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紀勢本線残り半分旅~その26 北勢線のナロー電車

北勢線のナロー電車に乗り込んだところです。

狭い

阿下喜発車時は、車内はガラガラでしたが、ロングシートなので先頭へ。
後付けっぽい冷房装置で右半分が埋まってて、前面展望は厳しいです。


出発!

三岐鉄道北勢線、阿下喜~西桑名間、約20キロを結ぶ、小さな路線。
黒部峡谷のトロッコ電車と同じ762ミリ軌間、軽便鉄道ですね。


森の中

阿下喜を出てしばらく、員弁川の左岸、河岸段丘の縁に沿って走ります。
森の中を通り抜けるナロー線路、まるで森林鉄道みたいです。


田園風景

三連のコンクリートアーチ橋、めがね橋を渡り中(後?)の車窓風景。
この辺りが、北勢線の有名撮影スポットらしいですよ。


ラッピング車

楚原(そはら)駅で対向列車と交換、派手なラッピング車でした。


基地外対策

高速バスの運転手がサービスエリアでカレーライスを食ってたぞ!的な・・
基地外対策に、わざわざこんなのを貼らんといかんのでしょうねえ。


雨?

側面のガラスに何やら謎の液体が・・もちろん、雨なんか降ってないですよ。


運転席

運転席に「塗油器搭載編成」ってステッカーが貼ってありました。
窓ガラスの液体は、塗油器から飛んで来た油、ではなかろうか。

踏面に油なんか塗ったら大変、進まなく(止まらなく)なりますものね。
フランジ部分だけに上手く吹き付けるって、どんな仕組みなのかしら。


下車

気になる駅名の駅があったので下車、1本落とします。


あのう

あの石積み集団と、何か関係のある所なんでしょうか。


乗り越えるか?

外に出ようと思ったら自動改札のみ、1日乗車券でどう通れば良いのか。
昔むかし、パリの地下鉄でカルネ(きっぷ)無くして、飛び越えたことあります(^^;)
地元の若者はみんなやってたし、もう時効ってことで許して・・スミマセン



インターホン対応

インターホンで、遠隔で改札口を開けてもらうみたいですね。
出てまたすぐに入るのに、申し訳ないので遠慮しました。


行ってみたい

仕方なく、何もない棒線ホームで、次の電車が来るのを待ちました。
あの、筑紫大連碑って看板、気になるなあ。


来た!

30分近く待って、やって来た西桑名行きに乗車。


西桑名着

西桑名に到着、北勢線完乗、三岐鉄道(の旅客線)も完乗です。
萌え系は楚原れんげさん、北勢線の運転手さんだそうです。


西桑名

桑名駅(JR・近鉄)に隣接するけど、何故か「西桑名」駅です。
西桑名駅があるのは、桑名駅の東側なのですよ、不思議ですね。


ナナちゃん

その後は、桑名で安永餅を買って、名古屋駅でホームきしめん食って、
名鉄バスセンターから高速バスで帰りました。(おわり)
ダラダラ~長々とお付き合い下さり恐縮です m(_ _)m スミマセン



その1 京都駅からスタート
その2 明日香村サイクリング
その3 川原寺跡と橘寺
その4 石舞台古墳とか
その5 キトラ古墳壁画体験館
その6 高松塚古墳とか
その7 サヨ子さん家のキンカン
その8 大和八木のビジネス観光ホテル
その9 朝メシ前に耳成山へ
その10 畝傍駅の木造駅舎
その11 断っておきますが、バスヲタではありません
その12 いよいよ核心部へ
その13 谷瀬のつり橋
その14 十津川から熊野川へ
その15 最長路線バス完乗!
その16 新宮城跡へ
その17 南紀8号に熊野市までちょこっと乗車
その18 七里御浜さんぽ
その19 国道42号を歩いて・・
その20 花窟神社
その21 南紀4号にお別れ乗車
その22 近鉄富田駅から
その23 丹生川駅の貨物鉄道博物館
その24 少しだけ西藤原駅
その26 北勢線のナロー電車
試しに作ってみたけど、やっぱりダラダラ、長すぎるねx



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紀勢本線残り半分旅~その25 伊勢治田~阿下喜乗り継ぎガイド風

西藤原駅から戻って来て、伊勢治田駅で電車を降りたところです。

伊勢治田駅舎

駅舎(たぶん木造)と駅前広場、大きな木(欅?)の陰が良い感じでした。
治田駅って調べてみたけど、他に無い、どうして伊勢が付くのかしら。


路線図
三岐鉄道株式会社さまのホームページより(勝手に)お借りしました・・スミマセン

三岐鉄道には、三岐線と北勢線という2つの平行する路線がありまして、
その2路線、近い場所では、直線距離で約1.5キロしか離れていません。

1日乗車券は、三岐線、北勢線とも有効ですからね・・・歩きます。
コミュニティバスも走っているようですが、時間が合わなかった。


スタート

地図で見ると、伊勢治田駅から阿下喜駅まで、沿線距離は2キロくらい。
阿下喜発の電車の時刻まで、40分ありますから、まず大丈夫かと。


踏み切り渡り

駅を出て北へ、三岐線の踏み切りを渡ります。


歩く

住宅地の中の道、車通りも(人通りも)少なくて、歩きやすい道でした。
この道、巡見街道って、徳川家光の時代から整備された道、なんですって。


マンホール

旧北勢町(現いなべ市)のマンホール、あじさいと桜だそうです。


365号線

国道365号線を横断、たいあんじゃなくて「ダイアン」って読みます。
国道365号線は、石川県加賀市から三重県四日市を結ぶ一般国道。


いんべん川

インベン川じゃなくて、いなべ川を渡ると、間もなく阿下喜に着きます。
物部系猪名部氏に由来するらしいけど、なんで「員弁」って字を当てたのかしら?


