黒部ダムに行ってきました~おまけ 立山砂防軌道のトロッコ列車
国土交通省立山砂防事務所が運行する、立山砂防工事専用軌道線。
黒部ダムに行く前と後、ちょこっと撮影してみました。
立山カルデラ砂防博物館裏、基地を出発するとすぐにスイッチバック。
人車を先頭に、目の前を静かに通り過ぎて行きました。
トロッコって、ヘロヘロの線路とボロボロ機関車をイメージしますが、
国土交通省が運行するトロッコは、軌道も車両も、とてもきれいです。
夕方、千寿ヶ原に帰って来たトロッコ列車を、作業員さん達が出迎え。
この機関車、きっと静音タイプなんでしょう、とても静かでした。
16時少し前にはこんな感じ、既に車庫はいっぱいになってました。
朝は8時までに出発、夕方16時までには帰って来る感じ。
切り離された人車を、人力で移動させていますね。
軌間は610ミリ、ナローとは思えない立派な線路です。
立山ケーブル駅前から見上げる、スイッチバックの引き上げ線。
銀河鉄道の発射台みたい、ケーブルの車窓からも見えますよ。
黒部ダムに行く前と後、ちょこっと撮影してみました。

立山カルデラ砂防博物館裏、基地を出発するとすぐにスイッチバック。
人車を先頭に、目の前を静かに通り過ぎて行きました。

トロッコって、ヘロヘロの線路とボロボロ機関車をイメージしますが、
国土交通省が運行するトロッコは、軌道も車両も、とてもきれいです。

夕方、千寿ヶ原に帰って来たトロッコ列車を、作業員さん達が出迎え。
この機関車、きっと静音タイプなんでしょう、とても静かでした。

16時少し前にはこんな感じ、既に車庫はいっぱいになってました。
朝は8時までに出発、夕方16時までには帰って来る感じ。

切り離された人車を、人力で移動させていますね。

軌間は610ミリ、ナローとは思えない立派な線路です。

立山ケーブル駅前から見上げる、スイッチバックの引き上げ線。
銀河鉄道の発射台みたい、ケーブルの車窓からも見えますよ。
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黒部ダムに行ってきました~その8 室堂平さんぽ
黒部ダムを後にして、トンネル駅の黒部湖駅へ。
絵葉書でも書こうかと思ったけれど、送る相手が思い浮かばない。
外に出ると、立山山頂は雲の中、室堂平は雲の下。
腹減ったけど、恒例の、鮭おにぎりを作って来なかった。
室堂ターミナルでおやきを購入、観光地価格でした。
燃料補給が済んだら、室堂平を少しだけさんぽ。
みくりが池・・・こんなに大きいのね、もっと小さな池だと思ってた。
丸~るい火口湖ですね、左上にちょこっとだけ写ってるのが、みくりが池温泉。
みくりが池温泉の標高は2410メートル、日本最高所の温泉宿ですって。
みくりが池温泉方面へ、みくりが池を1周してみます。
下モクモク湯気が湧いている所が地獄谷、みくりが池温泉の源泉です。
火山ガスが危険レベルだそうで、現在は、地獄へは行けません。
雷鳥沢方面への分岐、こっちに行くと、あの剱岳です。
みくりが池の反対側まで来ました・・・ホテル立山が小さく写ってます。
室堂平に泊まると、早朝登山や、早朝室堂平が楽しめるんでしょうね。
チングルマの花がいっぱい咲いていました。
こちらはミヤマキンバイだと思います。
他にも、イワカガミ、イワイチョウ、ミヤマリンドウ、
ウサギギク、ミヤマトリカブト・・・高原のお花畑を楽しめました。
ミヤマキンポウゲかなぁ。
最後にもう一度・・・立山の山頂は雲に隠れたままでした。

ここの駅員さんは1日中、この薄暗い中でお仕事なんですね。
休憩時間には外に出て、お日様浴びないといけませんね。
再びケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスを乗り継いで
約1時間をかけて、室堂平まで戻りました。
室堂ターミナル内にあった、立山山頂(山頂じゃないけど)簡易郵便局。休憩時間には外に出て、お日様浴びないといけませんね。
再びケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスを乗り継いで
約1時間をかけて、室堂平まで戻りました。

