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エアアジアで行った名古屋の旅~その10 富士浅間神社

大須観音の裏手にある北野神社へ。今は住宅街の中にある小さな神社。かつては花街であったところ。祭神はもちろん菅原ちゃん。大須観音はこの北野神社の神宮寺。

北野神社 

北野神社から少し迷って那古野山公園(なごのやまこうえん)に着いた。小さな公園。敷地の半分はこんもりとした築山になっている。

那古野山古墳

この築山は実は築山ではなく古墳の一部。那古野山古墳。前方後円墳の後円部の一部だけが残っている。実は大須は古墳地帯。今は何も残っていないが、すぐ近くには二子山古墳(ふたごやまこふん)という全長100メートルを超える前方後円墳もあったらしい。

分る人には分る

那古野山古墳から真っ直ぐ南下、大須観音通りのアーケードを横切って富士浅間神社へ行く。狭い路地に面して、並列して2本の鳥居が建っている。1つは浅間神社用、もう1つは稲荷社用。稲荷社には「まねき稲荷」と染め抜かれた幟が立っている。

まねき猫は稲荷社の狐様がルーツで、神様の使いを商品にするのはけしからん!という事で、猫に変身しちゃったらしい。まねき猫の日本一の生産地は常滑である。トコナメ…なんかヤらしい。
 
富士浅間神社

話を元に戻す。富士浅間神社の祭神は木花之佐久夜比売(コノハナサクヤヒメ)で、静岡の富士山本宮浅間大社から勧請。

木花之佐久夜比売はオオヤマツミの娘。笠沙の岬で天孫ニニギと出会い結婚。このニニギとの結婚は実は姉妹婚(昔はごく普通のことであったらしい)で、姉の石長比売(イワナガヒメ)と抱き合わせセット販売だった。

美人の木花之佐久夜比売に対して、石長比売はとんでもなくブサイクだった。ニニギは「こんなのいらね!」と返品してしまう。石長比売はその後ずっと独身で過ごしたとか。

なるほど

石長比売を奉る神社には、一生独身で過ごした石長比売を不憫に思ってか、女性向けのおもちゃ(どんなモノだかオトーサンには皆目見当がつかんのだが…)がたくさん奉納されているらしい。

木花之佐久夜比売はその後、海幸彦、山幸彦を産み、山幸彦の孫が初代神武天皇となる。木花之佐久夜比売はとても美しかったけれど、美人薄命、花の命は短いもの。ニニギが石長比売を返品してしまったことで、神々の命は一般ピープルと同じくらい短くなってしまったのである。

道を挟んで社務所

話を元に戻す。浅間系の神社は初めての訪問だ。名古屋の市街、大須のこの場所からは富士山は見えないが、伊勢湾の対岸、松坂辺りからなら理論的には見えるはずだ。

愛知県の隣はもう静岡県だし、名古屋地方も浅間神社のエリアなのだろう。九州には木花之佐久夜比売を奉る神社はあっても、浅間神社はほとんどない。(つづく)


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引退

747

明日で引退だそうで、ANAではないですが、国際線で何度か乗りました。エンジンが4つもある安心感がいい。イトーキ学習机のオマケがジャンボのデスクマットだった。パンナムだったかなぁ。


春が来た

春

急に春が来た。桜も満開。暖かい。眠い。


エアアジアで行った名古屋の旅~その9 コメダコーヒーのシロノワール

若宮八幡社へ。
若宮大通りの名前の由来。名古屋総鎮守。織田、豊臣、徳川の加護を受けている。

若宮八幡社 うちだ屋

再び若宮大通りを渡り大須エリアに戻る。「コメダ珈琲店」があったので入店。
コメダ珈琲店は名古屋を中心に480店舗を展開する巨大喫茶店チェーン。
コメダ珈琲店名物のシロノワール(ミニ)とアイスコーヒーを発注。

シロノワール

シロノワールとは、丸いデニッシュ生地のパンの上に、ソフトクリームがトッピングされた食品。
付属のシロップをかけて食する。デニッシュはほのかに温かく、ソフトクリームが溶けていく。

