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神宮と伊勢湾一周の旅~その15 まんぷく食堂で唐揚げ丼を食す

河崎商人館からゆっくり歩いて30分、宇治山田駅に着いた。

ベルサイユのばら・・

宇治山田の駅前に、伊勢市観光文化会館というホールがあって、中からおばちゃん達がぞろぞろ出て来ている。宝塚歌劇団雪組の公演があったらしい。演目は 「式年遷宮奉祝・ベルサイユのばら」 だった。 

特に用はないが、近鉄宇治山田駅に入ってみる。

宇治山田駅

皇室や総理大臣も神宮参拝の際に利用する駅で、構内に貴賓室もあるそうだ。堂々とした重厚な外観。内部の意匠も凝っている。かっこいい駅だ。クリーム色の外壁に夕日が当たってきれい。 

夕日に染まる

時刻は17時を回った。少し早いが夕食にしよう。今日の夕食はもう決まっている。

夕食の前にちょっと買い物をする。

松や

駅前に「松や」というお菓子屋があって、そこの「ぱんじゅう」という菓子が旨いらしい。行列が出来ていた。どうも「ベルサイユのばら」明けのおばちゃん達だ。おばちゃん達に混じって、ぱんじゅうを購入。焼き立て熱々。お客の大阪のおばちゃんが、何故か行列を仕切っていた。 

エリちゃん 

ぱんじゅうの購入に30分弱を要したので、ちょうどいい時間になった。宇治山田駅の隣にある、まんぷく食堂へ行く。

閑散 

まんぷく食堂は、高架下の寂れたショッピングセンターの中にあった。ほとんどの店のシャッターが下りている。1軒だけ元気な店が、まんぷく食堂だった。 

まんぷく食堂  

まんぷく食堂に入店。店員さんが皆若くて、ちょっと騒がしかった。

唐揚げ丼

名物の唐揚げ丼を注文。しばらくすると唐揚げ丼が運ばれて来た。親子丼の「親」が唐揚げになっているだけ。と言ったらそれまでだが、唐揚げがスパイシーでまあ旨い。ジャンキーだ。

まいう~

赤出汁は熱々で普通に旨かった。まいう~石ちゃんの色紙あり。 (つづく)


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神宮と伊勢湾一周の旅~その14 河崎商人館

御福餅の若女将にバス停の場所を尋ねる。 バス停はすぐ近くにあるみたい。
 
この饅頭屋も大変気になった・・

御福餅本家を出てバス停に向けて歩いていると、乳母車を押した婆ちゃんに、「どこからおいでたの?」と声を掛けられた。かわいらしい婆ちゃんだった。ほっこりした。ありがたかった。
 
ブージィー君とエルカちゃん

バス停に着くと、ちょうどバスがやって来た。伊勢市駅方面行きだったので、慌てて飛び乗った。  

飛び乗ったバスは参宮バスという、こちらも観光路線バス。CANバスを補足填補するようなルートを走っている。参宮バス次のバス停は河崎商人館前で、CANバスと同じく観光地しか止まらない。

河崎商人館前バス停の前

河崎商人館前バス停で降りてみた。この辺りは、江戸時代からの古い町並みが残っていて、新たな観光スポットとして売り出し中みたいだ。河崎商人館というのが、その中心地のようだ。 

右宮川道 左さんぐう道

バス停の周囲には特に案内もなく、どっちに行っていいのか分らない。地図アプリを起動。
天気が回復。時々陽が差す。

日が差して

瀬田川から1本入った路地を歩いて行く。河崎は瀬田川の水運で栄えた町で、「伊勢の台所」だそうだ。なるほど古い木造の商家が続く。 

川邊七種神社

神社があった。川邊七種神社(かわべななくさじんじゃ)。地元では「天王さん」と呼ばれているらしい。スサノオを奉っているようだ。境内には大きな楠とお稲荷さんがあった。

酒屋さん 
河崎商人館

川邊七種神社から少し歩くと、河崎商人館に着いた。こちらも休館日だった。元酒問屋で、有料で内部の見学ができるようだ。特に見学したかった訳ではないので、休館日でもダメージはない。

JR参宮線を潜る

宇治山田駅まで、河崎の町並みを見学しながら徒歩で移動。(つづく)


ちゃらんぽ

チャラン・ポ・ランタン  

最近露出が増えたな~と思ったら、なんとエイベックスに移籍してた。
うれしいような、うれしくないような・・・やっぱり売れた方がいいよな。がんばれ!


