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千寿ケ原に生還~なんとなく解散

立山カルデラ砂防体験学習会も、そろそろ終盤。
トロッコの終点、千寿ケ原連絡所までの車窓風景です。

工事中

たぶん、サブ谷砂防堰堤、車の大きさと比べてみたら・・デカいね。

水谷平もそうだったし、ココも、たいがいの所まで車道が来ています。
トロッコ軌道を維持する必要性を、正直あまり感じなかったです。
添乗の、国土交通省職員の方に、尋ねてみたら良かったなあ。


鬼ヶ城連絡所

鬼ヶ城連絡所(駅みたいなもの?)は、洒落たログハウス風の建屋。
おばちゃんが信号旗を振って、我々の列車を見送ってくれました。


桑谷連絡所?

桑谷連絡所だったかしら、数本の工事列車が停まっていました。
どうも、見学用列車を先行させるため、退避してたみたい。

トロッコ軌道とは思えない程、線路が立派でしょ!さすが国土交通省。
富山地方の某私鉄なんて、線路ヘロヘロですよ、比べ物にならんわ。


桑谷オーバーハング

新線のトンネルを出て振り返った所、桑谷のオーバーハングかな。
あそこを通ってみたかったけど・・落盤してますねえ(怖)


常願寺川駐車場

常願寺川の河原の、観光客用駐車場が見えて来ました・・そろそろ終点。


立山駅

立山駅の真上、最後のスイッチバック(3段)の引き上げ線で停車。


立山ケーブル

真横を立山ケーブルが通ってます。


発射台

立山駅前から見上げた引き上げ線、銀河鉄道の発射台みたいです。


最後のスイッチバック

立山カルデラ砂防博物館裏の、ホントに最後のスイッチバック。
水谷平から約18キロ、標高差640メートルを下り切りました。
所要時間は1時間55分、下りだったら、ママチャリでも勝てるわ。


アタッチメント

立山砂防事務所(千寿ケ原連絡所)に到着、列車を降ります。
人車の自動式連結器と、機関車のピン式、中間連結器的なものを介してました


見学者用ホーム

見学者用でしょうか、こんな立派なホームがあるとは、知らなんだ。
職員の方の、早く出ろ!的な威圧感、また怒られるといかんので早々に退出 (^^;)


砂防博物館

立山砂防事務所のすぐ隣、立山カルデラ砂防博物館へ徒歩移動です。

館内でアンケート用紙が配られ、記入し終えたら、そのまま解散。
お礼を言おうと思ったけど、ガイドさんは、もう見当たりませんでした。
なんだかなぁ~、お疲れ様でしたぁ~、ありがとうございましたぁ~って、やりたかったなあ~


SABO展示室

ついでにSABO展示室を見学、トロッコ車庫の2階です。


15キロレール

現在は、全て15キロレールを使ってるそうです。


トロッコ

駐車場へ戻る途中、千寿ケ原連絡所を、敷地外から見学しました。
1日の仕事を終えたトロッコ達が、続々と帰って来てました。(終)

漠然としか知らなかった立山砂防、今回、学習会に参加して良く分かったわ
厳しい環境の中、多くの人達が頑張ってくれてるんだなぁ~(涙)って
ボランティアガイドのおじちゃん始め関係各位、御礼申し上げます


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連続18段スイッチバックを下る

樺平の連続18段スイッチバックに突入!しました。

退行中

それぞれの引き上げ線のエンドに、只今の段数が表示されています。
最後尾なんで、18段目は見られなかったけど、17段目はバッチリ。


なかなか見えない

線路際まで樹木に覆われていて、チラとしか見えないけど、萌え。


萌え

HOナローで模型化したくなりますねえ。


13段目

トロッコ列車は、前進と後退を、淡々と繰り返して行きます。


開通方向指示器

ポイントは自動で切り替わるみたい、どんな仕組みになってるのかしら?