絵葉書でも書こうかと思ったけれど、送る相手が思い浮かばない。

外に出ると、立山山頂は雲の中、室堂平は雲の下。

腹減ったけど、恒例の、鮭おにぎりを作って来なかった。
室堂ターミナルでおやきを購入、観光地価格でした。
燃料補給が済んだら、室堂平を少しだけさんぽ。

みくりが池・・・こんなに大きいのね、もっと小さな池だと思ってた。

丸~るい火口湖ですね、左上にちょこっとだけ写ってるのが、みくりが池温泉。
みくりが池温泉の標高は2410メートル、日本最高所の温泉宿ですって。

みくりが池温泉方面へ、みくりが池を1周してみます。

下モクモク湯気が湧いている所が地獄谷、みくりが池温泉の源泉です。
火山ガスが危険レベルだそうで、現在は、地獄へは行けません。

雷鳥沢方面への分岐、こっちに行くと、あの剱岳です。

みくりが池の反対側まで来ました・・・ホテル立山が小さく写ってます。
室堂平に泊まると、早朝登山や、早朝室堂平が楽しめるんでしょうね。

チングルマの花がいっぱい咲いていました。

こちらはミヤマキンバイだと思います。
他にも、イワカガミ、イワイチョウ、ミヤマリンドウ、
ウサギギク、ミヤマトリカブト・・・高原のお花畑を楽しめました。

ミヤマキンポウゲかなぁ。

最後にもう一度・・・立山の山頂は雲に隠れたままでした。
黒部ダムに行ってきました~その6 展望台からダム堰堤を観察する
レストハウスで水分補給後、ダムを見下ろす展望台へ。
オトーサンは、屋外のベンチで水分補給だけ(観光地価格でした)済ませましたが、
レストランでは、正真正銘本場の「ダムカレー」が頂けるそうですよ。
上と下、2つの展望台があるみたいです。
最初は上、ダム展望台へ行ってみます。
なかなかスリリングな階段、股間がブルブルっとします。 高所恐怖症です!
大事な物を落とさないよう、ポッケを確認しました。
ここでクマさんに遭遇したら、飛ぶしかないじゃん。
やがて車道が繋がるテラスに着きました・・中間地点くらいかな。
巨大なバケットは、ケーブルクレーンで使用されていたもの。
大型コンクリ車1.5台分のコンクリが積めるそうです。
もう少し登って、登って来た道を見下ろす。
巨大なダムの全容を、1枚の写真に収めるのは困難。
パノラマ撮影か、超広角レンズが要ります。
展望台の背後、ケーブルクレーンの基部まで車道が来ています。
ダムを見ないで、こっち側を見てましたわ。
こちらはレインボーテラス、ダム天端より低い位置になります。
目の前で豪快な観光放水が見られます。
レインボーテラス横にあった、特設「黒部の太陽」展示コーナー。
小樽の石原裕次郎記念館(閉館)から、持って来たそうです。
ここから見ると、コンバインダムの構造が良く分かります。
アーチ部分の横向きの力を、折れ目部分で下向きに変換して、
御前沢(右側)が深く切り込んでいる、薄い地山への影響を抑える。
前回同様、ブラタモリ「黒部ダムスペシャル」から、まるっと受け売りです(^^)
折れ目部分を、天端から見下ろしたところです。
黒部ダムで見つけたトンボ、なぜか尻尾が折れ曲がっていました。
君!大丈夫か?どうしちゃったんでしょうね。(つづく)

オトーサンは、屋外のベンチで水分補給だけ(観光地価格でした)済ませましたが、
レストランでは、正真正銘本場の「ダムカレー」が頂けるそうですよ。

上と下、2つの展望台があるみたいです。
最初は上、ダム展望台へ行ってみます。

なかなかスリリングな階段、股間がブルブルっとします。 高所恐怖症です!
大事な物を落とさないよう、ポッケを確認しました。

ここでクマさんに遭遇したら、飛ぶしかないじゃん。

やがて車道が繋がるテラスに着きました・・中間地点くらいかな。
巨大なバケットは、ケーブルクレーンで使用されていたもの。
大型コンクリ車1.5台分のコンクリが積めるそうです。