南海そば

南海そば 

天王寺駅コンコースの立ち食いそば。関西だから勿論薄口。おぼろ昆布たっぷり。
おにぎり2個付いて300円ダヨ。
ありがとう。


神宮と伊勢湾一周の旅~その13 二見へようきてくれたなぁ

二見興玉神社を通り抜け、二見の町へ入る。
 
寂しい

松並木の道を歩く。

二見興玉神社は観光客でごった返していたが、こちら側は人影も疎ら。
みんな何処へ行っちゃったのだろう。ちょっと寂しい。 

休館日

賓日館(ひんじつかん)という、和風で大きな建物があった。
明治時代に建てられた貴賓用の旅館で、現在は資料館として一般にも開放されている。

賓日館の前の海岸が、日本で最初の海水浴場。大正天皇も泳いだらしい。
休館日だった。

寂しい 

二見の旅館街を西へ進む。

「日観連加盟、日本交通公社協定、〇〇旅館」みたいな古めかしい旅館が並んでいる。

営業しているのか、してないのか、よく分らないみやげ物屋。 

寂しい

民家の玄関先には、蘇民将来と書かれた注連縄が下がっている。
伊勢に来てから良く見かける。

アマテラスのお膝元だけど、蘇民将来信仰が盛んなのだろうか。
 
蘇民将来 

五十鈴勢語庵(いすずせいごあん)という羊羹屋があった。
塩羊羹で有名な店みたい。

五十鈴勢語庵 

伊勢市街へ戻るバスが来るまで、まだ少し時間がある。
二見にも赤福の支店があったはず、休憩がてら赤福餅でも食おう。 

 ありがとう! 

赤福二見店に入店。
赤福盆を発注しようとしたら、なんと赤福餅は売り切れとの事。

伊勢市駅のキオスクでも二見プラザでも、たくさん平積みされていたぞ。
なんでここだけ売り切れなの。

御福餅本家 

二見には御福餅もあったことを思い出した。
赤福のすぐ近くにあるはずだ。赤福の2軒先に御福餅本家はあった。 

御福餅本家に入店。御福餅盆を発注。

御福餅が3個と御茶が盆に載って出て来た。
真っ赤な塗り箸が添えてある。店内のイートインスペースで食う。
 
御福餅 

見た目は赤福餅とほぼ同じ。
味は御福餅の方が素朴な感じ。手作りっぽい。

甲乙はつけがたいが、どちらかと言うと赤福の方が好みだ。 

老舗っぽい

御福餅本家のホームページが楽天市場のようなノリで、
リアル店舗とのギャップの大きさに思わず笑ってしまった。(つづく)

神宮と伊勢湾一周の旅~その12 二見興玉神社

CANバスは二見浦の町に入った。
二見シーパラダイス前バス停で下車。

賑やかなおばちゃん達一行の後ろを歩いて二見プラザへ。 

二見シーパラダイス前  

二見プラザとは要するにドライブインで、
夫婦岩観光の無料駐車場となっているようだ。

観光バスがいっぱい並んでいる。
二見プラザと同じ敷地内に、シーパラダイスという水族館もある。

いっぱい

駐車場の隅にガラス張りの巨大水槽があって、中でトドが泳いでいる。
トドの見学は無料。

トドに引き寄せられた観光客は、そのまま二見プラザに入場するシステム。 

トド  

オトーサンも二見プラザに入場。
二見プラザの中を通り抜けて夫婦岩へ行く。

二見プラザの中は、みやげ物屋がずらっと並んでいるけど何も買わない。

通過

二見プラザを通過して外に出ると、小さな砂浜の前に出た。
砂浜を歩いて二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)へ行く。 