前進時、列車の最後尾が、ポイントのトングレール部分を通過した時と、
ポイント切り替わりを確認した時、車掌さんがブザーで合図してるみたい。


埋もれてる線路

何段目だったか忘れたけど、スイッチバックの途中で列車交換。
引き上げ線に突っ込んだまま、登って来る列車を待ちます。


列車交換

車掌さんが降車して、列車交換の準備?でしょうか。


登って来た

対向列車が、ゆっくりと登って来ました。


近づいて

運転手さん、大きく身を乗り出して後方確認、大変ですねえ。


縦列停車

緑色の旗を掲げて誘導を・・一応やってる感じ。 スミマセン m(_ _)m


登って行った

車掌さんがポイント操作したのか、車両の影で見えなかった。


複線区間

我々の列車も出発、すぐに複線区間(信号所?)に差し掛かりました。
どうしてココで列車交換しなかったのかしら、不思議だわ。


樺平連絡所

樺平連絡所が見えてきて・・


1段目

最後のスイッチバック、1段目の引き上げ線に後退進入しました。

交換のための停車時間を含めて、35分ほどで18段を下り切りました。
18段スイッチバックで稼ぐ標高差は、約200メートルだそうです。


静音タイプ

基本的に下りってこともあるけど、それにしても静かな機関車でした。
静音タイプ?っていうのかしら、JRのキハの方が余程煩いですよ。


保線作業中

またクマかぁ~!って思ったけど、保線の作業員さんでした。
トロッコ列車は、まだまだ下って行きます。(つづく)


トロッコ列車に乗車!

晴れてもないけど、雨は上がって、そろそろトロッコの出発時刻。

そろそろ

散り散りになっていた参加者達も、ぼちぼち集まって来ましたよ。


乗り場

機関車+客車3両の編成が、一応ホームっぽい所に止まっていました。


沿線マップ

立山砂防事務所謹製の、楽しげな沿線マップと・・


注意書

厳しく細かな注意事項・・ギャップが大きいなあ。


小さい

それにしても小さい、頭でっかちの寸足らず、赤い屋根が可愛いね。
人車の連結器は自動式っぽいけど、機関車はピン式ででした。
どうやって連結していたのか?・・写真撮っとけよ!


機械

機関車じゃなくて「機械」扱い、平成26年製かな。


ヘッドマーク

ボンネット側には、立山小学校謹製のヘッドマーク付き。


人車

AED搭載、前向き2列と後ろ向き1列、定員9人になるのかしら。
オッサンが1列に3人座るのは、かなりキツいと思われます。


狭い

それでは乗車・・人車1両に5~6人くらいの乗車率です。
最後尾車両の山側、進行方向を向いて座ることが出来ました。


天井

最後尾の座席が良かったけど、車掌?さんとガイドさんの席でした。


クラリオン

天井にはクラリオン製のスピーカー装備、見学者用車両の特殊仕様?
人車の内装は、普通の鉄道車両と大差ない、しっかりとした作り。


出発!

出発進行の喚呼もなく、汽笛吹鳴もなく、あっけなく動き出しました。
ほんの僅かな時間の滞在でしたが、水谷平が名残惜しいなあ。


谷側

谷側のドアは開放、山側は落石の危険があるからって開放禁止・・残念。

工事用トロッコ軌道を走る2軸の人車、かなり揺れるんだろうなぁ~
って、思ってたけど、拍子抜けするくらい乗り心地は良かったです。
ゴムが効いてる感じ、座席の上でお尻が飛び跳ねるの、期待していたんだけど


展望ポイント

水谷平から少し、白岩砂防堰堤を遠望するポイントで、サービス停車。
山側座席が災いして、こんな写真しか撮れませんでした。


博物館のヤツ

砂防博物館のジオラマ写真を貼り付けて、誤魔化しておきます。(^^;)


いよいよ

いよいよ、18段連続スイッチバックに差し掛かります。(つづく)


水谷出張所で昼メシ

立山砂防軌道トロッコ乗り場、水谷平(みずたにだいら)へ移動します。

湯川を渡り

白岩砂防堰堤から少しだけバスに乗って、湯川に架かる橋を渡ります。
奥に見える青い吊り橋が、先ほど白岩砂防堰堤を見学した所ですね。


天涯の湯

コンクリ打ちの広い駐車場?があって、片隅に丸太小屋がありました。
この丸太小屋、天涯の湯って、工事関係者用の温泉施設なんだそう。


足湯

足湯もあって、こちらは見学者も入って良さそうでしたが、時間がない。


交代

ここで、千寿ケ原からトロッコで登ってきた2班と合流、入れ替わりになるよう。
我々1班はこれからトロッコに乗車、2班はバスに乗ってカルデラ見学に。
バスの運転手さんとは、ここでお別れになるみたいです。
とても感じの良いおじちゃんでした・・ありがとうございました m(__)m


徒歩

天涯の湯から水谷平までは徒歩移動、ここで雨が降り出しました。

写ってないけど、路面に埋もれたレール(の跡)が確認できました。
かつては、天涯の湯の前まで、トロッコ軌道が続いていたと思われます。


白岩隧道

左側の新しいトンネルを通るのかと思ったけど、ただの雨宿りでした。
通ったのは右の小さなトンネル、どう見てもトロッコ用断面ですね。

新しい方のトンネルは、白岩砂防堰堤右岸の岩壁を補強する際、
アンカーを打つために掘ったトンネルみたい、非貫通かも?


