図で見ると丸亀駅から丸亀城までは、歩いて15~20分くらいはかかりそう。
丸亀城天守閣は9時オープン。先に石垣を見学して天守閣の前でオープンを待つ。
天守閣オープンしたら速攻で登閣、丸亀駅まで戻るという段取り。

駅から早足で10数分歩いて、丸亀城西側の入り口に着いた。
お堀を渡って入場。城内は桜が七部咲き。もう一息で満開だ。

見返り坂を登る。石垣が凄い。

丸亀城の石垣は高さが日本一だそうだ。三の丸の石垣は高さ20メートル以上ある。
上に行くに従って角度がきつくなる。最上部はほぼ垂直だ。

明らかに色の異なる石垣がある。復元された見張り台のようだ。
見張り台に行ってみる。見張り台は城の北東角にある。


見張り台だから当然いい眺めだ。遠くに薄っすら瀬戸大橋が見える。
南に目をやると三角形の讃岐富士が見える。足元を見るとブルっとくる。
枡形を通って本丸へ。小さな天守がある。櫓みたいだ。
福山城の伏見櫓の方がよほど立派だった。小さいけれど現存12天守の1つ。

下界の風景を眺めながら天守のオープンを待つ。
9時少し前にオープン。スリッパを履いて木造の急な階段を登る。

格子の窓から涼しい風が入って来る。山登りの後なので気持ちいい。

「京極高次と初」の展示があったけど、丸亀城とは直接関係ないような気がする。
天主の見学は10分で終了。急いで丸亀駅に戻る。

余裕があれば丸亀でうどんを食いたかった。
ちなみに、あの丸亀製麺は神戸の会社で、丸亀発祥の会社ではないらしい。
9時40分発、多度津行き電車に乗車。(つづく)
貫山~かかしうどん編
九州道小倉南IC近くにある、うどん屋へ入店。朝メシにしましょう。

オープンキッチンを取り囲むようにカウンター席が並んでいます。
ソロですが、空いていたのでテーブル席に着きました。

朝10時までの限定メニュー、朝食セットを発注。
ベースはかけうどんと白ごはん。
プラス、作り置きのおかずの中から、好きな3品を選べます。
オトーサンは、ごぼう天、鯖塩焼き、茶碗蒸しをチョイス。
漬け物は取り放題です。この日は6種類くらいありました。
食後にはコーヒー、紅茶のセルフサービスもあります。
これで、なんと450円ですよ、奥さん!

やわ~いうどんは、昆布だしが良く効いています。オトーサンの好みの味です。
ごぼう天はうどんの中に入れ、ひたひたしてから食いましょう。
茶碗蒸しは、生麩の下に大きな海老が隠れていました。
鯖の塩焼きも脂が乗って旨い。
朝食にしては量が多いですが、食べ残すのはお店(の心意気)に失礼です。
きれいに全部平らげました。うっぷ。

