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18きっぷで行く、ちょっと長崎~その5 帰路はまったり読書タイム

崇福寺のすぐ隣にある八坂神社へ。

1626年に京都からスサノオさんが勧請されたようだ。明るく広い石段を上がる。
変わった形の紋。八坂神社なのにキュウリ紋ではない。

調べてみると、祇園守紋と言うらしい。
中央のクロスが十字架を表しているという説もあるそうだ。

境内はきれいに整えられている。
櫻姫美人稲荷という末社あり。ちゃちゃっと見学を済ませて、思案橋方面へ戻る。

八坂神社 
祇園守紋

電車通りから1本入った商店街を行く。
狭い路地だが、実は国道324号線である。

長崎名物トルコライスで有名な店、「ツル茶ん」の前を通過。

国道324号線はアーケードになった。賑やかで人通りが多い。

国道324号

アーケードを抜ける。

市電の線路と中島川との間の狭い隙間に、「土佐商会跡」の石碑があった。
石碑も案内板も真新しく、どうも大河ドラマに合せて整備されたようだ。

土佐商会跡

中島川を鉄橋(てつばし)で渡る。

国道324号線の歩行者専用区間は終了。
車道となった国道は左に逸れて、オトーサンは真っ直ぐ進む。

古いカラスミ屋の前まで来た。そろそろ駅に戻ろうと思いながらも、なんとなく歩き続ける。

白いトラス鉄橋を渡ってみる。
出島橋。国内最古の現役鉄橋。かつてこの辺りに出島があった。

橋の上から、弧を描いた石垣が見えるが、これはオリジナルではないそうだ。
現在一帯は「出島」として整備されつつあり、最終的には「出島」になるようだ。

出島の中にある出島のミニチュアを、塀の外から見学。

出島橋

見覚えのある場所に出た。中華街の入り口の派手な門が見える。
築町の電停だ。ここから市電に乗って、長崎駅へ戻ることにする。

築町から長崎駅前へ行く市電は、一旦長崎駅とは反対の方向へ進む。
何度か利用しているから分かるけれど、初めての時は反対方向の電車に乗ってしまった。

築町電停を出発

長崎駅前に着いた。

構内のおみやげ売場を覗くが、特に購買意欲をそそるものなし。
ホームの売店で、お茶とドラ焼きと、中国菓子「よりより」を購入。

ホームに数匹の子猫がいて、待合客の視線を集めていた。

長崎駅

15時15分、竹松行き普通列車は定刻に発車した。長崎滞在は4時間と12分。

準備OK

2両編成のディーゼルカーは、往きとは違って長崎トンネルは通らず、海沿いの旧線を走る。

ひと山越えて大村湾に出た。
諫早まで大村湾沿いを行き、諫早で鳥栖行きの電車に乗り換え。

諫早からは有明海沿いを行く。天気が良くないのが残念。
鳥栖までの2時間ちょっと、文庫本を読みながら、のんびりと過ごした。(おわり)

大村湾 
有明海 


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18きっぷで行く、ちょっと長崎~その4 バクダン最高?

思案橋電停で下車。

学生の頃、悪友3人と長崎を訪れたことがある。
今のように簡単に情報が手に入る時代ではなかった。

知っている観光地と言えば、オランダ坂とグラバー亭、めがね橋くらいのもので、
それすら何処にあるのか全く分からなかった。ただ闇雲に歩き回った。

思案橋

思案橋に来たとき、何故思案橋なのか思案した。
どの店に入ろうか思案するから、思案橋なのだろうと思った。

正解はもちろん「行こうか戻ろうか思案橋」なのだけれど、当たらずとも遠からず。

かつて思案橋(丸山)は日本三大遊郭(島原、吉原、丸山)に数えられていた。
現在でも、そっち系のお店が多い。 らしい。

珍々堂

思案橋にやって来たのは、そっち系のお店に行くためではない。
思案橋ラーメンという店で、昼メシを食うためである。

思案橋ラーメン

思案橋ラーメンは、思案橋と観光通りのちょうど中間くらいの所にあった。

福山雅治が時々顔を出すラーメン屋らしい。
時刻は13時。お昼のピークは過ぎた頃と思われるが、結構混雑している。

カウンター席に案内された。

福山お勧めの「バクダンちゃんぽん」を注文する。
壁には福山を始め、数多の芸能人の色紙が掲げられている。
 
まいうー石ちゃんの色紙も、もちろんある。

福山

バクダンちゃんぽんが運ばれて来た。

見た目普通のちゃんぽんの上に、黄色いクリーム状の物体が乗っかっている。
ニンニクとラードを合わせたペーストのようである。

食ってみる・・・素直に中華街に行き、京華園あたりで食べれば良かったかな。
本当はバクダンラーメンの方かも知れない。

バクダン最高!

福山直下の特等席と思っていたら、とんでもない大間違い。
入れ替わり立ち替わりに、福山の色紙を写メりに来る。
食ってる最中にも、背後から頭越しに写メられる。落ち着いて食えない。

店を出ると、傘を差さなくても歩ける程度に、雨は止んでいた。


崇福寺へ。

黄檗宗の唐寺で、大河ドラマ「龍馬伝」のロケ地。
坂本龍馬(福山雅治)と高杉晋作(伊勢谷友介)が、チャンチー(中国将棋)を指していた場所。

実は、オトーサンは福山が案外好きなのである。

崇福寺

繁華街を抜け左に曲がる。三門が見えてきた。竜宮城のような赤い三門を潜る。

扉の装飾が、日本の寺社ならおっぱい型が一般的だが、ここは天狗ような顔になっている。

境内には赤と黄色の提灯がいっぱいぶら下っている。お祭りの準備をしているようだ。

三門 
天狗?

