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秋の京都2泊3日の旅~その18 河原町でラーメンを食う

改装工事中の今井食堂から、とぼとぼとバス停まで戻り、出発間際の京都駅行きのバスに乗った。河原町でバスを降りると、バス停の真ん前に魁力屋というラーメン屋があった。なんとなくそのまま入店。日替わり定食を発注。

魁力屋

背油の載った醤油ラーメン、千切りキャベツの上にハムカツ4枚とご飯。尾道風な背油ラーメンはちょっとくどかったけど、まあ旨かったかな。ハムカツ4枚は豪勢だけど、油っぽ過ぎて胸が焼けた。

背油ラーメン

ラーメン屋を出て先斗町へ。オトーサンは初めての先斗町。ここは昼間に行く所ではないな。

こっちは行列  先斗町

土佐稲荷神社を見学。土佐藩邸の中にあったから土佐稲荷神社。坂本竜馬も先斗町に行く途中に立ち寄った。かも知れない。

高瀬川 土佐稲荷神社

河原町通りを渡って近江屋跡を見学。近江屋の跡はサークルKだったけど、現在は回転すし屋に向けて改装中だった。

近江屋跡

錦天満宮をちょっと見学してから錦市場へ行ってみる。錦市場は人でいっぱい。やっぱり秋の京都は観光シーズンなのだ。人混みがイヤになって四条通りに退避。

錦天満宮 貫通

そろそろ京都を離れる時間だ。河原町四条の交差点から地下に降り、阪急電車のりばへ行く。関空アクセスきっぷを買って、12時50分発の梅田行き特急に乗り込む。桂川を渡り、大山崎を通過。あっけなく京都を離れていく。ちょっと寂しい。(つづく)

桂川を渡る


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秋の京都2泊3日の旅~その17 今井食堂の絶品サバ煮定食

上賀茂神社を早足で見学。現在の時刻は10時を少し回った頃。
今井食堂は11時からなので、まだ時間がある。

予定になかった大田神社を見学することにする。

大田神社

民家の間の狭い路地を行く。のんびりと10分くらい歩いて大田神社の前に着いた。
おばちゃん達の集団とかち合った。仕方なくおばちゃん達に混じって見学。

大田神社は上賀茂神社の摂社で、天鈿女命(あめのうずめのみこと)を奉っている。
神社の前に湿地があってカキツバタの群落で有名な所のようだ。初夏に訪れてみたい。

カキツバタ池

大田神社の前には「北大路魯山人生誕地」と刻まれた石碑が建っている。
名前は知っているが、何をした人かは知らない。

北大路魯山人生誕地

水路沿いの道を上賀茂神社まで戻る。
この水路は上賀茂神社の境内を流れていた楢の小川の下流で、ここでは明神川と名前を変える。

津和野とか萩の町のようだ。

明神川と藤木社

この辺りは上賀茂神社の社家町(しゃけまち)で、上賀茂神社に仕える神官たちが住んだ処。
西村家住宅という社家が公開されていた。庭園が素晴らしいそうだが、素通りしてしまった。

水路沿いの道 漬物屋

すぐき漬と幟を揚げた漬物屋の前を通り、上賀茂神社前バス停に帰って来た。
京都産業大学のスクールバスが満員の学生を乗せて出発して行くところだった。

京都産業大学スクールバス  

今井食堂の開店まで、まだ30分ある。時間潰しに賀茂川畔まで行ってみる。
河川敷のベンチに座ってボーっとする。

お散歩中の保育園児たちが通りすぎる。小ちゃな京都弁がかわいい。

賀茂川畔

上賀茂神社前バス停の前に渋い酒屋があったのを思い出した。その渋い酒屋に入ってみた。

賀茂の葵という純米吟醸酒を限定で出しているらしい。なんと、あの佐々木酒蔵謹製。
お値段はちょっと高め。財布の中身とリュックの容量を考慮。小瓶を1本購入。

残念ながら試飲コーナーはなかった。

賀茂の葵

そろそろ今井食堂へ行く。サバ煮定食で有名な定食屋さんだ。
秘伝の醤油タレで3日間煮込んだサバ煮は、口に含むとほろほろと崩れるらしい。
事前に調査してあるので、迷うことなくたどり着ける。・・・はずだったが、たどり着かない。