初夏のような陽気の中歩き回っているので、甘くて冷たいソフトクリームが嬉しい。

コメダコーヒー店

特別に美味しいものではないが、なんかイイ。
パンとソフトクリームの組み合わせ、小倉トーストなどゲテモノ系名古屋メシと相通じる所がある。
・・・と思う。

名古屋人は毎日普通に喫茶店を利用するそうだ。喫茶店の回数券もあるらしい。
名古屋喫茶店文化の一端に触れ、コメダ珈琲店を後にした。(つづく)

本文とは関係ありません


エアアジアで行った名古屋の旅~その8 名古屋の信号機・・・

万松寺を出て北へ。この辺りは電気街になっている。パーツ屋さんが多い。

三輪神社

三輪神社へ行く。
奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)から勧請された神社で、大神神社と同じ三輪鳥居がある。
三輪鳥居の現物を見たのは初めてだ。

ここの住所は「矢場」(やば)で、味噌カツで有名な「矢場とん」の本店はここにある。

矢場とん 

若宮大通りを渡って栄(さかえ)エリアに入る。
若宮大通りに面して「公武堂」という格闘技用品店があった。
公武堂の隣に「味仙」という中華料理屋がある。なんか旨そうな店だった。

 公武堂

若宮大通り、通称100メートル道路。片側4車線の立派な道路だ。
公園のような中央分離帯の上空には高速道路が走っている。本当に100メートルくらい幅がある。
中央分離帯にはダンボールと青いビニールシートの家が出来ている。

昔タモリが言っていた通り、名古屋の信号機は本当に「みゃ~みゃ~」と鳴っていた。

若宮大通り

矢場町の交差点から若宮大通りを西へ少し歩くと政秀寺(せいしゅうじ)がある。こちらも臨済宗。
信長が平手政秀(ひらてまさひで)を弔うために小牧に建てた寺。清洲越しで当地へ移転。

政秀寺

平手政秀とは信秀の時代から織田家に仕えた家臣。
信秀の死後、うつけ者信長を諫めるため切腹したと言われている。
信長と濃姫(斉藤道三の娘)との縁談をまとめたのも平手政秀である。

なるほど

オトーサンのようなミーハー観光客が入り込めるような雰囲気ではなかった。
門の外から覗くだけで済ませる。(つづく)



エアアジアで行った名古屋の旅~その7 万松寺を見学する

ふれあい広場から西へ東仁王門通りを歩く。
東仁王門通りアーケードの入り口に堅パンが名物のパン屋、「岩瀬パン」がある。

岩瀬パン

アーケードを更に進むと「オッソブラジル」という店があった。
店先で串刺しになった鶏がグルグル回転している。

店の前には椅子とテーブルが置いてあって、そこで食えるようになっている。
旨そうだったが、鶏1羽を1人では食えない。

オッソブラジル 

東仁王門通りから北に逸れて総見寺へ行く。
織田信雄(信長の次男)が建てた曹洞宗の寺で、非公開だが境内に信長の墓があるそうだ。

総見寺    

総見寺から東へ歩くと、「浅ひろ本店」があった。味噌煮込みうどんの店。

浅ひろ本店の隣には「コンパル大須本店」がある。
コンパルは名古屋では有名な喫茶店チェーンで、エビフライサンドが有名。

浅ひろ本店  

新天地通りに入って万松寺(ばんしょうじ)を見学。商店街のど真ん中にある。
織田信秀(信長の父)が織田家の菩提寺として那古野(現在の名古屋城の辺り)に開基。
1610年、徳川名古屋城築城に際し、那古野から大須に移転され現在に至る。曹洞宗の寺院。