プレハブの料金所で、愛想もクソもない、やる気のないおっさんに入場料300円を支払う。

石段を上がると第一峰門。国宝である。
極彩色の装飾が東照宮のよう。裏面には青いコウモリが描かれている。
コウモリは、中国では「福」を表すらしい。

本堂の前は石畳になっている。意外と狭い。
波打った石畳がいい。

線香売場からの、おばちゃんの「買えよー」的視線がきつい。

大雄宝殿

大雄宝殿と呼ばれる本堂も国宝で、お釈迦様を奉っているらしい。
本堂の向かい側には、関羽が奉られている。怖い顔をしている。

傘を差しながらカメラを庇って、つまらない写真を量産した。
天気の良い日に来たかった。(つづく)


18きっぷで行く、ちょっと長崎~その3 長崎はやっぱり雨だった

風頭公園に入園。 雲が垂れ込めて、今にも降り出しそうな天気。園内を進む。

古い墓所があった。「上野彦馬の墓」と説明板にある。

上野彦馬とは、たぶん日本で最初のカメラマンである。
有名な坂本竜馬の写真(着物の襟に左手を突っ込んでるヤツ)は、彼が撮ったものだ。

竜馬像

上野彦馬の墓から左に折れると、竜馬像の前に出た。
腕組みをした坂本竜馬の銅像が、長崎の町を見下ろしている。

と思ったが、よく見ると坂本竜馬は長崎の町なんか見ていない。
もっと遠く、遥か水平線を見つめている。

女神大橋 

竜馬像の前は展望所になっている。
さっき行った本蓮寺と背後の墓地群、長崎港、女神大橋なんかが丸見え。

3本マストの遊覧船「観光丸」と、九州商船の福江行きフェリー「万葉」が、
女神大橋の下を仲良く進んでいる。

上海航路のフェリー「オーシャンローズ」が、松ヶ枝埠頭に停泊しているのが見える。

三菱重工長崎造船所には、ワレニウス・ウィルヘルムセンの自動車運搬船と、
自衛隊のイージス艦「あしがら」が泊まっている。楽しい。

三菱重工長崎造船所 竜馬がゆく

展望所の片隅に司馬遼太郎「竜馬がゆく」の碑があった。

風頭公園を出て、傾斜地の狭い路地を下る。
寺町から風頭公園までのコースが、竜馬通りとして整備されている。

分岐点には手作りの案内看板。
たぶん竜馬が描かれているのだが、めちゃくちゃ下手くそである。

下手くそ

とうとう雨が降り出した。長崎で雨なんてベタだけど、本当だから仕方ない。
家を出る時、傘を持って行くべきか随分迷ったが、持って来て正解だった。

雨はすぐに本降りになった。

亀山社中記念館

亀山社中記念館の前に出た。

雨が降ってるし、有料だし、靴を脱がないといけなそうだし、面倒なので入館しなかった。

亀山社中記念館のすぐ前に、竜馬のぶーつ像があった。
操舵輪の前に、ブロンズの長靴像?が置かれてある。記念撮影スポット。

観光中の母娘に写真を頼まれた。
心優しいオトーサンは、雨に濡れながらも快く撮ってあげた。

竜馬のぶーつ像

高宮稲荷神社の参道に出た。
雨はいよいよ酷くなって、靴の先がびちゃびちゃ。

高宮稲荷の境内には入らず、赤い鳥居の並ぶ参道の石段を下る。

雨に濡れた石段はツルツル滑りやすい。
下から登って来たアベックの男の方がツルっと転倒。カッコ悪い。

高宮稲荷神社参道 

地上に降りて来た。竜馬通りからは、もう外れてしまったようだ。

西へ行く。見覚えのある寺の前に出た。
産女(うぐめ)幽霊の木像がある、光源寺という浄土真宗の寺である。

少し前にテレビでやっていた。
夜な夜な墓を抜け出して、赤子のために飴を買いに行く幽霊の話。

似たような話は、全国各地にあるような気がする。

光源寺

適当に歩いて行くと、宮地嶽八幡神社があった。
参道が駐車場状態になっている小さな神社。

ここの見所は陶製の鳥居。

明治21年に奉納された有田焼。
100年以上雨曝しで立っているはずだが、ラピスラズリのような青が綺麗に残っている。

宮地嶽八幡神社

更に適当に歩いて行くと、中島川に架かる高麗橋に出た。橋の向こうには伊勢宮。

地図を見ながら歩いている訳でもないのに、不思議と行きたい場所に着いてしまう。

土砂降り。もう歩きたくない。諏訪神社前から市電に乗って思案橋まで移動。(つづく)

諏訪神社前電停 


18きっぷで行く、ちょっと長崎~その2 風頭公園へ

長崎市長暗殺現場前を通って西坂公園へ行く。

二十六聖人殉教地。

秀吉の命により、京都、大阪で捕らえられたキリスト教徒26人が処刑された場所だ。
わざわざ長崎まで連れて行ったのは、長崎がキリスト教の蔓延する土地だったからだろう。