阿下喜駅

伊勢治田駅から20分少々、余裕で阿下喜(あげき)駅に到着しました。
おしゃれな感じの新駅舎、旧駅舎は近くに移転復元されているそう。


パン屋

駅前のパン屋、ちょっと覗いてみたけど、人気店なのか、ほぼ売り切れ。
なんか火が付いちゃって、駅前コンビニでメロンパンを購入しました。


軽便鉄道博物館

隔週日曜日に開館する、軽便鉄道博物館のミニ線路、一部四線?軌条?
あえて4線にする必要性は感じない、分けた方がきれいだと思う。


モニ226

モニ226、昭和9年製、大きな目玉がユーモラス、きれいな保存車です。


ホーム

ホームのベンチでメロンパンをかじっていたら・・・


ナロー電車

北勢線の、こちらも黄色い電車がやって来ました。


車内

ナローの電車なのですが、車内は、そんなに狭くは感じなかった。
子供の頃に乗った、西鉄北方線の方が狭かったなあ。(つづく)


紀勢本線残り半分旅~その24 少しだけ西藤原駅

丹生川駅で貨物鉄道博物館を(外から)見学した後、再び電車に乗りました。
余り時間は無いのですが、せっかくなので三岐線の終点、西藤原駅まで行きます。

伊勢治田

伊勢治田駅に停車、西藤原まで行って帰って来た復刻カラー電車と交換。


近づいて

石灰石鉱山の山、藤原岳に、だいぶん近づいて来ましたよ。
中腹に見えてる白い煙、発破の後の砂煙でしょうか。


東藤原駅

東藤原駅に進入、太平洋セメントへの引き込み線が分岐する、大きな駅です。

左側に連なっている白い貨車は、フライアッシュ・炭酸カルシウム専用貨車。
ここから、愛知県碧南市の発電所まで、JR線、衣浦臨海鉄道を経て運行。

セメント工場からは、石炭発電所の脱硫に使われる炭酸カルシウムを供給、
石炭発電所で出る石炭灰(フライアッシュ)は、セメントの原料として利用。
ざっくりと、こんな感じでしょうか・・詳しくないので、間違っていたらスミマセン m(_ _)m


停車中

BB+BBが休んでいました。 萌え~


西藤原駅

セメント工場の脇を過ぎると、やがて、三岐線の終点、西藤原駅に到着。


みかん色

1面2線(プラス機回し線)ですが、1線は機関車が静態保存中で使用不可。
このオレンジと黄色の塗装、明るくて良いですねえ、みかんみたい。
この電車で折り返すので、西藤原駅での滞在時間は10分です。


ダメなヤツ

こんな駅舎はダメですねぇ、平成14年までは木造駅舎が残っていたそう。
駅舎内には、きっぷ売場と郵便局(西藤原簡易郵便局)がありました。


折り返し時間

すぐ裏手に、藤原岳登山口があるそうで、登山姿の乗客も見掛けました。


ターンテーブル

関西本線八田駅の、小野田セメント専用線で働いていた入れ換え機関車と、
桑名工業高校が運営する、ミニ鉄道(桑工ゆめ鉄道)のターンテーブル。


ED22

ED22型2号機、ボールドウィン・ウエスチングハウス社製、大正14年製造。
松本~信濃大町(当時は信濃鉄道)の電化に伴い、米国から輸入された機関車。

全部で3両輸入された1台、大糸線で活躍した後、三岐鉄道へ譲渡されたとか。
1号機は弘南鉄道、3号機は、アルピコ線の新村駅で保存されているそう。


太平洋セメント工場

西藤原駅で10分間滞在した後、近鉄富田行きの折り返し電車に乗車。
窓を開けて、太平洋セメント藤原工場のホッパー線を撮影しました。
太平洋セメント=(秩父セメント+小野田セメント)+浅野セメント


まだ停車中

東藤原駅で休んでいたED5081号と5082号、調べてみたら面白かった。
昭和45年、新東京国際空港公団が新製、所有(運用は東武)した機関車。
成田空港完成後は東武に移籍、東武の貨物列車廃止後、三岐鉄道へ売却。

三岐鉄道は、中部国際空港建設の際、建設骨材の輸送にも従事したそうで、
5081&5082号機もきっと、そのホキ車を牽引したことでしょう。
成田とセントレア、2つの国際空港建設に携わった機関車、ですねぇ。
骨材:コンクリートに混ぜ込む砂利、太平洋セメントが製造だから、きっと石灰石ですね