今井食堂があるはずの場所には、工務店のトラックが停まっていて、何やら工事中だった。

なんと、今井食堂は改装中。張り紙に従って隣の厨房を覗いてみる。

弁当ならやっているが、飯が炊き上がるまで30分くらいかかるとの事。
ちょっと迷ったが、今回は諦める。また来ればいいや。(つづく)




秋の京都2泊3日の旅~その16 下鴨神社から上賀茂神社へ

そろそろ下鴨神社を後にする。面白い神社だった。もっと予習しておけば良かった。勉強し直して再訪しよう。

京都市営バス

西参道を通ってバス通りへ出る。下鴨神社前バス停から上賀茂神社前行きのバスに乗車。20分ほどバスに揺られて、終点の上賀茂神社前バス停に着いた。

船形が見える

一の鳥居の前がバスの回転場になっている。京都産業大学のスクールバスが待機していた。京都産業大学の馬術部が、上賀茂神社の神馬を世話していると聞いたことがある。

一の鳥居

京都産業大学と言えば、あのあのねのねのお2人の出身校。テレビ番組で原田伸郎さんが紹介していた定食屋、今井食堂が上賀茂神社のすぐ近くにある。今井食堂の話はまた後でする。

原っぱ

一の鳥居を潜って原っぱの中の参道を進む。右手には大きなしだれ桜がある。

二の鳥居

二の鳥居を潜る。賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)、通称、上賀茂神社。山城国一宮。神紋は下鴨神社と同じく二葉葵。上賀茂神社の祭神は、賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)で、タマヨリヒメの息子さんである。

立砂  

細殿(ほそどの)と呼ばれる拝殿の前に立砂が施してある。説明板によると、上賀茂神社の北2キロの所にある、賀茂別雷命が最初に降臨された神山(こうやま)に因んだもので、神様の憑代(よりしろ)であるらしい。神様は1人だから1山で良さそうだが、何故か立砂は2山で1セット。てっぺんに松葉が刺さっている。波平さんみたいだ。

楼門

小さな橋を渡る。境内には小川が流れていてる。2本の小川が合流する地点に上賀茂神社の本体がある。賀茂川と高野川に挟まれた下鴨神社と同じ配置だ。朱の楼門を潜るとすぐに四脚中門。本殿は回廊に囲まれていて、外側からは全く見えない。幾つかの末社を見学してから片岡橋を渡る。

美しい

楢(なら)の小川に沿って森の中を歩く。ここも紅葉がきれい。楢の小川は別名、御手洗川(みたらしがわ)。これも下鴨神社と同じ。

山登り

二葉姫稲荷神社へ続く参道があった。参道を登って二葉姫稲荷神社へ行ってみる。サル出没注意の看板あり。山の中腹、日当りの良い斜面に小さなお稲荷さんがあった。眼下に瓦(いらか)の波が見えた。(つづく)

二葉姫稲荷神社



秋の京都2泊3日の旅~その15 糺の森

馬場

紅葉の一番いい時季に来ちゃったようだ。森の中の参道を歩く。赤から黄色、緑のグラデーションが美しい。早朝の空気がまだ残っていて幻想的。ため息が出る。

糺の森 ため息が出る

砂利の敷かれた参道をザクザク歩いて、あっという間に楼門前に来た。楼門を潜って下鴨神社を見学する。社殿は茶色で渋い。神紋は二葉葵。

楼門が見えてきた さざれ石

下鴨神社の祭神は、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)とタマヨリヒメ。賀茂建角身命はタマヨリヒメのお父さんで、八咫烏に化身して神武東征のお手伝いをした神様。さっき行った河合神社の祭神もタマヨリヒメで、神武天皇のお母さんとされていた。