殉教して聖人扱いされちゃったから、どうも逆効果だったような気がする。

二十六聖人殉教地

26人が天に昇って行く姿で、壁に埋め込まれている。

パウロ三木という人は磔状態で、集まった見物人に、
「秀吉を含めて、全ての日本人はキリスト教徒になるべきだ」と、説教を垂れたそうだ。

公園のベンチで猫が昼寝している。
近づいても起きない。全く無防備。写真を撮って遊ぶ。

ネコ

西坂公園から少し歩くと、本蓮寺という日蓮宗の寺がある。1620年に日恵が開創。
日蓮宗の熱心な信者、加藤清正が発願した寺である。

元々この場所にはキリスト教の教会があった。
秀吉から家康に至る、キリシタン弾圧の現場である。

キリスト教を駆逐するため、敢えてこの場所に建てられたのだろう。 と、思う。

境内には、キリシタン達が投げ込まれた井戸、南蛮井戸が残っているらしい。

勝海舟寓居の地

正面に日蓮上人の巨大な立像。
本蓮寺の背後に連なる斜面は、墓石が立ち並ぶ広大な墓所。
下から見上げると、山の上にある有名なホテルは、墓場の中に建っているように見える。

いろいろと怖ろしいので、本蓮寺の境内には入らない。

幕末には、勝海舟がこの寺に4年ほど滞在した。
海援隊の沢村惣之丞の墓もあるそうだ。


長崎駅へ戻る。

大黒町の飛龍園というハデな中華料理屋の前に、巨大な皿うどんがディスプレイされていた。

飛龍園

長崎駅前からバスに乗り、風頭公園まで登る。
竜馬像、亀山社中などがある定番観光コースに乗っかるためである。

風頭公園は山の頂上にある。下から登っても良いのだけれど、上から降りる方が楽である。

観光通り

バス停は駅から少し離れた所にあった。
10分くらい待つと、風頭山行きのバスがやって来た。

最前列左側の席に座る。良い眺め。
長崎市役所~県庁の前を通って思案橋。
路面電車の終点、正覚寺下を過ぎると、道は上り坂となる。どんどん登って行く。

国道324号 
狭い道を大型バスが行く

長崎半島を横断して茂木へ続く国道324号。
この道は学生時代にバイクで通っている。なんとなく憶えている。

国道から離れ、狭い路地を大型のバスが登って行く。
終点の風頭山バス停に到着。長崎駅前から25分くらい。170円ナリ。

風頭公園へ  

風頭山と言っても、周囲は普通に住宅地だ。
バス停から少し下ると、風頭公園の入り口があった。(つづく)

公園入口  

18きっぷで行く、ちょっと長崎~その1 中央軒のかしわうどん

青春18きっぷが1枚余っている。使用期限までに処理しなければならない。
日帰りで長崎へ行ってみることにした。

18きっぷで長崎へ入るには肥前山口~諫早間がネックとなる。
この区間を走る普通列車は、朝の早い時間に数本あるだけで、それらを逃すと午後になる。
残念ながら、始発列車で出発しても、その朝の数本には間に合わない。

今回は佐世保線、大村線を経由して、午前中に長崎入りする行程を考えた。

始発列車に乗り、博多を経て鳥栖で下車。鳥栖で30分ほど時間がある。

鳥栖駅

鳥栖駅と言えば、立ち食いうどんである。

6番ホームのスタンドで、かしわうどんを注文。
・・・ん、あんまり旨くない。去年食べた時は旨いと思ったのに、今回は微妙。

朝イチでまだ本調子ではなかったのだろうか。

かしわうどん 

7時24分発の早岐行きに乗車。
4両編成のシルバーの電車。UVカットガラスなのが残念だが、本皮シートで快適。

佐賀駅を過ぎて、嘉瀬川を渡る。バルーンは上がっていない。
時々薄日が差すが、基本的には曇り空。

車窓

肥前山口で列車は分割。後ろ2両の肥前大浦行きを残して発車。佐世保線に入る。

陶器市なんて随分行っていないなぁ、などと思いながら有田の町を通過。

早岐駅

9時1分、早岐に到着。大村線の長崎行きに乗り換える。

終点の佐世保まで行ってもいいのだが、滞在時間6分のトンボ帰りになる。
早岐でまったり過ごすことにした。40分ほどある。改札を出る。

早岐駅は明治30年生まれの木造駅舎。

駅前の県道を渡り、歯科医院の駐車場を抜けて、早岐瀬戸に出た。
川のように見えるが、歴(れっき)とした海峡である。対岸は針尾島。
時間的にムリだろうと思い早岐神社には行かなかったが、案外行けたかも知れない。

早岐瀬戸
早岐瀬戸

駅に戻ってホームのベンチでぼ~っと過ごす。

ホーム上に乗客が大勢溜まってきた。多分皆同じ列車に乗るものと思われる。
長崎までの所要時間は1時間20分ほど。立ちっぱなしは辛い。

シーサイドライナー

9時38分発、長崎行き快速シーサイドライナーが到着。青いディーゼルカーだ。

長崎まで行きそうになさげなおじちゃんの隣の席を確保。
かなり混雑している。今日は月曜日。平日のこの時間にしては若い人が多い。
案の定、おじちゃんはすぐに降りて行った。窓際の席を確保。