通過

白岩トンネルを通過、携行品リストに懐中電灯ってあったけど、ここね。
一応照明も点いてるので、無くても歩けます、スマホもあるしね。


水谷平

トンネルを抜けると水谷平、トンネルを抜けると、雨は上がっていました。
右の建物が、国土交通省立山砂防事務所水谷出張所、さすが立派です。


国土交通省立山砂防事務所水谷出張所

アスファルトの下に線路が埋まってる、埋まる前に来てみたかったなあ。
乗用車が多く停まっていて謎、ここに通勤してるってコトかしら?


公園

ここで昼メシ、出張所の会議室みたいな所で食うんだと思ってたけど、
指定された場所は、レールが残ってる、公園みたいな広場でした。


車庫

が、また雨が降り出して、出張所の車庫を開放して頂きました。


キティちゃん

赤い軽自動車とキティちゃん、場違いやなぁ~って笑ってしまった。


ギリギリ

白岩トンネルの水谷側坑口、時々、工事用の車が通り抜けて行きます。
資材を積んだ、たぶん4トン車が、ギリギリで入って行きました。
ミラーなんて数センチしか余裕無さそう、スゴイなぁ~。


水谷救急所

水谷救急所という建物、こんな所でケガ人とか出たら、大変でしょうね。
ググってみたら、看護師1名が常駐、遠隔による診療が可能とか。


コカ・コーラ

あっちの方には、建設会社のプレハブ小屋と、コカ・コーラの自販機。
水谷平全体で、約200人の工事関係者が寄宿しているそうです。
こんな、何も無い山の中で、ご苦労なことですねえ~


水谷神社

出張所の裏手に神社があって、神様誰だろう?って、行こうとしたら、
勝手にウロウロするな!って怒られた・・スミマセン。(つづく)


白岩砂防堰堤

立山温泉跡から白川砂防堰堤までは、直線距離は2キロ弱ですが、
一旦カルデラから出て分岐点まで戻り、湯川トンネルで再びカルデラ内へ。
直接行ける道は無く、わずかな距離を、かなり遠回りをして辿り着きました。

常願寺川

常願寺川の上流部、立山カルデラに入ると湯川と名前を変えます。
広い河原は、堰堤により堰き止められた、膨大な土砂の堆積。


歩いて

バスを降りて、白岩堰堤まで少し歩きます。


なんかいる?

後方の見学者がザワザワし出して、何?って振り返ると、黒い点々・・


子持ち

ズームすると・・子連れやん、子連れのクマさんは狂暴だそうで・・怖
スタッフさんが、一応クマスプレー準備しときましょうかぁ~って。
クマ除けスプレーって、かなり近距離まで引き付けないと、効果無いそうです
3~5メートルまで我慢しないとダメ、風向と風速によっては自爆しますね
のたうち回るニンゲンを見て、危険を感じたクマさんが退避とか (^^;)



位置関係

ついさっきバスを降りた所から、2~30メートルくらいでしょうか。
その時から居たって事ですよねえ、知らずに通って来たのかしら。
現場の方々が出て来て、監視して下さってるようでした。


中国っぽい

切迫した危険は無いという事で、堰堤見学は続行されるみたいです。
って言うか、クマさん親子がいる間は、戻りたくないですよねえ。


青い橋

青い吊り橋の先、岩壁にぽっかり空いたトンネルは、建設時の作業坑?


上部

対岸のトンネルまでは行けず、吊り橋の上からの見学になります。


全景

白岩砂防堰堤、昭和14年に完成した、立山砂防の要となる堰堤です。
主堰堤の高さは63メートル、副堰堤を合わせると108メートル。
カルデラの出口を押さえて80余年、今も富山の町を守ってます。


同化

堰堤の上部しか見えませんが、それでもスゴいなあ、よく造ったなあ。


すり減ってる

水流に削られ、摩耗したコンクリートが、まるで自然石のような趣。
今年は渇水気味で水量が少ない、もうちょっと迫力が欲しいなあ。


インクライン

左手の斜面には、建設時に使用されたインクラインの跡があるそうです。
少しは見えるかな~と思ってたけど、全く分かりませんねえ。


借り物画像

どっかからお借りした俯瞰画像、自然に溶け込んで、一体化してますね。
画面右側の斜めのスジが、インクラインの跡だと思われます。


上流側

上流側の堰堤、この中全て土砂が貯まってるって思うと、やっぱスゴい。


見学終了

見学を終えてバスへ、クマさん親子は山に帰ったみたいでした。
バスもギリギリまで近くに寄せてくれてて、有難いなあ。
(つづく)


プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

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