最近知ったのだけれど、オトーサンの家の宗派は曹洞宗らしい。
信長と同じ宗派だったとはちょっと嬉しい。

父(信秀)の葬儀にとんでもない格好で現れ、位牌に焼香を投げつけた。
・・・という信長のエピソードは、この万松寺で起こったことだ。

万松寺

万松寺は家康とも縁がある。
今川に人質に出されるはずだった竹千代は、いろいろあって織田家の預かるところとなる。
家康は6歳の時から3年間、万松寺で過ごしている。

決して広くない境内には不動尊やお稲荷さんなどがぎっしり。
木瓜紋と葵紋の提灯がいっぱいぶら下がっている。
全体的に天蓋がかけられていて全天候型境内。

なるほど 

金ケ崎の戦いで敗走する信長の命を守ったのが、万松寺の住職にもらった干餅だったとか。
懐に入れていた餅に銃弾が命中したらしい。

後にこの話を聞いた加藤清正は、万松寺の不動尊を身代り不動明王と名付けた。
縁日には身代り餅が振舞われるそうだ。

境内に白雪稲荷というお稲荷さんがある。
万松寺が一時衰退した時、女郎に化身したお稲荷様がお金を工面し寺を救った。
という言い伝えがあるそうだ。神様が売春・・・。(つづく)


エアアジアで行った名古屋の旅~その6 スガキヤラーメン

熱田神宮の見学終了。西門を出て国道19号線の歩道を北へ歩く。
この国道19号線は熱田神宮南交差点から木曽谷を経て長野まで続いている。

国道19号線(の歩道)

神宮西駅から地下鉄に乗車。栄(サカエ)方面に4駅、上前津駅(かみまえづ)で下車。
大須の町を散策する。

地下鉄神宮西駅

信長の時代、名古屋の中心は清洲であった。
清洲の地は度々水害に見舞われる土地であったそうだ。

今の名古屋城が築城された際、家康は清洲の城下町をそっくり移転(清洲越し)。
ついでに岐阜羽島にあった真福寺(大須観音)も持って来た。

昭和初期までは歓楽街(遊郭もあった)として栄えた。
戦後は栄に客足を取られ一時衰退したものの、近年はパソコンショップなど電気街を形成。
再び賑わいが戻って来た。巣鴨と秋葉原をいっしょにしたような町である。
(メイド喫茶は大須が発祥らしい!)

春日神社

地下鉄上前津駅9番出口を出て西へ行くと、すぐに春日神社の鳥居があった。
ビルの谷間にある神社だ。春日大社に似せた造りになっている。
鹿島神宮から春日大社まで、建御雷神(タケミカヅチ)を勧請する際、ここに立ち寄ったとか。

招き猫

新天地通りを北へ。ふれあい広場。広場の中心に大きな招き猫。
猫の周囲にはサボタージュ中のサラリーマン、メイドさん、いろんな人達が屯している。

スガキヤ

ふれあい広場の東側に「スガキヤ」があった。
時刻は13時。スガキヤラーメンを食ってみることにする。

スガキヤは東海地方を中心に200店舗以上を展開するファーストフード?チェーン。
ここで供されるラーメンは名古屋人のソウルフードであるらしい。

スガキヤ大須店に入店。スガキヤラーメン290円也を発注。
提供されたラーメンはトンコツっぽいスープに中細麺。
刻みネギとメンマ、小さな薄いチャーシューが1枚。見た目は貧相である。

ラーメンフォークと呼ばれる、スプーンとフォークが一体になったシルバーが乗っかっている。
スプーン一体型フォークでは食いたくない。オプションのプラ箸で食す。

写真映りも・・・

お味の方は・・・同じ290円なら上川端の「はかたや」の方がいいかな。(つづく)


丸亀製麺

ぶっかけ280円+トッピング90円+天丼用ごはん120円。ワンコインでお腹いっぱい。 

ワンコイン  


エアアジアで行った名古屋の旅~その5 創祀千九百年大祭中

平日にしては参拝客が異常に多いような気がする。テレビ局も来ている。
何かのお祭り中のようである。拝殿の中にはスーツ姿の偉そうな人達がいっぱい。

またまた変な日に来てしまった。ゆっくり見学できない。
 
参道

しばらくすると派手な衣装の神官達がゾロゾロと出て来た。
スーツ姿の偉そうな人達が続く。巫女さん達がお神酒を振舞っている。

スーツ姿のおじさんにテレビ局が集って(たかって)いる。どうも見たことのある顔だ。
名古屋弁でみゃ~みゃ~と喋る河村たかし名古屋市長だった。
その日の宿泊先ホテルで知ったのだが、創祀千九百年大祭が行われていたようだ。
 