列車は大村湾に沿って南下する。


彼杵(そのぎ)に停車。

彼杵と言えば、何故だか相撲中継を思い出す。
「長崎県東彼杵郡出身、ナンタラ部屋、前頭三枚目・・・」というヤツである。
なんで彼杵なのか分からない。

ちなみに、オトーサンお気に入り仲里依紗がここ彼杵の出身である。

長崎駅

諫早に停車。乗客の3分の2くらいが入れ替わる。相変わらず混雑している。

長い長い長崎トンネルを抜けると、いきなり長崎の市街地へ飛び出す。
10時58分、長崎駅に到着。

出発してから5時間弱列車に乗っていた事になるが、そんなに辛くはなかった。 (つづく)


いただきもの

大吟醸 

好物をいただきました。がんばって辛抱して、お正月用にとっておきます!

SKYで行く、なんくるないさー沖縄~その16 サヨナラ沖縄、また来るさー

国際通りを牧志駅まで歩いて、牧志駅からゆいレールに乗る。
ホテルに戻るとKちゃんがロビーで待っていた。預けておいた荷物を回収。

牧志駅

そろそろ那覇の町とはお別れ。那覇空港へ。

ゆいレール1日乗車券はフル活用できた。空港までの車内は混雑していて座れなかった。

16時半に那覇空港着。
帰りの便は19時25分。たっぷり時間がある。空港内をウロついて時間を潰す。

ロビー

出発時刻の2時間前になった。スカイマークのカウンターに行ってチェックイン。

スカイマークのカウンターはターミナルビルの北の果てにあった。
最近出来たばかりのようでピカピカ。

スカイマーク

おみやげ売場を冷やかす。売っているものは市中と変わらないが、お値段は高め。
特にちんすこうは絶対市内で買うことをお勧めする。

おみやげ売場 
おみやげ売場

18時になった。空港食堂へ行く。
空港内とは思えない値段で食事ができる店で、空港職員もよく利用するらしい。

空港食堂はターミナルビルの南の果てにあった。

空港食堂

券売機で食券を買う。

オトーサンはカツ丼セット、Kちゃんはゴーヤーチャンプルー定食をオーダー。
学生時代に学食で食ったようなカツ丼だった。店員のお姉ちゃんがかわいかった。

さあ、そろそろ搭乗待合室へ移動しよう。

搭乗待合室

保安検査場を通る。ガラス張りの待合室で飛行機を眺めながら搭乗開始を待つ。
福岡では見れない飛行機もいる。

ブルーアワー。

カメラのレンズをガラスに押し当てて写真を撮る。
ガラスの反射が邪魔をして、思った角度で撮れない。

ソラシド 
ANA

搭乗開始。オトーサンの席は8H。進行方向右側の席だ。
オンタイムでRW36を離陸。サヨナラ沖縄。また来るさー。

RW36を離陸した飛行機は、空域の関係でしばらくの間低空を飛行する。
少しだけ那覇の夜景が楽しめた。

帰りの飛行機はスカイ・インテリア仕様という、室内がちょっとだけ高級?なヤツだった。
照明がブルーのLEDになっている他は、特に大きな違いは感じない。

快適な夜間フライト。長崎市上空を通過。女神大橋とたぶん長崎空港が見えた。
唐津市の辺りで玄界灘に出て、博多湾から福岡空港RW16に着陸。

沖縄からたった1時間半。やっぱり飛行機は早いな。
空港の外に出る。短パンとTシャツだけど寒くはない。

なんくるないさー

那覇で買ったボーボーと島バナナ。結局家まで持って帰ってしまった。

ボーボーは予想通りの素朴な味。
島バナナは期待したほどではなかった。まだ少し若かったのかも知れない。

シーサーを本棚に飾り、泡盛をチビチビやった。
Kちゃん、またどっか遊びに行こうね。(おわり)


SKYで行く、なんくるないさー沖縄~その15 ついにシーサーを購入する

ぶらぶら歩いて国際通りまで戻って来た。

ここで我々は別行動をとる。
オトーサンはウロウロしたい派だけど、Kちゃんはゆっくりしたい派なのである。

16時にホテルのロビーで合流することにした。

琉球ガラス 
松山容子のボンカレー

Kちゃんと別れて、またまたアーケード街を探検。
Tシャツ屋、琉球ガラス屋などを冷やかして回る。

やっぱり面白いのは食品関係。
スーパーの食料品売場を覗いてみると、昔パッケージ松山容子のボンカレーが売られていた。

お菓子屋の店先にはヨモギ餅やバターケーキ!に混じって、
ナントゥとかボーボーとか、聞いたこともないお菓子が並んでいる。

ボーボー  

ボーボーを1個買ってみた。見た目は、筒状に巻いたソバ粉クレープのようだ。
色が黒いのはたぶん黒糖が入っているからだろう。とりあえずリュックに入れておく。

果物屋の店先にはパイナップル、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ、島バナナが必ず並んでいる。
パイナップルは手でちぎって食べるタイプのヤツだ。

トロピカルフルーツ

オトーサンは島バナナが食べてみたかった。
あちこち回ったが、だいたい1房5~6本で500~600円くらい。
フツーのバナナの1/3くらいの大きさしかない。高級フルーツだ。

持って帰るつもりはないので、1本か2本でいいのだが、どこも房でしか売っていない。
1軒だけバラ売りしている店を見つけて1本購入。こちらもリュックに突っ込んでおく。

国際通りを1往復。あんまり面白くないし、暑くてしょうがない。再びアーケード街に戻って来た。

ゴーヤーマラカス!

