fc2ブログ

Kちゃんと、ちょっと大阪~その16 本当は豚まん食いたかった

第2ターミナルへのシャトルバスは、エアロプラザから発着する。

エアロプラザは関西空港駅を挟んで第1ターミナルの反対側にある。
3階まではテナント、4階から上はホテルの客室になっている。

エアロプラザへ

ついでなのでエアロプラザも見学、どの店もガラガラ、空き店舗も多い。
唯一客が入っていたのは、牛丼の「松屋」だった。
1階に降りてシャトルバスに乗る。

第2ターミナルはB滑走路島にあって、シャトルバスは、
A滑走路島とB滑走路島の間を繋ぐ、狭い土橋の部分を走る。
運が良ければ、誘導路をタクシーする飛行機と併走できるかも。

シャトルバス

エアロプラザから約5分、第2ターミナルへ着いた。

シャトルバスは日中は6分間隔で運行しているらしい。
ピーチのA320は180人乗せるから、仮に全員をシャトルバスで捌くとしたら、
4~5台くらいは必要だろう。

下手をすると、到着後シャトルバスに乗るまで、かなりの時間待たされる可能性がある。
到着には使いたくないターミナルだ。

第2ターミナル

自動受付機でチェックイン。みやげ物屋を覗いてみる。

赤福餅は売り切れ、第1ターミナルで買っておくべきだった。
高山堂の神戸きんつばを購入、ザックに詰め込む。

18時半、搭乗待合室に入る。
ロビーはガラガラだったけど、搭乗待合室は人でいっぱい。
福岡便と沖縄便の乗客がダブっている。

特にすることもないので、みやげ物屋を冷やかす。
Kちゃんはタブレットでお仕事。

みやげ物屋はピーチが運営しているようだ、赤福餅は置いてなかった。

搭乗待合中

搭乗開始、後方座席の乗客から先に搭乗口に案内される。
オトーサンの席は8A、後から搭乗。

タラップを登って機内へ。
タラップも簡易なヤツで、トラックが階段を背負っているタイプではなかった。

ドアクローズ、ほぼ満席。

J4誘導路をタクシーしてA滑走路へ移動。
第2ターミナルからはB滑走路の方が近いのだが、
B滑走路は原則着陸に使用する決まりらしいから、 わざわざ遠いA滑走路まで走るのだろう。

搭乗中

RW06Rを離陸、青い誘導路灯がきれいだ。
左にターン、明石海峡大橋の上を通過。
 
関空を離陸する頃には、雨こそ降っていなかったが、
まず地上は見えないフライトになるだろうと予想していた。
西に進むにつれ雲は晴れて、案外地上が良く見える。

どこかの席で551蓬莱の豚まん(関空にも支店があった!)を開けているのだろう、
若い女子の笑い声と豚まん臭が狭い機内に充満する。
カッコ悪い・・・コドモだ。

福岡空港に到着

わずかな水平飛行の後、すぐに降下が始まる。
耳の調子がおかしくて、降下するにつれ音が遠くなっていく。
夢の中にいるようだ。

関門海峡と北九州空港の空港灯台が見えた(ような気がする)。
福岡空港RW16に着陸、今回は左側の席だったので、名島辺りの夜景がきれいに見えた。

じゃあまた!とKちゃんと別れて、自宅に帰り着いたのは23時少し前。
さて、次はどこに行こう。(おわり)

551蓬莱(本文とは関係ありません) 
食いかけですみません m(__)m

スポンサーサイト



Kちゃんと、ちょっと大阪~その15 難波から関空へ

14時45分発の和歌山行き特急に乗車。
やはりKちゃんは、難波駅の551蓬莱も素通りした。
カッコいい・・・大人だ。

和歌山行きサザンに乗車

泉佐野で関空行きの急行に乗り換え、15時半には関空に着いてしまった。
帰りは19時45分のピーチ便、まだ4時間以上ある。
第1ターミナルへ。

第1ターミナルへ

Kちゃんは今回が初めての関空利用らしく、いろいろと見て回る。
今度、関空経由で千歳へ行こうと思っているらしい。
関空乗り継ぎの下見に付き合う。

スカイビュー行きシャトルバス

スカイビューという展望所へに行ってみる。
第1ターミナルから無料シャトルバスに乗って5分ほど、A滑走路の北端にある建物に着いた。

スカイビュー

建物の中にはレストランやミュージアム、飛行機グッズ売り場などがあって、
屋上が展望デッキになっている。

屋上に上がってみると、誘導路の真正面、遮るものはないけど少々遠い。

北ウィング先端 
ニュージーランド航空

オークランドからのニュージーランド航空機が着陸。
小雨が降っている・・・早々室内に戻った。

飛行機を眺めながらぼ~っとするには良いかも。
飛行機グッズ売り場が一番面白かった。

飛行機グッズ売り場 
機内食を食べさせる店(高いです)