いえはつた

貨物鉄道博物館があった丹生川駅の1つ手前、伊勢治田駅で下車しました。


広いヤード

広いヤードがある駅、列車は、旅客も貨物も、1本も止まってなかったけど。


桜

さて、どうしてこの駅で降りたのでしょうか。(つづく)
立派な桜の木、こちらも満開。


紀勢本線残り半分旅~その23 丹生川駅の貨物鉄道博物館

丹生川駅のすぐ隣に、貨物鉄道博物館というのがあります。
開館するのは月に1日、第1日曜日のみ、今日は休館日ですが・・

駅前桜

駅前広場の桜、満開でした。


タンク車

もう博物館の敷地になるのかしら、数両の2軸タキ車が置いてある。
屋外展示されている車両は、閉館日でも見学できちゃいます。


休館日

入館無料、ボランティアで運営されているとか、ありがたや。
鉄道グッズやジオラマなどが、展示されているそうです。


ネルソン

ひときわ目を引くこのSL、明治31年にイギリスから輸入された古典機。
これ「業平のネルソン」ってヤツかな~?って思ったけど、違うみたい。
鉄道院では5650型、後に東武へ譲渡、B4って名前になったそう。


ト

B4が牽引してる数両の貨車、手前のヤツはト1型って大正元年製。


ワフ

最後尾には車掌室付きの有蓋車、国鉄の貨車だけど、これは西濃運輸の私有車。
子供の頃、半室の車掌車が好きで、コレを見かけたら嬉しかったなあ。


シキ

そして、大きなシキ160、発電所の変圧器なんかを運ぶヤツですね。
昭和30年製、全12軸、走行中のジョイント音を聞いてみたいわ。 

それにしても、屋外展示なのに、みんな保存状態が非常に良いですね。
これらのメンテナンスを手弁当でやられてるって、頭が下がるなあ。


スイッチャー

青いスイッチャーはDB101、協三工業の10トン、昭和32年生まれ。
用宗駅の専用線で働いていたそうで、変速機はMT、足踏みクラッチ。


ギリギリ

一通り見学して、そろそろ駅に戻ろうと歩いていたら、風に乗って踏切音が!
この時間に電車は来ないハズだから、こりゃ貨物だわ~って、走ったよ。
こんな写真しか撮れなかったけど、まあ、撮れて良かったわ。


改札口

1日乗車券を提示して入場、三岐線って、全15駅中14駅が有人駅です。
北勢線は全13駅中、有人駅は5駅だけ、同じ三岐鉄道なんだけど・・


ホーム桜

こちらの桜も満開で、時々風が吹き抜け、花弁がちらちらと舞ったり。


長閑

ベンチで電車を待つ女の子、画になるけど・・・座れんなあ。


西藤原行き

西藤原行きの電車がやって来ました。(つづく)


紀勢本線残り半分旅~その22 近鉄富田駅から

津駅で、南紀から近鉄線に乗り換え、近鉄富田駅に着きました。
ここから、三岐(さんぎ)鉄道三岐線に乗車して行きます。

近鉄富田駅

近鉄線で近鉄富田に着いてから、三岐線の発車まで5分しかありません。
急いで改札を出て、三岐鉄道の1日乗車券を購入、間に合いました。
駅舎がクジラなんだそうですが、そんな余裕はありませんでした。


近鉄線と並行

平日の昼下がり、普通に座れたけど、ここは運転席後ろにかぶりつきます。
近鉄富田を出発して少し近鉄線と並行、やがて左へ分かれて行きます。


2ハンドル

この電車、元西武鉄道の電車らしい、西武時代の復刻カラーなんだそう。
やっぱり2ハンドルがいいですね、1ハンドルってなんか間抜けだわ。


築堤上

関西本線を2度オーバーパスして、築堤を下って行きます。


大きな駅

やや大き目な駅が見えてきました。


セメント列車

対向のセメント列車と同時進入、BB重連のタキ列車、萌え~


ほぼ

保々駅、構内に保線基地などもあって、三岐線の列車運行上の中心的な駅。
地名は、平安時代以降の律令制の行政単位「保」に由来する、らしい。
レームエアコノって、いたずらダメ、九州人なら、ほぼ全員、点々を付けるわ (^^;)


タキ

かつては日本中を走っていたセメント列車、現在残るのはここだけとか。
貨物列車を引き出す時の、連結器のガガガガガガッて音、懐かしいわ。


梅戸井駅

梅井戸駅に進入中、正面の山が石灰石鉱山の山、藤原岳だと思われます。
登山対象の山で、無くなってしまう前に登ってみたいですねえ。(^^;)


誰もおらん

降りる予定の駅が近づいたので、席に戻ろうとしたら、誰もおらん。


丹生川駅

近鉄富田から30分少々、丹生川駅で下車しました。


見送り

乗って来た電車を見送ります・・もう右側に見えちゃってますねえ。


木造駅舎

構内踏切を渡ると、お花でいっぱいの木造駅舎、萌え~


上り列車

駅前をウロウロしてたら、上りの電車が到着しました。
こちらも、元西武電車ですね。(つづく)


プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

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