メインアーケード街から外れて、人通りの少ないエリアに来た。

何を売っているのかかよく分らない店に、「オリオンあります」と手書きポップがあった。
吸い寄せられるように入店。オリオンを注文。

店の前のテーブル席でオリオンを飲む。
他にシークワァーサージュースとか、マンゴージュースなんかもある。
店の中にはみやげ物とか、雑貨とか・・・やっぱりよく分らない。にんじんしりしり器もある。

にんじんしりしり

女将に「にんじんしりしりとは何か?」と尋ねてみた。
にんじんをしりしりする(千切りにする)調理器具、スライサーらしい。
島田紳助がテレビで紹介して全国区になったらしい。

この女将が、たぶんオトーサンよりずっと年上だと思われるが、めちゃべっぴんさんだった。
きれいな人は幾つになってもきれいなのだ。思わず頬が緩む。

シーサーの置物が全品半額になっていた。
べっぴん女将に会えた記念として、目に付いた素焼きのシーサーを購入。(つづく)

オリオン! 


SKYで行く、なんくるないさー沖縄~その14 やちむん通りを散策する

公設市場

我々が入った店は中国人が経営している店で、店員も全員中国人だった。

野菜炒め、豆腐チャンプル、島らっきょうを注文。ご飯と味噌汁がセットで付いている。
野菜炒めだけが先に来て、ご飯がなかなか来なかった。

島らっきょう 
野菜炒め

島らっきょうは初体験。生のらっきょうの上にかつお節が乗っかっている。
生で食べるものだとは知らなかった。オトーサンの口には合わなかったかも。

サータアンダギー

全ての料理をKちゃんとシェアして食べた。

デザートは他の店で買ったサータアンダギー
公設市場で一番旨いとされている店で購入。あまり油っこくなくて、まあ旨かった。

まいうー石ちゃん

壁一面に芸能人の色紙が貼られている。
まいうー石ちゃんの色紙があった。石ちゃんの色紙は日本全国何処に行っても貼ってあるなあ。

公設市場を出て再びアーケードを徘徊。地味な狭いアーケード。

観光客のエリアではなくなった。弁当や惣菜屋が多い。弁当が異常に安い。
公設市場で昼飯を食ってしまった事が悔やまれる。

・・・ 
ネコ

やちむん通りへ行く。屋根がなくなって暑い。汗タラタラ。たまたまあった喫茶店に入って休憩。
大きなカウンターのある落ち着いた感じの店内。

沖縄ぜんざい

オトーサンが食ってみたかった沖縄ぜんざいを発注。

運ばれて来たモノは、シロップも何もかかっていないかき氷。
沖縄でぜんざいとはかき氷のことらしい。

氷の下に煮豆が隠れていた。小豆ではなくて金時豆を煮たヤツだ。
甘さ控えめ過ぎ。正直おいしくなかった。名物に美味い物はないのだ。

喫茶店から数分、やちむん通りの入り口に着いた。

やちむん通り

「やちむん」とは焼き物のこと。
琉球政府が作った陶器の町で、やちむん通り沿いには今も多くの陶器屋が並んでいる。

やちむん通りを歩く。
車道の舗装が石灰石で、照り返しが暑く、眩しくてしょうがない。くそ暑いせいか観光客も疎ら。

焼物博物館というのがあった。
無料だったら納涼がてら入ってみようかと思ったが、残念ながら有料だった。

やちむん通り やちむん通り シーサー

ショーウィンドーに並ぶ陶器を見学。買う気はないので店の中には入らない。
いい感じの器はあったけれど、購入したら持ち帰るのが面倒。

素焼きのシーサーがやっぱり気になったけど辛抱した。(つづく)

 

SKYで行く、なんくるないさー沖縄~その13 公設市場へ突入する

金城の石畳へ。

金城の石畳

熱帯系な緑に覆われた石畳の坂道を下る。
首里城へ続く参道で、日本の道100選の1つ。コンクリートの電柱が残念。

道の脇には石敢當(いしがんとう)。
中国から来た魔除けのおまじないで、沖縄ではよく見かける。

石敢當

石畳の途中に「ちゅらさん」の古波蔵家がある。恵里(国仲涼子)一家が那覇で住んだ家がここ。
一般の民家なのでジロジロと覗き込んだりしてはいけない。

トロピカルな花

坂道はまだ続いているが、下まで降りたら登って来なければならない。ここで引き返すことにする。
日差しも強いし暑くてたまらない。赤マルソウ通りまで登り返す。

民家の生垣にはトロピカルな花々が咲いている。残念ながら花の名前は判らない。
涼しい時季にゆっくり散策したい所だ。

ゆいゆい号

赤マルソウ通りのバス停から、ゆいゆい号という市内循環バスに乗る。

ゆいゆい号は那覇市内の主な観光地を反時計回りに循環している。上手く使えば便利。
首里城行きのバスより新しかった。

ゆいゆい号には車掌兼バスガイドさんが乗車している。
今はおばちゃんだが、若い頃はべっぴんさんであったと思われる。

我々の他には、地元のバアちゃんが数人乗っているだけ。
ほぼ我々に向けて観光ガイドが行われる。

シュガーローフ付近

ゆいゆい号はおもろまちのDFS前を通過。オトーサンが朝に歩いた道だ。
ガイドさんによると、この辺りは沖縄戦の激戦地。

安里52高地(シュガーローフの丘)の攻防戦で、日米合わせて5000人以上が亡くなった所。
給水塔が建っている小さな丘がシュガーローフだ。
シネコンや洋服の青山なんかが並んでいるこの辺りは、少し掘れば今でも骨が出るそうだ。