お祭り中

御守り売り場を覗く。通常サイズの御守りが1000円。ちょっと手が出ない。
神楽殿では備中神楽が奉納されていた。

お祭り中

熱田神宮は三種の神器の1つ、草薙神剣を奉る神社である。

景行天皇の息子であり、仲哀天皇の父である日本武尊(ヤマトタケル)。
西国を平定した後、倭姫命(ヤマトヒメ)から貰った草薙神剣を手に東国を平定する。
東国からの帰途、尾張の美夜受姫(ミヤズヒメ)と結婚。

美夜受姫と結婚した後・・・
なぜか草薙神剣を美夜受姫の元に置いたまま、伊吹山の神との対決に出かけてしまう。
素手で戦った日本武尊は病に倒れ、能褒野(のぼの)で没するのである。
美夜受姫と結婚した時、彼女は月の障りだったとか。ガマン出来なかったのか・・・

日本武尊の没後、美夜受姫によって草薙神剣がこの地に奉られたのが熱田神宮の始まり。
先に立ち寄った松妃社は美夜受姫を奉る摂社だった。

お祭り中

今川義元の侵攻を知った織田信長は、わずか数騎を従えて清洲城を飛び出した。
(もちろん、恒例の「敦盛」を舞った後だ)

熱田神宮に立ち寄り戦勝祈願の後、桶狭間へと向かう。
桶狭間での勝利の御礼に寄進したのが先ほど見た信長塀である。

合戦の場、桶狭間に着く頃には、織田軍の兵は2千程になっていた。
勢い良く騎馬で飛び出した信長に、徒歩の足軽たちが追いつける筈はない。
いったい何時間戦勝祈願していたのだろう。

実は、信長は熱田神宮で時間調整、足軽たちが追い着くのを待っていたのである。
清洲と桶狭間の間に神剣を奉る熱田神宮があったのは、戦意高揚的にもラッキーだったろう。

お祭り中

桶狭間古戦場にも行ってみたかったが、公共交通機関でのアクセスが困難。
又の機会に取っておくことにする。

オトーサンは今年で齢五十。又の機会などあるのだろうか・・・。(つづく)

人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり


湯川山

お天気が良かったので近所の山に登ってみた。

いい天気 

山頂からの眺めは最高!

地島 

地島の右側に沖ノ島も見える。この時季に見えるのは珍しいと思う。

三里松原

波津漁港と三里松原。遠く山口県の山々も見える。

飛行機雲 

飛行機も気持ち良さそうに飛んでいる。

福岡市方向 

福岡市の方向を眺めると、アイランドシティの高層マンションが見えた。

拡大

拡大すると・・・コンテナターミナルのきりんさん、福岡ドーム、じゃなかったヤフオクドームも見える。

オオイヌノフグリ 

これも元気に咲いていた。


エアアジアで行った名古屋の旅~その4 熱田神宮へ

名古屋での最初の目的地は熱田神宮である。
名鉄線の最寄り駅は神宮前駅だが、神宮前駅から熱田神宮の表参道は遠い。

どうせなら正面入り口から入りたい。
名鉄に金山まで乗って、金山から地下鉄で表参道最寄りの伝馬町まで戻る。

金山駅

金山駅は東海道本線、中央本線、名鉄、名古屋市営地下鉄が乗り入れる、
名古屋市南部のターミナル駅である。大きな駅だ。

地下鉄乗り場へ移動。地下鉄の1日乗車券を購入する。740円也。

国道1号線

地下鉄で3駅戻って伝馬町駅で下車。
地上に出ると国道1号線の大きな交差点。1本南に下って旧東海道へ入る。

熱田神宮に行く前にちょっと寄り道。
鈴之御前社(れいのみまえしゃ)という末社を見学する。

鈴之御前社

小さな神社だった。
鈴之御前社で身を清めてから熱田を参拝するのが正しいとされている。
祭神はアマノウズメ。天岩戸の前でストリップをした女神さんである。

立派な道 
松妃社

国道1号線を熱田神宮の正面入り口に向けて進む。地図は用意していない。記憶が頼りだ。

松妃社(まつごしゃ)という境外社があって、その隣に西鉄の営業所があった。
倉庫のような建物で駐車場もない。当然西鉄バスも停まっていない。物流系の施設だろうか。
異郷の地で地元企業の名前なんかを見つけると何か嬉しい。