第1ターミナルへ帰って来た。
時刻は17時。

Kちゃんは今日もお好み焼きなど食ったそうだが、オトーサンは100円マックしか食ってない。
家に帰り着くのは23時近くになるだろうから、ここで夕飯を済ませたい。

食堂街の回転寿司屋に入った。

全く客がいなかったので、やっているのかと店員に尋ねると、
機械の調子が悪くて止めていたがすぐに再開するとの事。
営業再開直前に入店したようだ。

寿司と酒

タッチパネル方式で注文、注文した品は特急レーンで運ばれて来る。
Kちゃんはお茶ばかり飲んでいたが、オトーサンは日本酒を注文。
残念だけど昨夜十三で食った寿司の方が旨かった。

寿司を6皿と味噌汁、日本酒が効いて会計は1500円近くになった。
18時になったので、そろそろ第2ターミナルへ移動する。(つづく)

Kちゃんと、ちょっと大阪~その14 交通科学博物館

マクドで雨宿りをしながら考える・・・さて、これからどうしよう。

これから四天王寺、安居神社、天王寺公園などを見学しながら、
天王寺駅まで歩く心算だったが、この雨では無理。

四天王寺前夕陽ヶ丘駅

雨が降っても大丈夫な所 ・・・梅田や心斎橋に行ってもつまらないし・・・。
ホテルでもらった観光パンフレットを見る。

弁天町の交通科学博物館に行ってみることにした。

地下鉄の路線図を見ると、四天王寺夕陽ヶ丘から谷町四丁目まで戻り、
谷町四丁目で中央線に乗り換えれば良いようだ・・・ちょっと遠い。

Kちゃんとは15時に難波駅で待ち合わせしている。
交通科学博物館の滞在時間は1時間もないだろうが、ここでぼ~っと過ごすよりマシだ。

交通科学博物館

四天王寺前夕陽ヶ丘駅から地下鉄に乗って、弁天町駅で降りる。
雨は相変わらず本気で降っている。
なるべく屋根のある場所を歩いて、交通科学博物館の入り口に着いた。

地下鉄の1日乗車券を提示、2割引の320円で入場。

子連れ多し

こんな天気なので、みんな行く所がないのだろう、小さな子供連れファミリーが非常に多い。

鉄道がメインだが、飛行機、自動車、船の模型なども展示されている。
スバルのてんとう虫やミゼットが懐かしい。
カラス型飛行器も展示されていた。

こだま号 
てんとう虫

少し小降りになったので、屋外展示場へ行ってみる。

実物の鉄道車両が展示されている。

80系湘南電車は子供の頃一度乗ったことがある。
81系ディーゼルカーは絵本で見たヤツ、実物を見るのは初めて。

国鉄ハイウェイバスは、小学校の国語の教科書に載っていたなぁ。

国鉄ハイウェイバス 
湘南電車

40分ほど見学して弁天町駅に戻った。
本町で御堂筋線に乗り換えて、14時40分に南海難波駅に着いた。

やあやあとKちゃんと合流。(つづく)