国際通り三越前バス停で下車。

国際通りは観光客でいっぱい。時刻は11時半。そろそろお昼時だ。
観光客な我々は、定番の公設市場で昼飯を取ることにする。

平和通りアーケード

平和通りアーケードに突入。アーケードの中はアジアンテイスト満開だ。
オトーサンは懐かしくてたまらないけれど、本物のアジアを何度も徘徊しているKちゃんにとっては、特に面白い場所でもないらしい。

アジア!

牧志公設市場へ。

おなじみのサングラスを掛けたブタさん、緑色の熱帯魚なんかが売られている。
1階で食材を購入して、2階の食堂で調理してもらうシステムが有名だが、
普通に食堂で注文した方が安いらしい。

熱帯魚

エレベーターで2階に上る。家庭用のイスとテーブルを並べた店が何軒か並んでいる。

客が入っている店とそうでない店のギャップが極端だ。
全体的にお値段は決して安くはない。観光地価格だ。沖縄顔のおねえさんが客引きしている。
いろいろ迷って1軒の店に入った。(つづく)
 

SKYで行く、なんくるないさー沖縄~その12 首里城を見学する

一旦ホテルに戻ってシャワーと荷造り。9時にKちゃんと合流。
荷物はホテルに預かってもらい、空身で出発。

今日は那覇市内観光。先ずは首里城へ行く。

かぶり付き

県庁前駅から再びゆいレールに乗車。
運転席後ろのかぶり付き座席。首里駅まで前面展望を楽しむ。

那覇は案外と高低差のある町だ。モノレールなら坂も登れる。地下鉄なら大変だろう。

ぐんぐん登って終点の首里駅に到着。今日は沖縄滞在3日間のうち最高の天気で、最高に暑い。
首里駅から首里城公園まで、徒歩で15分くらいかかるらしい。
この暑さの中15分も歩くのはしんどい。バスに乗ることにする。

バス停が分らずウロウロしていたら、客待ちのタクシー運転手が声を掛けてきた。
曰く、バスは1時間に1本しかないさ~。

2分後に首里城行きのバスが来た。たぶん悪意はなかったと思う。

沖縄バス

バスに乗ること5分。首里城公園前バス停に到着。
福岡ではなかなか見られない、古いタイプのバスだった。

正面に守礼門が見えてきた。思っていたより小さかった。
真逆光で写真が撮れない。ここは午後がお勧め。

守礼門(バックショット)  

今は幻となった2千円札に描かれているのが、この守礼門だった。
沖縄県では2千円札を使おう!キャンペーンをやっているそうだ。

この旅行中に2千円札を見かけることは一度もなかった。

守礼門を潜って先へ進む。
首里城は那覇随一の観光地。アジア系外国人、修学旅行生、観光客が多い。

歓会門

歓会門(かんかいもん)を潜って城内へ。石積アーチの上に木造の櫓。

ゆるやかな石段を上って行くと、次に現れたのが漏刻門(ろうこくもん)。
こちらも門の上に櫓があって、中に漏刻があったのだろう。

漏刻門
海が見える

朱色の巨大な木造建屋、奉神門(ほうしんもん)から先は有料エリア。
ゆいレール1日乗車券を提示、2割引きの640円で入場。正規料金なら800円。結構高い。

奉神門を潜ると正面に正殿。
正殿は西を向いている。正殿の前は紅白のタイルが敷かれた広場。
行ったことはないが、中国の紫禁城に似ている。ミニ紫禁城だ。

ミニ紫禁城

正殿右側の南殿に入る。建物の中は土禁で、抜いだ靴はポリ袋に入れて持ち歩くシステム。

南殿は薩摩藩の役人を受け入れるための施設で、和風の造りになっている。
畳敷きで落ち着いた雰囲気だ。

廊下を進むと正殿に入る。正殿の真ん中に玉座がある。
ここは完全に中国風だ。残念ながら玉座には座れない。

玉座

北殿は本来は行政棟であったようだが、今は展示コーナーとお土産売場になっている。
素焼きのシーサーが気になったけど、重そうだったし、意外に高かったので諦める。

石垣

首里城の見学は終了。

今の首里城は、第二次大戦で消滅した首里城跡の上に、近年復元されたものであるらしい。
世界遺産なのは首里城跡の方で、復元された首里城ではない。

もう少し勉強してから来るべきだった。テンペスト見とけば良かった。(つづく)