渋い社殿

御手洗社(みたらしのやしろ)を見学する。社の下から御手洗川が流れ出ている。御手洗社の祭神は瀬織津比売命(せおりつひめのみこと)。

御手洗社

土用の丑の日に御手洗川で行われるのが足つけ神事。老若男女が裾を捲って裸足になって、御手洗川の中に入って行く映像を夜中のNHKで見たことがある。下鴨神社名物みたらし団子は、この御手洗川の川底から湧く泡をイメージして創られたそうだ。

御手洗川

出雲井於神社(いずもいのへじんじゃ)という摂社。スサノオを奉っている。説明板があったのだが、浅学のオトーサンには書かれている内容がイマイチ理解できない。鴨族と同じ祖先を持つ出雲族の人達が、賀茂川の畔に奉った神社。で、合っているだろうか。

出雲井於神社

賀茂川の右岸に出雲路という地名がある。以前から気になっていた。出雲井於神社は、元は出雲路にあったのかも知れない。出雲井於神社の別名は平良木神社。平良木神社の周囲に木を植えると、どんな木も葉っぱが柊の葉のようにギザギザになってしまうらしい。お茶の神様でもあるらしい。(つづく)


秋の京都2泊3日の旅~その14 下鴨神社へ

5時に目が覚めた。昨夜はよく冷えた。布団を畳んで部屋を片付ける。

島原大門

7時。明るくなったので宿を出る。宿の前には既に打ち水がしてあった。今日も寒くていい天気。宿の周りを1周する。昨日は暗くて良く見えなかった島原大門。ここが島原の入り口。島原太夫の島原である。島原には今も1軒だけ茶屋があるそうだ。

東鴻臚館跡

東鴻臚館跡。全国に3ヶ所(福岡、難波、京都)あった鴻臚館の1つ。平安京の鴻臚館は東西2つに分かれていて、東の鴻臚館があった場所がここだったそうだ。

島原住吉神社

島原住吉神社を見学してから、五条通りのバス停に向かう。卸売市場からターレットが飛び出して来る。ナンバーはついてないように見えるけど、公道を走ってもOKなのだろうか。

ターレット

大宮五条のバス停でバスを待つ。風があって寒い。バスの時刻表を見ると、まだ少し時間がある。五条通りの向かいにあるサークルKに逃げ込んだ。温かい肉まんを買って朝食にする。

五条通り

四条河原町行きのバスに乗車。車内で1日乗車券を購入。今日最初の目的地は下鴨神社だ。直通のバスはないから、河原町五条で乗り換え。乗り換えついでにちょっと五条大橋を見学。五条通りの中央分離帯に、かわいらしい弁慶と牛若丸がいた。

朝の鴨川 レギュラー153円!

河原町五条から205番のバスに乗り、河原町通りを北上。賀茂川を渡る。どこで降りたら良いのか分らない。まあこの辺でいいだろうと、新葵橋のバス停で降りる。少し歩くと糺の森(ただすのもり)の入り口があった。

新葵橋バス停 糺の森入口

糺の森は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)、通称下鴨神社の鎮守の森。先ず河合神社を見学。糺の森の入り口に鎮座。下鴨神社の摂社でタマヨリヒメを奉っている。女性守護の御利益があるらしい。
賀茂川と高野川が合流する地点にあるから河合神社。おマタの部分にあるから女の神様という訳ではない・・・たぶん。

河合神社

現地説明板には、タマヨリヒメとは神武天皇の母神である、と書かれてあった。鴨長明ゆかりの神社でもある。下鴨神社の境内摂社だけれど、1の独立した神社といっていいほど立派な社殿だった。河合神社を過ぎると本格的に糺の森に突入する。(つづく)

鴨長明ゆかりの社


秋の京都2泊3日の旅~その13 島原の素敵な和風旅館

岡崎神社前

16時を回った。そろそろ宿へ行こう。岡崎神社前バス停からバスに乗る。今夜の宿は島原にある和風旅館。ここから島原へ行く直通のバスはないから、河原町で乗り換えなければならない。