にしてつ  

熱田神宮の正面入り口は国道1号線から少し入った所にある。
一の鳥居は木々に覆われていて国道1号線からは分りにくい。地味な入り口である。

正面左側に上知我麻神社(かみちかま)という境内社がある。少しだけ見学する。
大国主と事代主を奉っているようだ。

熱田神宮正面入口 
上知我麻神社

熱田神宮の一の鳥居を潜る。大きな白木の神明鳥居。
ゆるくカーブした参道を行く。左右は鬱蒼とした森。

森の中の所々に摂末社がある。二の鳥居の前に宝物館。

神宮前駅からの参道と合流すると参拝客が一気に増えた。
信長塀を抜けて三の鳥居を潜ると拝殿に出た。(つづく)

一の鳥居 
信長塀



エアアジアで行った名古屋の旅~その3 名鉄特急に乗車する

中部国際空港駅まで移動。

空港駅への連絡通路まで来ると、前方から巨大な茶色い物体がヨタヨタ近づいて来た。
所謂、ゆるキャラというヤツだ。ちょっとゴン太君に似ている。

ゴン太君もどきはオトーサンの前を何ら愛想を振りまくこともなくヨタヨタ通り過ぎて行った。

いい天気!    
ゴン太君?

17分発の特急はおろか、22分発の準急にも間に合わなかった。
次の電車は37分発のミュースカイという特急。

3月から全国で使えるようになったSUGOCAで入場。
ミュースカイは全席指定。仕方なく座席指定券350円を購入。
喉が渇いたので自販機でジュースも購入。ミュースカイは専用ホームに既に入線していた。

中部国際空港駅に到着 
ミュースカイに乗車

10時37分、定時に発車。

セントレアを出た名鉄ミュースカイは、全長1キロほどの橋を渡って知多半島に上陸する。
関空と同じく人口島に造られた空港だが、こちらはずいぶん本土に近い場所にある。

連絡橋を渡る  

愛知県常滑市。トコナメである。なんかヤらしい。
瀬戸市と並んで焼き物の産地で、衛生陶器の東の雄、INAXの本社はここにある。 

セントレアから名駅(メイエキ)まで特急で30分弱。関空~難波より少し近い。
名鉄線は南海と同じ狭軌。車両が新しいからか、ミュースカイの方が乗り心地は良い感じ。

セントレアから25分、金山駅に着いた。たったの25分で730円+350円。高いな。


エアアジアで行った名古屋の旅~その2 セントレアまで遊覧飛行

満席の乗客はスムーズに搭乗。
10分遅れでドアクローズできたが、今度は滑走路が混んでいる。
先発の離陸を1機、着陸機を2機待ってからの離陸となるようだ。

誘導路上で10分待機。真っ直ぐ航路に乗れる南向き離陸なのが救い。
最終的に20分以上遅れて福岡空港RW16を飛び立った。

ウワサには聞いていたが、真紅の制服に包まれたエアアジアのCAさん・・・イイ。
これなら通路側の座席でも良かったかも。
 
筑紫野市上空

今回の座席は9A。エンジンのほぼ真横の位置だ。
シートから身を乗り出して後方を覗き込むと翼が見えた。シャークレット付き。
レジはJA04AJ。この3月に就航したばかりの機体だ。

江川ダムと寺内ダム

ゆめタウン筑紫野の上空で左にターン。朝倉街道に沿って飛ぶ。
天気は快晴。透明度は決して良くないが視程はある。

冷水峠の先に筑豊平野が見えて、遠方は海を挟んで山口県まで見える。
江川ダム、寺内ダムを眼下に見て、秋月を過ぎると筑後川が見えてきた。夜明ダムが見える。

香春岳、平尾台、豊前海

日田市の上空から北九州地方が見渡せる。
手前に英彦山、真っ白い香春岳と平尾台、築城基地、新北九州空港、関門海峡・・・遊覧飛行。

姫島

国東半島上空に差し掛かる。
伊美の港と姫島が見える。山口県の祝島、柳井の町並み、周防大島を確認。
瀬戸内海を横断して松山に上陸。三津の港、松山城もはっきり見える。