SKYで行く、なんくるないさー沖縄~その11 早朝散歩

3日目。

夜の国際通りに繰り出さず、とっとと寝たので、5時前に目が覚めた。
シュノーケリングで疲れていたのか、昨夜は暴走族も気にならなかった。

今日もいい天気

6時にホテルを出る。

Kちゃんとは9時に待ち合わせしているから、それまでは自由行動。朝の散歩に行く。
外はまだ真っ暗だ。ゆいレール県庁前駅へ。ゆいレール1日乗車券を購入。

県庁前駅から4駅、おもろまち駅で下車。
おもろまちの駅前にはDFSがある。
もちろん開店前。ま、開店していてもオトーサンには関係ないけど・・・。

おもろまち駅から歩いて安里八幡宮へ行く。朝焼けがきれい。

おもろまち

この辺りは新しい町で、きれいな4車線の道路の両側には、
ホテルやショッピングセンターが立ち並んでいる。

給水塔の下を通って、日本銀行の前を左折。
多分行けるだろうと思った所に道はなく、仕方なく後戻り。
ぐるっと遠回りをして、なんとか安里八幡宮にたどり着いた。

琉球八社の1つ、安里八幡宮(あさとはちまんぐう)は、保育園の中にあった。
小さな社殿の背後には、高層ツインタワーがそびえ立っている。奇妙な取り合わせ。

安里八幡宮

祭神は応神天皇、神功皇后、玉依姫命。
琉球八社のうち唯一の八幡社だ。遠くまでやって来た八幡様である。

遠路遥々ご苦労様です。と、お参りする。
保育園の屋根の上にシロガシラが留まり、きれいな声で鳴き始めた。

安里八幡宮の参道と思われる、民家の間の道を下る。
八幡神徳寺という真言宗の寺があった。
名前からして、安里八幡宮の神宮寺だと思われる。お寺の方が立派だった。

ゆいレール安里駅まで戻って来た。すっかり日が昇って、気温も上ってきた。暑い。
安里駅のホームで缶ジュースを飲む。

安里駅

時計を見ると7時を少し過ぎた頃だった。
時間的にはもう1ヶ所くらい行けるけど、暑くてしんどいので止める。

やってきたゆいレールに乗って、ホテルに帰ることにする。

安里駅の隣が牧志駅で、牧志駅のすぐ近くにお宮があったことを思い出した。
牧志駅で下車。

牧志駅

階段を降りて国際通りを渡ると小さな公園があって、公園の中に鳥居が立っている。
鳥居の神額には東之御嶽(あがりぬうたき)と書かれてある。神社じゃなくて御嶽だった。

あがりぬうたき

何の神様が奉られているのか、ちょっと判らないが、日本の神様ではないだろう。
日本式の鳥居が建っているのはちょっとおかしい。

牧志駅の付近を徘徊する。国際通りから1本中に入ると、古い町並みが残っている。
2階建てコンクリート住宅が多いが、所々に木造家屋もある。(つづく)

イイね!


SKYで行く、なんくるないさー沖縄~その10 生ビール100円で酔っ払う

Kちゃんの運転で那覇へ帰る。

まったりとした時間が1時間ほど流れ、ヴィッツ号は那覇市内に帰って来た。
崇元通りのガソリンスタンドで給油。満タンにしてからヴィッツ号を返却。

ひめゆり通りを北上中

ヴィッツ号、今日1日ありがとう。
オトーサン的にはセンターメーターがしっくり来なかったけど、よく走ってくれた。

一旦解散。部屋に帰ってシャワータイム。

19時に再集合。オトーサンが昨日の散歩で目をつけていた店に行く。

ぼんじりや

ホテルから徒歩1分のところにある「ぼんぢりや」という、名前からして関西っぽい焼き鳥屋に入店。
なんと生ビールが100円。

とりあえず生ビール。海ぶどうとシーザーサラダ、ぼんじりなどを注文。焼き鳥は炭火焼き。
旨い。

海ぶどう

ぼんじりやの各テーブルには蛇口が付いている。
泡盛飲み放題コース600円を注文すると、この蛇口から泡盛が出てくるみたい。
天井から配管を引っ張っている。どんな仕組みになってるのだろう。

興味はあったが、さすがに泡盛飲み放題は注文しない。

焼き鳥 
泡盛飲み放題

もう1杯生ビールを飲んで、次に酎ハイを注文。
酎ハイも100円。極薄酎ハイだったけれど、100円なので文句はない。

〆はオムライス。これも旨かった。
ちょっと夏川りみ似の店員さんがキビキビ動いて気持ちよかった。

オムライス


那覇商業高校前のコンビニで買出し。
オトーサンは三品茶と、朝食用にポーク玉子おにぎり、なんとなく泡盛の小瓶も買ってしまった。

ホテルに戻って洗濯とカメラ整備。

洗剤がなかったので服は水洗い。洗濯機の簡易乾燥機能で乾かす。
カメラは洗面シンクに浸けて塩抜きをする。

本文とは関係ありません

テレビを点けてみる。やっぱり面白そうなのはやっていない。民放が2局しかない。
BSに切り替えてみたが、やっぱり面白そうなのはやっていない。諦めてとっとと寝る。

Kちゃんは夜の国際通りに繰り出したのだろうか。 (つづく)


SKYで行く、なんくるないさー沖縄~その9 斎場御嶽に行く

沖縄本島の東海岸を南下。
勝連城から見えたイオンとヤマダ電器の前を通過。

Kちゃんがカーステレオからサザンを流す。
欲をいえば、BIGINとかにして欲しかったような気もしないでもない。

国道329号線に入る。流れが悪い。ダラダラ走る。
中城城跡の下を通過。

アルテック西原という巨大な酒屋でトイレ休憩。
店の中には各種酒類、輸入品の面白そうな菓子類がいっぱい並んでいる。
買いたかったけれど我慢。

知念岬

勝連城から1時間ちょっとで知念岬に到着。

オトーサンが行きたかったのは、斎場御嶽(せーふぁうたき)という所。
すぐ近くに知念岬があった。ついでに知念岬に立ち寄ることにした。

太平洋に突き出した岬の先っぽには、芝生広場や東屋が整備されている。
本土なら立派な観光地になりそうだが、知念岬にあるのは地味な体育館だけ。
イカとっくりやサザエのつぼ焼きは売っていない。