カップル  

二見興玉神社の祭神はサルタヒコと豊受大御神。
何でこの組み合わせなんだろう?と考えながら遊歩道を進む。
 
入り口

有名な夫婦岩が見えてきた。
天気が悪いので映えない。 

夫婦岩  

二見興玉神社の御神体は、700メートル沖に沈んでいる岩、
興玉神石(おきたましんせき)で、夫婦岩は興玉神石を守る鳥居の役割があるそうだ。

興玉神石は江戸時代の地震と津波で、海中に沈んでしまったとか。
二見興玉神社は興玉神石の遥拝所みたいだ。

鉄筋コンクリート

鉄筋コンクリート造りの社殿が見えてきた。

社殿は海のすぐ傍、木造では持たないのだろう。
本殿ではなくて拝殿のはずだ。
拝殿の背後に夫婦岩。 

カエル  

境内にはカエルがいっぱい。
サルタヒコの使いがカエルなんだそうで、何故カエルなのか特に説明はなかった。

竜神を祭る社、天の岩屋なんかもあった。

天の岩屋

倭姫命が景色の美しさに「二度見」したから二見。
神宮参拝の前に二見浦で禊をするのが正しいとされ、この禊が海水浴の始まりだとか。

いろいろとてんこ盛りの二見興玉神社だった。

産廃コンクリートではない

二見プラザ側は裏口。表側からの参拝をお勧めする。(つづく)

朝焼け

朝焼け  

5時に目が覚めたので、早朝さんぽに行った。天気予報は大雨だっけど、きれいな朝焼け。


神宮と伊勢湾一周の旅~その11 CANバスに翻弄される

さて、どうしよう。内宮前まで戻って次のCANバスに乗るか、伊勢市駅か宇治山田駅まで行って、二見浦行きのバスに乗り換えるか。

調べてみると、伊勢市駅、宇治山田駅とも、二見浦行きのバスは本数が非常に少ない。次の内宮発CANバスも、かなり待たなければならないようだ。計画を変更、倭姫宮に先に行くことにした。

徴古館前バス停

外宮行きのバスに乗って、倭姫宮の最寄り、徴古館前バス停まで行き倭姫宮を参拝。その後、徴古館前バス停で次のCANバスを捕まえる計画だ。 CANバスの徴古館前バス停発時刻は、間違いなくホームページ載っていた。短い時間で我ながら良く考えた。

徴古館前の大鳥居

外宮行きのバスに乗車。また雨が降り出した。徴古館前バス停に到着。
 
倭姫宮入口

CANバスの発車時刻まで20分しかない。倭姫宮の入り口はすぐに分ったが、倭姫宮までの所要時間が分らない。とにかく早足で参道を歩いて、倭姫宮を急いで参拝。小走りでバス停に戻る。なんとか間に合った。

倭姫宮 

やがてCANバスがやって来て、オトーサンの前を減速することなく通過して行った・・・Orz

CANバスの徴古館前バス停は、一般路線バス停とは別の場所にあったのだ。
三重交通さん、もっと分りやすい路線図と時刻表を作って下さい。 
 
内宮前バス停まで戻って来た 

仕方なく内宮前バス停まで戻って、内宮前バス停から次のCANバスに乗ることにした。

再び内宮前バス停に到着。まだ少し時間があったが、今度こそCANバスを捕まえなければならない。ひたすらバス停で待つ。発車時刻の10分くらい前にCANバスがやって来た。即乗車。三度目の正直。やっと乗れた。  

やっと乗れた  

CANバスは時間ぴったりに発車。猿田彦神社バス停の前を通過して行く。バス停で待っていた女子のグループが、こっちを指差して叫んでいる。多分オトーサンと同じ目に遭っているのだろう。

次のバス停はサンアリーナというスポーツ施設の前。初詣の時期には、ここの駐車場を開放して、ここから神宮までバスで参拝客をピストン輸送するみたいだ。 

安土城のレプリカ

サンアリーナの次は、安土桃山文化村というテーマパーク。忍者村のような施設みたい。 CANバスは駐車場の中まで入っていって、入場ゲートの真正面に止まった。

入場ゲート前には人っ子一人いない。誰も降りないし、誰も乗らない。広~い駐車場はガラガラで、ここがなくなるのは、もう時間の問題のように思えた。(つづく)


神宮と伊勢湾一周の旅~その10 猿田彦神社

内宮前ロータリーを挟んで反対側に、いくつかの神社がある。横断歩道を渡って行ってみる。 

合格神社?