石鎚山上空。今治の町と来島海峡大橋が霞んで見える。
新居浜から川之江にかけて、山地の縁が一直線に続いている。中央構造線の一部。
上空から見ると非常に分りやすい。お勉強になるな。
 
松山空港が見える

JA04AJはやや南へ変針。徳島県の日和佐付近で太平洋に出た。
紀伊水道を横断して和歌山県御坊市に上陸。和歌山市は現認。関空島は見えず。

紀伊半島の山岳地帯に入って行く。十津川(熊野川)上流域、風屋ダムが見える。
川は山の中をうねうねと這い回っていて、上空から見ると、どっちに流れているのか分らない。

大台ケ原

セントレアに向けて降下が始まる。1800メートル級の紀伊山地の山々が手に届くようだ。

樹木が疎な台地状の地形が見えてきた。
麓からうねうねと登ってきた車道が行き止まり、駐車場になっている。
帰宅後に照合すると、大台ケ原ビジターセンターの駐車場だった。

三重県に入った。伊勢湾に注ぐ宮川に沿って東へ飛んでいる。
伊勢湾が見えてきた。伊勢湾を取り囲むように平野が広がっている。綺麗だ。
 
伊勢市上空

伊勢市の上空から真っ直ぐにセントレアへ向かっている。
右側座席からは伊勢神宮も見えているだろう。
高度を下げながら伊勢湾を横断。セントレアRW36に着陸。

10番にスポットイン

福岡空港から真っ直ぐ上がってセントレアにも真っ直ぐ降りている。
遅れはかなり回復している筈だが、それでも10分以上遅れて10番にスポットイン。(つづく)


フィッシュフライ

フィッシュフライ

ごちそうさまでした。


エアアジアで行った名古屋の旅~その1 758円で名古屋へ

今は無き、エアアジア・ジャパンで行った名古屋旅行の記録です。

                   ☆

いつもの快速に乗って博多駅で乗り換え。7時に福岡空港着。
毎度恒例の第2ターミナル展望デッキへ。今日の747は2機ともトリトンブルーだった。

今はもう見られない光景

今回は初めてエアアジアを利用。
エアアジアは他のLCCよりもより厳しく、出発時刻の60分前にチェックインは締め切り。
いつもより早めに展望デッキを離れる。第1ターミナルへ移動。

ピーチの隣にエアアジアのカウンターがあった。自動受付機にてチェックイン。
往復分、2枚の搭乗券が排出された。ペラペラの搭乗券である。

今はもう見られない光景

エアアジアジャパン福岡~名古屋線就航記念特価758円の座席があっさり取れてしまった。
名古屋は通過したことはあるけれども、行ったことはない所だ。

去年、某テレビ番組で放送された桃太郎神社に行ってみたかった。
調べてみると桃太郎神社はかなり難易度が高いことが分った。まあ何とかなるだろう。
名古屋メシにもチャレンジしてみたい。

比較的ざっくりと予定を組んだつもりだが、世間一般的に見たらタイトなスケジュールである。
また今回は歩行時間が非常に長い。
運動不足、高血圧、脂肪肝なオトーサンは果たして生きて帰って来られるのであろうか・・・。


搭乗待合室で缶コーヒーとサンドイッチ。お値段は市中のコンビニなんかよりは若干高め。
空港に着く前に買っておけばよかったと、いつも後悔する。

搭乗待合中

タイ航空A330が降りて来た。
いつもなら展望デッキで出迎えるA330だが、今日は随分早く入場してしまった。
搭乗まで1時間以上ある。待合室のテレビを見ながら過ごす。

JA04AJ

ほぼ同時刻に出発する関空行きのピーチ、ジェットスターは搭乗案内されているのに、
名古屋行きエアアジア8622便は何も案内されない。どうも遅れているようだ。

今回も毎度欲張りスケジュールを組んでいるので、出来ればオンタイムに飛んで欲しい・・・。
搭乗開始の案内があったのは、ほぼ出発予定時刻だった。(つづく)


プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

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