久高島遥拝

我々が到着した頃から陽が陰ってしまい、海の色が暗くなるが、
それでもコバルトブルー。

遠くに久高島(くだかじま)が見える。細長い平べったい島だ。

久高島はアマミチューが降りて来て国造りを始めた聖地。
さっき行った浜比嘉島にも同じような場所があったけど・・・
降りて来たのが久高島で、住んだのが浜比嘉島、という事らしい。

何の木?

岬の公園にはイチジクに似た木が植わっていた。
沖縄に来て何度か見かけた木だ。
調べてみたけど何と言う名前か判らなかった。

斎場御嶽は知念岬から至近だった。

「わ」ナンバー集結

駐車場には、またまた「わ」ナンバーの車が集結している。
ヴィッツ号を停めて見学する。

小さな資料館のような建屋で入場料200円ナリを支払う。

せーふぁうたき

最近、斎場御嶽を男子禁制に戻そう(本来男子禁制であった)とする
動きがあるらしい。
オトーサンには今回が最後のチャンスかも知れない。
是非とも見学したくなって旅程に入れてもらった。

ジャングル

森の中の石畳の道を登る。ジャングルだ。大きな岩の間を抜ける。

大岩の間を進む

大庫理(うふぐーい)という斎場があった。
大きな岩の下に石を並べたテラスがある。薄暗くてちょっと怖い。

うふぐーい

更に森の中を進む。森が開けて明るい広場に出た。

広場の奥に大きな岩の割れ目がある。
三庫理(さんぐーい)と呼ばれる場所だ。 
 
ピンクの方 
ピンクの方

巨大な岩の割れ目に突入。奥行きは10メートルくらい。
行き止まり、左を向くと海が見える。久高島が真正面。

さんぐーい

駐車場へ戻る途中、イタチのような小動物を目撃する。
沖縄にはイタチはいないそうだから、
あれはマングースだったのかも。(つづく)

SKYで行く、なんくるないさー沖縄~その8 沖縄そばを食ってみた

比嘉地区をちょっとだけ見学してから、再び浜比嘉大橋を渡り、
海の駅あやはし館まで戻って来た。

駐車場は「わ」ナンバーの車ばかり。 内山田洋とクールファイブみたいだ。

海中道路
ヴィッツ号とあやはし館

あやはし館に入館。おみやげ売場とレストランなどがある。
海の資料館はお休みだった。今日は月曜日だ。

レストランではランチバイキングをやっていた。990円とお手頃価格。
メニューを見ると、てびちや沖縄そば、にぎり寿司にデザートまである。
時刻は13時を回っている。Kちゃんと相談、昼メシはここで食うことにする。

Kちゃんは昨日、とある有名店で沖縄そばを食べたけど、「食えたものではなかった」そうだ。
オトーサンも話のネタに、一度沖縄そばを食ってみようと思っていた。

・・・けれど、そこまで言われたら萎えてしまった。バイキング方式なら一口だけ味見もできる。

沖縄そば 盛り付けが・・

味噌汁の椀に、そばを少しだけ盛って、スープを注ぐ。
紅しょうがとネギをトッピング。ついでにてびちも乗っけてみた。

スープは不味くはないけど、麺がどうしようもなかった。コシも弾力もなく、プチプチと切れる。
こんなモノなのだろうか。
Kちゃんに聞いてみると、こんなものであるらしい。オトーサンの口には合わなかった。

てびちは不味くはなかった。大根の煮物。色が妙に黒っぽい。
今ネットで知ったのだけれど、豚の血で煮た料理だったようだ。知っていたら食べなかったかも。

もずくは美味かった。にぎり寿司は、まあそんなもの。990円なので文句はない。

ニューカレドニア?


世界遺産、勝連城跡へ行く。

あやはし館から10分とかからなかった。
駐車場にヴィッツ号を停めてコンクリート舗装された急道を登る。

勝連城

阿麻和利(あまわり)という、日本風に言うと戦国大名?の城(グスク)。
阿麻和利さんは琉球国と戦って敗れて、琉球国によって琉球は統一されたらしい。

日本の城と違って、石垣は曲線で構成されている。使われている石は石灰石のようだ。
下から眺めると古い軍艦みたい。

曲線がイイ

木製の階段をかなり登って本丸?に着いた。本丸には小さな斎場の他は何も残っていない。
いわゆる天守みたいなものは、なかったそうだ。

本丸からは360度の素晴らしい展望が楽しめる。
東には先ほど通った海中道路と平安座島、南には海沿いの小さな集落と遥か遠くには久高島。
北にはイオンとヤマダ電器も見える。パシャパシャ写真を撮りまくる。

海中道路と浜比嘉大橋 
金武湾と平安座島

来て良かった。ピーカンのトップライトなのが残念だ。ここも午前中がお勧め。(つづく)

太平洋 


プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

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