合格神社。俗な名前の神社な割りには、社殿に品があるなぁ。

合格神社と思っていたのは、饗土橋姫神社(あえどはしひめじんじゃ)という内宮の所管社だった。宇治橋の守護神を奉っている。

饗土橋姫神社(あえどはしひめじんじゃ)

合格神社の入り口が、饗土橋姫神社すぐ隣にあるようだ。紛らわしい。

猿田彦神社へ。1日乗車券でバスに乗ってもいいけど、雨も降っていない。歩いて行くことにした。 

渋滞中

伊勢街道は内宮の駐車場へ向かう車で渋滞中。10分くらい歩いて猿田彦神社に着いた。猿田彦神社の向かい側にワーゲン屋があった。

一文無しジャーニー2×2

猿田彦神社の本殿は工事中。

猿田彦神社

天孫ニニギの降臨を先導したサルタヒコは、伊勢の五十鈴川の川上に鎮まった。
その後、倭姫命が、アマテラスを奉る地を求めて彷徨っていたとき、サルタヒコの子孫、太田命が、倭姫命を五十鈴川の川上の宇治の地に導いた。

佐瑠女神社

猿田彦神社は、導きの神、方位神を奉る神社として崇められている。
サルタヒコの奥さんがアメノウズメで、境内にはアメノウズメを奉る佐瑠女神社もある。猿田彦神社の鳥居は八角形だった。

八角形

猿田彦神社前バス停まで少し戻る。外宮行きの神都バスが通過して行った。かつて伊勢市を走っていた路面電車、神都線の車両を模したバスだ。

神都バス

猿田彦神社前バス停からCANバスという、伊勢市内~鳥羽を周遊する観光路線バスに乗車、二見浦に行く予定。

三重交通のホームページには、猿田彦神社前バス停の時刻は記載されていなかった。 主要なバス停の時刻しか載せていないのだろう。 内宮前バス停の発車時刻から推測して、多分もうすぐ来るはずだ。
 
猿田彦神社前バス停の真珠婦人

5分後、CANバスは猿田彦神社前バス停の前を、全く減速することなく通過して行った。主要バス停の時刻しか載っていないのではなく、止まらないから載っていないのだった。(つづく)


スナガニ

ピン甘い  

巣穴のそばでじっと待つ。10分くらいすると、もぞもぞ出てくる。
モヤシのような目で360度警戒しているので、こっちが少しでも動くと砂の中に逃げ込んでしまう。
一旦引っ込むと、また10分くらい出てこない。忍耐勝負。汗タラタラ。


神宮と伊勢湾一周の旅~その9 内宮参拝

内宮入り口前の広場にやって来た。 テレビなどで何度も見たことがある場所だ。 相変わらず雨はポツポツ降っている。老若男女、参拝客多数。

内宮前広場 

さあ、いよいよ内宮を参拝する。鳥居を潜って宇治橋を渡る。皆傘を差してゾロゾロと歩いて行く。

雨の中をぞろぞろ

五十鈴川の御手洗場で手を清める。雨が降っているけどきれいな流れだ。半分くらいの人は御手洗場をスルーしていた。もったいない。
 
五十鈴川の御手洗場

御手洗場の先には滝祭神 (たきまつりのかみ)が奉られていた。五十鈴川の水神様らしい。滝祭宮でないのは社殿を持たないからで、板垣の中にあるのは烏帽子の形をした小さな岩だ。
 
滝祭神

滝祭神の前を進むと、先ほど渡った宇治橋に似た橋が見えてきた。橋の向こうに別宮があった。
風日祈宮(かざひのみのみや)だ。
 
風日祈宮橋

順番的にはおかしいが、風日祈宮を先にお参りする。外宮の風宮と同じ神様を奉っている。
 
風日祈宮(かざひのみのみや)

再び橋を渡ってメイン参道に合流した。メイン参道を大勢の参拝客に混じって進む。
 
日が差してきた

御正殿に近づいて来た 。鉛色だった空は明るくなり、にわかに日が射してきた。不思議なこともあるものだ。さすが太陽神、天照大御神。
 
いちゃいちゃするんでない!