この店、平尾台の帰りによく立ち寄ります。どうも絶妙な位置にある。
せっかく脂肪を燃焼したのに、これでは帳消しどころか、蓄積しちゃいますな。
貫山~お花編

春の野焼きに向けてか、防火帯に火を入れてあって、ズボンの裾が真っ黒になる。

防火帯を抜けてススキの原を行く。
都会の人はススキを花屋で買うそうだ。これだけあったらひと儲けできそうだな。

朝露で下草が濡れていて、ズボンの裾はびちょびちょになった。

お目当てのセンブリ。この花を見に、毎年この時季にここに来ているような気がする。
これはムラサキセンブリだけど、白いヤツもいっぱいある。どっちもカワイイ。

秋のリンドウ。頭の中で、島倉千代子の「りんどう峠」が鳴り出した。
途中から「りんご追分」になった。「りんどう峠」のメロディが良く分からなかったのが原因だ。

当然、「アザミ嬢のララバイ」に変わる。

雄しべがピースサインしてるし。

ウメバチソウは1株しか見つけられなかった。この花も大変カワイイ。

アキノキリンソウは水玉付き。マクロレンズが欲しくなる。

ヤマラッキョウの花。ヤマラッキョウのラッキョウも、食べれないことはないらしい。

ハバヤマボクチ。これは不気味だな。エイリアンみたいだ。

ヤマハッカ。一度かじってみたことがあります。ハッカの味はしなかった。
ヤマハッカからはハッカは採れないそうです。

茶ヶ床に帰ってきました。3時間以上歩いてました。
腹減った。お腹がグーグー、怪獣みたいに鳴いてます。(つづく)
貫山
午前中、少し時間があったので、貫山(ぬきさん)に息抜きに行った。
貫山は北九州市小倉南区にある、標高712メートルの山。
カルスト台地、平尾台の北側に位置しています。
まだ暗い中、平尾台茶ヶ床の駐車場に到着。明けの明星がきれい。

身支度(といっても靴を履くだけだけど)を済ませて出発。
ちょっと肌寒いけど、気持ちいいな。

東の空がだんだん明るくなってきた。

どんどん明るくなって・・・

由布岳が見えます。直線距離で70キロくらいあります。

稜線に出る前に、朝日が昇ってきました。間に合わなかった。

ハシブト君が2羽
「こんな朝っぱらから・・・きっとヒマなニンゲンなんだろうね」などと会話している。

山肌がオレンジ色に染まってます。遠くに見える双耳峰は英彦山。

中峠を挟んで周防台(607メートル)が見えます。遠景は左が犬ヶ岳、右は英彦山。

西に目をやると、セメント鉱山と大平山(右:587メートル)、右奥は福智山(901メートル)です。

最後の急登を頑張って登る。息ぜーぜー。

貫山頂に到着。ササが茂っていて展望は東側のみ。
眼下に曽根干潟、北九州空港が見えます。海の向こうは山口県です。
山頂で15分ほど休憩してから下山開始。(つづく)
南下中
アサギマダラがこの花を好んで吸います。
アサギマダラは今、秋の大移動中。
日本列島から、遠くは沖縄、台湾まで飛んでいく固体もあるそうです。
蝶々のくせに、スゴいなあ。
この固体はどこから来て、どこまで飛んで行くんでしょうかね。

18きっぷでうどんを食いに行く~その8 丸亀へ
沿線は春の盛りだ。天気もいいし気分も揚がる。

東京から来た寝台特急サンライズ号とすれ違った。写真は撮れない。
なんかすごい外観の電車とすれ違った。写真は撮れない。
調べてみたら、アラーキー列車というラッピング電車だった。
鬼無(きなし)という駅に停車。
近くに桃太郎神社があるらしい。次回訪問リストに入れておく。

国分(こくぶ)という駅に停車。近くに讃岐国分寺がある。
鹿児島にも同じ国分という駅がある。どうして「讃岐国分」駅にならなかったのだろう。
鴨川駅に停車。町名は加茂。崇徳上皇白峯陵の最寄り駅は、ここになるのかな。

八十場(やそば)という小駅に停車。
近くに心太で有名な店があるはず。次回訪問リストに入れておく。
高松~坂出間は風景も良いし、じっくり歩いて巡ったら面白そうな所だな。
デルタ線を通って宇多津(うたづ)駅に停車。
「うだつが上がらない」の「うだつ」ではない。間違えのないように。
(オトーサンは間違えてました・・)

高松から40分ほどで丸亀駅に到着。(つづく)
松下製麺所
所謂セルフスタイルのうどん屋さんです。
オトーサンが訪れた時は、1杯180円だったと思います。学食価格です。