南海難波駅

※交通科学博物館は、平成26年4月6日をもって閉館したそうです。

Kちゃんと、ちょっと大阪~その13 上町台地を南下

いくたまさんを後にする。
生國魂神社の参道脇に「川崎孫四郎自刃の地」と刻まれた石碑が建っていた。
 
川崎孫四郎自刃の地

川崎孫四郎とは水戸の藩士で、桜田門外の変に連動して、
大阪でも挙兵しようと企てるも失敗。
幕府方に追われ、この地で自刃、今は靖国神社に奉られているらしい。

生國魂神社前の道を南へ進む。道の両側に寺院が連なっている。
お寺だらけ。
 
源聖寺坂

銀山寺の前に「源聖寺坂」と看板がある。
生玉神社の「崖縁」から連なる、上町台地の西の縁(へり)にあたる。

大寶寺(だいほうじ)という、赤い塀の寺がある。
新撰組の宿舎になった寺だとか。
 
赤い塀の大寶寺

夕陽ヶ丘学園高校に突き当たった。
上町台地の西の縁だから、夕陽ヶ丘なのだろうと勝手に納得する。
中村雅俊のドラマに出てきそうな名前の高校だ。

夕陽ヶ丘学園高校を左に曲がると、片側3車線の大通り、谷町筋に出た。
こちらもお寺だらけ。
 
鬼瓦だ

対岸に白と黒のギザギザ模様の塀が見える。
どっかで見たことがある模様だ。

調べてみると、吉祥寺(きっしょうじ)という寺で、
ここで赤穂四十七士の葬儀が行われたらしい。

ギザギザ模様は赤穂浪士の羽織の模様だった。
境内に四十七士の墓もあるそう、浅野家の大阪の菩提寺。
 
大石内蔵助?

討ち入り後切腹したのは46人で、寺坂吉右衛門という人は切腹を免れている。
吉右衛門は討ち入り後一行から離れ、後に仏門に入った。
吉右衛門は大石内蔵助の命により、46人の菩提を弔うため生き残ったらしい。

吉祥寺に四十七士(四十六士?)の墓を建てたのも吉右衛門である。
 
雨が・・・

ほんの数百メートル歩いただけなのに、非常に内容が濃い。
さすが大阪上町台地である。

四天王寺夕陽ヶ丘の駅前まで来た時、とうとう雨が降り出してしまった。
かなり本気な雨である。
 
100円

たまたまあったマクドに逃げ込む。
100円のハンバーガーとコーヒーで昼メシとする。(つづく)

Kちゃんと、ちょっと大阪~その12 いくたまさんへ行く

これから大阪市内に戻って寺社巡りをする予定だった。
やって来た普通電車に乗る。
カエルみたいな電車だった。

カエル電車

傘は途中で買うにしても、雨の中歩き回るのは億劫だ。
どうしようか・・・。

普通電車は御殿山(ごてんやま)という駅に止まった。
駅名に惹かれて降りてみた。

駅の周囲はゴチャゴチャした住宅地で、特に目を引くようなものはなかった。

昼間なのに真っ暗

通過する電車を流し撮りして遊ぶ。
雨は降っていないのだが、夕方のように暗くなって不気味。

枚方駅で特急に乗り換えて大阪市内へ。
天満橋駅で降りて地上に出ると、目の前の大川を水陸両用バスが航行していた。

大阪ダッグツアー

天気はやや回復、とりあえず予定通り寺社巡りを始める。
天満橋から地下鉄谷町線に乗って谷町九丁目で下車。

交差点を西へ。
ホテル街を抜けると、生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)に当たった。

ホテル街を抜ける

神武東征の際にイワレビコ(神武天皇)が石山崎に生島大神・足島大神を奉ったのが始まり。
石山合戦により焼失、大阪城築城の際、秀吉によりこの地に遷座。
夏の陣でも焼失して、秀忠により再建。

生國魂神社

神紋は三つ巴と橘。
どこかで見たような気がすると思ったら、橘は石清水と同じ紋だった。
社殿はコンクリート造りで萌えない。

末社案内板  

生玉神社には境内社が11もある。
境内社巡りをする・・・ 天満宮、住吉社、精鎮社、皇大神宮(こうたいじんぐう)、
源九郎稲荷神社、稲荷神社、鴫野(しぎの)神社、城方向(きたむき)八幡社、
鞴(ふいご)神社、家造祖(やづくりみおや)神社、浄瑠璃神社。

鞴(ふいご)、家造祖(やづくりみおや)、浄瑠璃

鴫野神社は大阪城時代の淀殿が篤く信仰していた神社で、
淀殿の没後は淀殿も神様として奉られた。
女性の守り神として縁結び、悪縁切りに御利益があるそうだ。

鴫野社

鴫野神社の横に「崖縁占」と看板を揚げたプレハブ小屋があって、中におばさんが座っている。

境内の外れの崖っぷちに建っている小屋の中で、
人生の崖っぷちに立たされた人なんかが、占いを受けるのだろうか。
なかなか面白い趣向だ。(つづく)

崖縁占 

プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

カレンダー
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
月別アーカイブ
検索フォーム