南座

四条通りは大渋滞で、八坂神社の前から先はなかなか進まない。歩いた方が早そうだし、鴨川も見たかった。南座の前でバスを降りる。夕焼けに染まった鴨川を渡って河原町。

鴨川を渡る 

晩飯はどうしよう。今日は1日歩きっぱなし。宿に着いたらもう動きたくない。河原町で何か買って行こう。錦市場まで行くのも面倒で、目の前にあった高島屋に入った。地下の食料品売場で惣菜を物色。京風の小さなお弁当、煮物の生麩に惹かれて購入。コロッケ1個購入。ビールは後で買おう。阿舎梨餅はちょっと考えたけど買わなかった。

河原町に到着

河原町Dバス停から九条大宮行きに乗車。河原町にはバス停がいっぱいある。下調べしておいて正解だった。帰宅時間帯で車内は混雑。道路も渋滞。

島原口バス停

15分くらいバスに揺られて島原口バス停に到着。バスを降りて宿まで歩く。宿までの道はローカルな商店街で、レトロな街路灯が素敵だった。小さな古いお菓子屋があって、六方焼など素朴な和菓子が売られていた。お茶請けに買っておけば良かった。

レトロ商店街 レトロショーケース

酒屋でビールを買って島原大門を潜り宿に到着。まあまあと女将に案内されて2階へ。間口は狭いが奥行きが深い鰻の寝床。最深部の金閣という部屋に通された。6畳の和室。純和風。静かで落ち着く。青い蛍光灯が残念。ここは白熱灯の暖かみのある光が欲しかった。

和室6畳

食事は出さない宿だ。近くに卸売市場があって、場内の定食屋などでメシを食うのも一興だが、卸売市場だから夜はやっていない。宿の周囲に飲食店は少ない。

風呂

早速風呂に案内された。一般家庭の風呂場だった。お風呂でさっぱりした後、ビールで乾杯。高島屋で買ってきたお弁当を広げる。薄味でお上品。日本酒の方が良かったかも。食後のデザートはお着きのお菓子を転用。期待していた阿舎梨餅ではなかった。

晩餐

メシが終ったら、とっとと布団を敷く。セルフサービスだけど、気を使わなくてかえって良い。布団に寝転がってテレビを見る。女将によると、今日は他に常連の女性客1組だけで、その1組もまだ帰ってきていないそうだ。静かな夜をゆっくり過ごす。(つづく)


秋の京都2泊3日の旅~その12 特別公開エリアを見学する

まずは御影堂(本堂)を見学。土足厳禁。靴を脱ぎ、備え付けのポリ袋に入れて持ち歩く。

御影堂内部には法然上人坐像、文殊菩薩像、吉備真備ゆかりの観音様なんかがあった。と思う。実は仏様にはあまり興味がない。あまり興味はないが、いちいち立ち止まって、う~むと暫く眺めるフリなどをしてみる。隣のおじさんも多分あまり興味はないのだろうが、同じようにう~むと眺めている。見栄の張り合いである。文化財の正しい見学方法だ。

庭

御影堂見学終了。順路に従って進むと大方丈という所に来た。和風高級旅館のような所だ。濡れ縁に沿って畳敷きの和室が連なっている。普段は非公開のようだ。謁見の間を見学。松平容保と近藤勇が会見した部屋だとか。

許可を得て撮影

隣の部屋には新島八重の写真や和歌、松平容保の書、家康や秀忠の朱印状などが展示してあった。家康の朱印状って、家康直筆のものだろうか。これだけでも600円の価値はあった。八重さんの写真は、綾瀬はるかとは全く似ていなかった。

紫雲の庭

大方丈の次は庭園の見学。ポリ袋から靴を出す。紫雲の庭という平成23年に出来た枯山水。オトーサンは良く分らないが、あんまり萌えない。ライトアップ用の配線が引いてあって、夜間はいいのだろうが、昼間は目障りだ。

紅葉

順路に沿って進む。庭の最深部に東屋があった。ビューポイントのようだ。陽が陰っている。暫く待つ。光が戻ってくると紅葉の葉っぱが赤く透けてきれいになった。

茶室

紫雲の庭見学を終えると、再びポリ袋に靴を入れて屋内へ。清和殿という建物の長い廊下を通って出口へ進む。

八重さん

最後は即売コーナー。ここを通らないと外には出られない、東京タワー方式だ。お札や御守りなどの授与品が並べられた机が4脚あって、それぞれの机に2人ずつのお坊さんが座っている。お坊さんは皆無言。けっこうな威圧感。逃げるように通り抜けて外に出た。有料ゾーンは終了。