地元の人達に混じって、見様見真似で食いました。
シンプルだけど美味しかった。高松で一番印象に残っているうどん屋さんです。
こんなうどん屋さんが、近所にあるといいな。
18きっぷでうどんを食いに行く~その7 朝うどん
高松駅の改札口で18きっぷに入鋏してもらった。
まだ7時前。高松駅の大きなガラス窓から朝日が差し込んで来る。
高松駅を出て朝メシを食いに行く。
朝メシも無論うどんだ。駅近くのうどん屋へ行く。
入店。早朝から繁盛している。地元民と旅行者が半々くらいか。
厨房とカウンターとテーブル席。店内に余計な装飾は一切ない。
かけうどんと天ぷらを2品。麺は太めの手打ち。小麦感がいい。
天ぷらは揚げ置きだけど素朴でいい。旨い。変なウンチクは不要。うどんだ。
高松駅周辺を少し歩いてみる。ことでん高松築港駅の前を通って高松城へ。
高松城跡玉藻公園に入ってみようと思ったが、どうも料金所がある。
こんな早朝から稼動しているようだ。
高松城には前にも来たことがあるし、今回は止めておく。
その時は確か、無料だったような気がする。
国道を渡って高松港へ。
高松港周辺には、アートっぽい物体が、ポコポコ置いてある。
オトーサンには良く分からんが、お金掛かってるんだろうな。
朝の気持ちいい時間帯なので気持ちいい。
フェリー乗り場にはジェットエンジンで走るフェリーがいた。
高松シンボルタワーの下を通って高松駅に戻って来た。
コンビニがあったので、いつものモーニングコーヒーを飲んだ。(つづく)
18きっぷでうどんを食いに行く~その6 早朝散歩
5時に起床、6時前に夜逃げチェックアウト。
栗林公園北口駅から列車には乗らず、高徳線に沿って歩く。
線路沿いに遊歩道が整備されていて、犬のウンコさえなければ歩きやすい。
早朝散歩のおばちゃんと挨拶を交わしながら歩く。
石清尾(いわせお)八幡宮に到着。高松の氏神様で、石清尾山の麓に鎮座。
石清水(いわしみず)ではなくて、石清尾八幡宮。大きな神社だ。
説明板によると、918年に八幡大神が亀命山(石清尾山)に現れたのが起源。
後に石清水からの分霊を奉ったとも言われる・・・らしい。
その後には、当社の歴史は古すぎて定かではない云々・・・。
石清水八幡宮の創始は860年とされている。
石清尾八幡宮の方が後だが、「本当はわかんないよ~」と言っているように思える。
石清尾山には古墳がいっぱいあるそうだ。
早朝散歩のおじちゃん、おばちゃん達が、盛んに参拝していた。
石清尾八幡宮を出て、高徳線昭和町駅に向けて歩く。
満開の桜に惹かれて近づくと石柱が建っていた。
蜂穴(はちあない)神社という石清尾八幡宮の摂社。
蜂穴神社の由来もちょっと面白いので、興味のある方はググッて頂きたい。
蜂穴神社の参道に、髪授(はつじゅ)神祠という祠があった。
説明板によるとハゲに効くそうだ。ハゲの方々には有名な祠らしい。
自身の毛をお供えすると、毛が濃くなるらしい。完ハゲには不可能だ。
オバQとかイソノナミヘイさんなら大バクチだな。
オトーサンは今のところ心配ないので参拝しない。
昭和町駅に着いた。高松駅まで1駅乗車。(つづく)
腹が減る
身体中のDNAが、冬に向けて「食え!食え!」と指令を出しているのだろうか。
仕方ないので天津飯とギョーザセットを食う。
これだけ食っても、5~6時間後にはしっかり腹が減るのだ。

いろんなところが衰えてきたのに、食欲だけは衰えを知らない。
このままでは大変なことになりそうだ・・・どうなっちゃうんだろう。
18きっぷでうどんを食いに行く~その5 高松で〆はうどん
倉敷駅からサンライナーという快速電車に乗って岡山へ。
岡山駅で瀬戸大橋線の快速に乗り換える。
瀬戸大橋線の快速はマリンライナーという電車。
高松寄り先頭車が2階建て車両、1階は指定席で2階がグリーン席。
グリーン席に乗ってみたかったが、18きっぷではダメそうだった。
児島駅を過ぎ瀬戸大橋に差し掛かる。
時間はドンピシャ。瀬戸内海に夕日が沈もうとしていた。
ちょっと雲が多くてぼんやりしているが、まあきれいだった。
四国に上陸。デルタ線を通って坂出駅に停車。讃岐富士が見える。
空が青くなった頃、高松駅に到着。
高松では、名物の骨付き鳥を食ってやろうと思っていた。
携帯で調べると、高松駅近くに1軒、骨付き鳥を食わせる店があった。
その店に飛び込みで入ってみる。仕事帰りのサラリーマンで賑っている。
生ビールと骨付き鳥を発注。
骨付き鳥が焼けるまでの当てに、おでんの盛り合わせを発注。
すぐに生ビールとおでんが提供された。おでんは関西風。当たり。旨かった。
生ビールがなくなったので、酎ハイを追加発注。
酎ハイが半分くらいになった頃、やっと骨付き鳥が運ばれて来た。
デカい。調理はさみが付属している。はさみで切断しながら食うのが作法みたい。
はさみで切断しながら骨付き鳥を食う。旨いけど特別どうということもなかった。
腹いっぱいになって店を出た。良心的な値段だった。
腹はいっぱいだが、ここは高松。やっぱりうどんで〆めなければならない。
高松駅構内の連絡線うどんに入店。きつねうどんを発注する。旨い。
駅構内の立ち食いうどんで、このクオリティ。さすがうどん県だ。ツルッと完食。
今夜の宿は栗林公園近くの安ホテル。
最寄の栗林公園北口駅まで高徳線で移動。駅から3分でチェックイン。
長澤まさみちゃんがお出迎え。部屋のテレビはブラウン管だった。
寝る。(つづく)
チキン南蛮うどん?
博多うどんと、何故かチキン南蛮がおいしいそうです。