石段を上って御正殿を参拝する。外宮の御正殿と同じような造り。

御正殿 

外宮と同じく不思議な感覚。どうしてだろう?
ここに立つと何故か嬉しい、立ち去りがたい、ずっとここに居たい気持ちになった。

二礼二拍手一礼。

もっとここに居たかったけれど、後がつかえている。御正殿を後にした。
内宮でも特別参拝が行われているようだが、こちらは古殿地の見学はないようだ。

なでなで

帰路。脇道に杉の巨木がある。引き寄せられるように脇道へ。みんな木肌をなでなでしている。
 
御稲御倉(みしねのみくら)

杉の巨木を過ぎると、御稲御倉(みしねのみくら)があった。神田で刈った(刃物は使わないらしいから、正確には「抜いた」)稲を入れておく倉庫だが、御稲御倉の守護神を奉る神社扱い。

小さいけど立派な唯一神明造り。御正殿とほぼ同じ構造だそう。独特な棟持柱の構造が良く分る。
 
荒祭宮 

御稲御倉から道なりに進むと、荒祭宮(あらまつりのみや)の前に出た。 アマテラスの荒御魂を奉る、内宮の第一別宮。 
 
宇治橋

神楽殿の前を通り、宇治橋の袂に戻って来た。 先ほどの日差しが嘘のように、空はどんよりと曇っていた。次に来ることがあったら、人の少ない早朝に参拝したいと思った。

来て良かった。(つづく)  


神宮と伊勢湾一周の旅~その8 おかげ横丁で腹ごしらえ

外宮前広場に戻って来た。バスに乗って内宮へ移動する。観光案内所で1日乗車券を購入。

外宮から内宮へ向かうバスは概ね10分に1本くらい。外宮前バス停には三重交通の配車係りのオジサンがいて、無線でどこかと連絡を取っている。

ドル箱路線

内宮までの所要時間は15分ほどだが、運賃は410円もする。ドル箱路線だ。参拝者の具合によって随時臨時バスを出すようで、オトーサンが乗ったバスも臨時でノンストップだった。

内宮前バス停に到着。バスを降りると同時に、ぽつぽつと雨が降り出した。 バス乗り場の売店でビニール傘を購入。消費税込みで300円。名古屋で買わなくて正解!

おはらい町

購入した傘を差して、おはらい町へ。

時刻は11時少し前。ちょっと早いけど、昼時を避けて昼めしにする。 

赤福本店    

参道を内宮とは反対方向へ少し戻る。道の両側にみやげ物屋、食べ物屋が並んでいる。赤福本店の向かいにある、おかげ横丁へ。

おかげ横丁

先ず「ふくすけ」という店で伊勢うどんを食う。素うどんが450円。安くはない。店先の縁台に腰掛けて食う。見た目は辛そうだが、食べると甘い。麺は太くてぶよぶよ。オトーサン的には昨日のきしめんより口に合うかも。量は少ない。ツルっと完食。

伊勢うどん

うどんの次はコロッケ。「捨豚」(すてぶた)という店のコロッケが旨い、との情報を得ている。おかげ横丁内をウロウロ。捨豚を発見。いつも行列の店らしいが、ラッキーなことに誰も並んでいない。

捨豚コロッケ

捨豚コロッケを難なくゲットできた。1個90円也。ホクホクして旨い。一般的コロッケの半分くらいのサイズなのが残念。

横丁焼き

横丁焼という、要するに大黒様の形をしたタイ焼きも食った。固形燃料の補給は終了。「白鷹」と看板を揚げた角打ちがあったが、まだ参拝前だ。液体燃料の補給は見送った。(つづく)

ガマン


神宮と伊勢湾一周の旅~その7 外宮参拝

外宮に奉られているのは豊受大御神(とようけのおおみかみ)で、天照大御神の食事をつかさどる神として、丹波からやって来た神様。衣食住、産業の神様として崇められている。
 