江供養塔 アフロ地蔵が写ってる

会津墓地に行ってみる。江の供養塔脇から三重塔に向かって石段を上る。石段の左右は墓石だらけ。墓地の中を歩いているのだけれど、怖いとか、暗いといった感じはしない。夕日を浴びて墓石群がオレンジ色に光る。きれいだ。

三重塔

会津墓地の前に着いた。丘の上の静かな場所だ。京都駐屯中に亡くなった会津藩士、鳥羽伏見の戦いで亡くなった会津藩士たちが、ここに眠っている。みんな故郷に帰りたかっただろうに。ちょっとウルウルする。合掌。

会津墓地

金戒光明寺を後にする。南門を出て、狭くて細い参道を下る。金戒光明寺、スゴイお寺だった。全部見てない。また来よう。

岡崎神社

参道を下ると岡崎神社の横に出た。ついでに岡崎神社も見学。スサノオとクシナダヒメを奉る、京都の東を守る神社。狛犬ならぬ狛ウサギがいた。(つづく)

ウサギ 


秋の京都2泊3日の旅~その11 金戒光明寺へ

どえらいエッチなチョコレートをリュックに押し込み、東大路通りに戻る。

ユニバーサル模型社

知恩院前のバス停から203番の市バスに乗車。「洛ナビ」で検索すれば、どのバスに乗れば良いのかすぐに判る。非常に便利だ。車内で1日乗車券を購入。10分ほど乗車して、岡崎道バス停で下車。バス停から少し歩いて金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)へ。

金戒光明寺へ  

今回の旅行で、養源院と並んでオトーサンが行きたかった場所だ。浄土宗の大本山。京都の人は「くろ谷さん」と呼ぶらしい。

高麗門が見えてきた

今年の大河ドラマ「八重の桜」にも登場。会津藩京都守護職の本陣が置かれたところで、境内には会津墓地もある。その他、江と国松の供養塔、春日局の墓、秀忠を弔うために建てられた三重塔、熊谷直実と平敦盛の供養塔、会津小鉄の墓、アフロ地蔵などなど、てんこ盛りだ。

装甲がスゴイ

高麗門から入場。高麗門の前の道は、大きなお寺の門前にしては狭い道だ。高麗門は鉄板で装甲されている。金戒光明寺は実は城郭としての備えを持っている。江戸時代の初期、家康によって城に改造されたようだ。小高い丘の上にある金戒光明寺は、西側の見通しが良く、遠く山崎(天王山)まで見渡せたそうだ。門前の狭い道も防御のためのものだろうか。

高麗門の下を何台ものママちゃりが通過して行く。みんなチャイルドシート装備の2人乗り仕様だ。参道を進むと幼稚園があった。なるほど納得。

山門  

左手に巨大な山門。石段を上って山門を潜る。山門は修復が終ったばかりで、秋の特別公開中。京都市内の眺めが良いらしいが、オトーサンは800円も払えない。潜るだけ。

特別公開中

更に石段を上って御影堂(本堂)の前へ。こちらも秋の特別公開中。運動会テントの特設料金所で600円を支払った。(つづく)

御影堂


秋の京都2泊3日の旅~その10 どえらいエッチなチョコレート

ニヤけた顔のまま四条通りを渡り、白川エリアへ行く。

四条通り なんか撮影中?