やわ~いけどモチモチです。出汁も上品で真面目、美味しかった。
お値段もお手頃、ランチメニューはさらにお得ですよ、奥さん!

メニューに「チキン南蛮うどん」っていうのがありました。
うどんの上にチキン南蛮が乗っかってるみたいです。
うどんとチキン南蛮って、味の想像が付かないな。次回は挑戦してみようか・・・
※チキン南蛮うどんは夏季限定みたいです。今はもうないかも。
18きっぷでうどんを食いに行く~その3 倉敷で時間調整
福山駅に戻って来た。構内をちょっとウロウロ。
駅構内にローズ郵便局があった。なんでローズなんだろう。
ホームに上がると福塩線の電車が停まっていた。
この末期色はそんなに違和感がないな。
岡山行き電車に乗車。これから瀬戸大橋を渡って高松へ行くつもり。
夕焼け時間帯に瀬戸大橋を渡りたいので、倉敷で時間調整することにした。
倉敷駅で下車。美観地区まで歩く。
10分くらい歩いて美観地区の入り口に着いた。
美観地区(伝統的建造物群保存地区)を散策。ここには学生の頃一度来ている。
その時は特に良い印象はなかった。ちょっと白々しいと思った。
ところが今回の印象はなかなか良い。
相変わらず観光地なんだけど・・・どこが変わったのだろう。
美観地区のすぐ近くにある阿智神社を参拝。
石段を登って振り返ると、美観地区の瓦屋根が見渡せた。
倉敷総鎮守。現在の祭神は宗像三姉妹と、相殿に応神天皇。
元々は阿智一族(東漢氏:やまとのあやうじ)の斎(いつき)場であった所。
後に、神功皇后によって宗像三姉妹が奉られたことになっている。
境内には大きな岩がゴロゴロあった。磐座(いわくら)らしい。
陰陽があるみたいだが、どれが陰だか陽だか分からなかった。
帰りは観龍寺という寺の中道を通った。
観龍寺は明治までは阿智神社の神宮寺だったみたい。
大きな岩に思兼命(おもいかねのみこと)が奉られていた。
長野県に阿智という村があって、阿知村の阿智神社にも思兼命が奉られているそうだ。
思兼命は岩戸隠れの際に活躍した神様で、だから大岩に奉られているのだろうか。
シャッター通り商店街を通って倉敷駅まで戻った。(つづく)
大地のうどん
狭い店内。お客さん多し。券売機で食券を買うシステム。
九州ではテッパンの、ごぼう天うどんを発注。

注文を受けてから麺を茹でるらしく、少々待たされます。
やがて運ばれて来たごぼう天うどん。
でっかいかき揚げタイプのごぼう天が、丼に蓋をするように乗っかっています。
かき揚げをかき分けて麺を引っ張り出します。

透明感のある細目の麺です。弾力はあるけど素直に噛み切れます。
九州のやわーいうどんとは別タイプ、独特なうどんです。
正直、でっかいごぼう天が邪魔だった。
今度食うときは、シンプルなヤツを食ってみたいと思いました。