豊受大御神

いよいよ御正殿の前に着いた。一の鳥居からそんなに遠くなかった。

杉の巨木がニョキニョキ生えている。 向かって左側に御正殿、右側は古殿地。古殿地は更地ではなく、まだ社殿が残っていた。御正殿は板塀で囲まれている。
 
杉の巨木がニョキニョキ

鳥居を潜って外玉垣南御門へ。ここから先、御正殿は撮影禁止。神宮には拝殿がない。一般ピーポーの参拝など、端から考慮されていないのだ。外玉垣南御門の前で参拝する。
 
外玉垣南御門

御門にも白い布が掛けられていて、真正面から中を見ることは出来ないようになっている。玉垣の内側には、こぶし大の白石が敷き詰められている。

今にも降りだしそうな天気だったが、ここに来て、薄日が差してきた。神様に歓迎されているようで嬉しい。

二礼二拍手一礼。
 
ここから先は撮影禁止

ここはなんか凄い。 初めての感覚だ。オトーサンは所謂、パワースポットとか信じないけど、ここは何かを感じる。自分でも不思議だ。

神官に連れられ、玉垣の内側で参拝している人達がいた。皆スーツ姿だ。皇室の親戚とか特別の人達なのだろうか。
 
古殿

後日調べてたら、特別参拝中の人達だったみたい。特別参拝の資格とは、・・・オトーサンでも満たすことができそうな要件だった。玉垣内参拝と古殿地の見学もできるみたい。知っていれば参加したのに。残念だ。

三ツ石 
亀石

境内の別宮を参拝。土宮(つちのみや)は地主神。風宮(かぜのみや)は風の神様を奉っている。
 
土宮 
風宮

98段の石段を登って多賀宮(たかのみや)を参拝。多賀宮は豊受大御神の荒魂を祭っている。
 
多賀宮

御正殿はあくまで神様に感謝する場所であって、神様への個人的なお願いは、この多賀宮でするものとされている。御正殿と同じく去年遷宮されたばかり。いずれの御宮にも隣に古殿地がある。
 
古殿地

最後に下御井神社(しものみいのじんじゃ)を参拝。水の神様。小さな祠のような社だった。

木立の間から見える古殿

御正殿の前に戻って来た。古殿の屋根がチラッと見える。20年を経た古殿の屋根はボロボロ。 防腐措置なんか一切されていないみたいだった。(つづく)

ボロボロ


神宮と伊勢湾一周の旅~その6 外宮参道

伊勢市駅前には白木の鳥居が立っていた。この鳥居、実は鳥居ではなくて、2013年遷宮記念に建てられた鳥居形モニュメントだそう。
 
鳥居形モニュメント

鳥居形モニュメントを潜って外宮の参道を進む。今にも降りだしそうな天気。

外宮参道

参道は最近整備されたようで、舗装のタイルもまだピカピカできれい。 沿道には、おみやげ物屋や飲食店などなど。有名なあわび屋もある。まだ早いので、ほとんとの店は開いていない。
 
木造3階建て 
びわあ宮参

駅から5分、外宮の入り口に着いた。

外宮前横断歩道

入り口横には警備員詰所があった。 やはりフツーの神社とはチョット違うな。 神宮の警備員さんは公務員ではなく、一宗教法人の職員であるそうだ。
 
警備員詰所

ここから先にトイレはない。用がある人はここで済ませておく必要がある。 オトーサンも大きな用があったので、ここで済ませておいた。

手水舎で手を清める。神宮の割りに案外小さな手水場だった。
 
小さな一の鳥居

思いのほか小さな一の鳥居を潜って、緩くカーブした玉砂利の参道を進む。森の中の、気持ちの良い道。注連縄で仕切った、5メートル四方くらいの空地があった。何の空間だろう?
 
森の中

二の鳥居を潜ると、御守り授与所があった。
誰かが巫女さんにカメラを向けたらしく、巫女さんから鋭く「撮影はご遠慮下さい!」と怒られていた。巫女さんの形相が大変怖かった。(つづく)

御守り授与所


プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

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