細い路地を抜けると有名な巽橋に出た。巽橋で白川を渡ると辰巳大明神の前。テレビドラマのロケでよく使われる所。辰巳琢郎はいなかった。

巽橋 辰巳大明神

東大路通りへ出る。知恩院の向かいに一澤信三郎帆布があった。帆布製のカバン屋さん。ここのトートバックがいいのだ。現金は持っていないが、クレジットカードを持っている。入店すると危険なので入店しない。

知恩院 一澤信三郎帆布

京都華頂大学の前を通って白川の一本橋へ行く。ここもよくテレビのロケなんかで使われる。一本橋は2本の御影石で出来ている。本当は二本橋だった。

 白川の一本橋 本当は二本橋

一本橋を渡って古川町商店街に行く。古いアーケード街。古川町商店街の中にユニークなお菓子屋さんがある。当初は行くつもりはなかったが、紗月ちゃんと杏香さんに会ったので、調子に乗って行くことにした。(意味不明)

古川町商店街

アーケード街の中ほどにユニークなお菓子屋、東三堂があった。店内を物色。

東三堂

店番をしていたおじちゃんが近づいて来て、「エッチなのでしょ?」と声を掛けてきた。完全に見透かされている。面白くないが、当たっているから仕方がない。エッチなコーナーに案内される。どえらいエッチなチョコレートを購入。他に四十八手ナントカというおかきも売っていた。

四十八

東三堂には普通のお菓子も売っている。どれも素朴なヤツで、京都のおみやげにはいいかも。東三堂名物、ねぶり爺様は不在だった。(つづく)


天空の城へ

暖かく天気も良かったので、以前から行きたかった天空の城へ。 

味見桜公園からスタート

味見峠に車を置いて歩く。少し急登して尾根上に出る。尾根上に連なる小さなピークを越えたり巻いたりして20分ほど。道は良く整備されていて迷う所はない。滑りやすい土道で下りは難儀した。雨後は止めといた方がいいと思う。

障子ヶ岳城 

城跡からは360度見渡せる。PM2.5のお陰で展望はイマイチだった。

香春岳を望む 

麓の勝山町から望む障子ヶ岳城。霧のある日に上手く撮ったら和田山の竹田城にも負けない・・・と思う。京都郡在住の方、どなたか傑作をお願いします。

勝山町から遠望 



秋の京都2泊3日の旅~その9 花見小路で紗月ちゃんに遭遇する

餃子の王将を出て、そのまま隣の八坂神社に行く。

四条通り側から入場、朱の楼門を潜る。
祭神はもちろんスサノオとクシナダヒメ、平安遷都以前からここにあるそうだ。

八坂神社

参道を進むと正面に舞殿、提灯がいっぱいぶら下っている。
舞殿の左に本殿、本殿は南向き。

四条通りに面した楼門は実は正門ではなく、南の楼門が正門になる。

舞殿 
拝殿

境内には多くの摂社末社がある。
有名なのは美御前社(うつくしごぜんしゃ)、宗像三姉妹が奉られている。

美御前社の脇に水が出ていて、お肌に塗ると美しくなるらしい。
オトーサンは美顔には興味ない、素通りする。

美御前社

八坂神社の背後には円山公園が広がっている。

公園の隅っこで若者が音楽をやっている。
オトーサンが若者の頃は「宵々山コンサート」だったなあ。

円山公園をちょっとだけ歩いて八坂神社に戻り、南の楼門から出場。

円山公園 
南門

東大路通りを強引に横断して祇園エリアに再突入。
道の両側にはお茶屋さんが並んでいる。

祇園甲部にオトーサンのお気に入り舞妓さんがいる。
会えたらいいなぁ、会えるわけないなぁ。

花見小路

花見小路は電柱が地中化されていてスッキリ。

花見小路から折れて細い路地に入ると「つる居」があった。
オトーサンのお気に入り舞妓さんが所属している置屋さんだ。

我ながら、ちょっとストーカーっぽい。

細い路地

花見小路をウロウロ、数人の舞妓さんもどきを見かけた。

そろそろ白川方面に行こうと歩いていたら、前方から2人の舞妓さんが接近してくる。
ん、紗月ちゃんと杏香さんだ・・・会えちゃった!

至近距離ですれ違う、畏れ多くて声なんか掛けれない、2人ともスッピンだ。
お買い物の帰りのようでレジ袋を抱えている。
顔がニヤけているのが自分でも分る。

紗月ちゃん

生きてて良かった。(つづく)

プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

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