もう少し登って、登って来た道を見下ろす。

巨大なダムの全容を、1枚の写真に収めるのは困難。
パノラマ撮影か、超広角レンズが要ります。

展望台の背後、ケーブルクレーンの基部まで車道が来ています。
ダムを見ないで、こっち側を見てましたわ。

こちらはレインボーテラス、ダム天端より低い位置になります。
目の前で豪快な観光放水が見られます。

レインボーテラス横にあった、特設「黒部の太陽」展示コーナー。
小樽の石原裕次郎記念館(閉館)から、持って来たそうです。

ここから見ると、コンバインダムの構造が良く分かります。
アーチ部分の横向きの力を、折れ目部分で下向きに変換して、
御前沢(右側)が深く切り込んでいる、薄い地山への影響を抑える。
前回同様、ブラタモリ「黒部ダムスペシャル」から、まるっと受け売りです(^^)

折れ目部分を、天端から見下ろしたところです。

黒部ダムで見つけたトンボ、なぜか尻尾が折れ曲がっていました。
君!大丈夫か?どうしちゃったんでしょうね。(つづく)
黒部ダムに行ってきました~その5 とうとう来たぞ!黒部ダム
小学校の社会科で習った黒部ダム、ずっと行ってみたかった。
あれから苦節?50年余、とうとう黒部ダムまでやって来ました。
風の中のすぅ~ばる~ 砂の中の銀~ん河ぁ~♪
黒部ダムの天端、直線なので重力ダム部分ですね。
黒部ダムは、重力式とアーチ式が合体したコンバインダム。
アーチを支えるべき地山が軟弱だったため、その力を下へ逃がす。
全て重力式でやれば簡単ですが、それだと莫大な量のコンクリが要る。
絶妙な設計で、黒部の山奥に巨大ダムの建設を、可能にしたのであります。
ブラタモリ「黒部ダムスペシャル」から、まるっと受け売りです(^^)
直角コーナーを曲がってアーチ部分、ゆるやかに弧を描く天端。
対岸の絶壁は、素人目にも、脆そうな感じが分かります。
エゾゼミかな、天端にしがみついていました。
もうちょっとでマック(マクド)のマーク。
日本一の堤高、186メートルからの眺め。
右岸の崖は、ガッチリとコンクリで固められています。
すげぇ~なぁ、よくこんなの造ったなぁ~
リブ状のコンクリ構造物は、ケーブルクレーンの台座です。
今では不要な施設ですが、崩れちゃったらダム本体にも影響がありそう。
きっと今でも保守点検、メンテナンスされているんだろうと思います。
いつか、黒部ダムを解体する日が来たら、再び稼働するのでしょうか。
アーチの中央部分で振り返ったところ、こちら側にもクレーン台座が見えます。
この時は、まだ立山が見えていましたが、その後は見えなくなりました。
黒部湖、もう少し空が青かったら良かったなあ。
湖面では、作業員さんが流木の回収作業中、危険な作業ですねえ。
クレーン車で吊るしたバケットの中に、手作業で流木を押し込んでるみたい。
インクライン状の構造物部分に、発電用取水口があるそうです。
ここで取り入れられた水が、導水トンネルを通り、黒四発電所に送られます。
黒部ダム駅(関電トンネル)への入り口、ここも造りがゴツい。
171名の方が、建設工事中に殉職されたそうです・・・合掌。(つづく)
あれから苦節?50年余、とうとう黒部ダムまでやって来ました。
風の中のすぅ~ばる~ 砂の中の銀~ん河ぁ~♪

黒部ダムの天端、直線なので重力ダム部分ですね。
黒部ダムは、重力式とアーチ式が合体したコンバインダム。
アーチを支えるべき地山が軟弱だったため、その力を下へ逃がす。
全て重力式でやれば簡単ですが、それだと莫大な量のコンクリが要る。
絶妙な設計で、黒部の山奥に巨大ダムの建設を、可能にしたのであります。
ブラタモリ「黒部ダムスペシャル」から、まるっと受け売りです(^^)

直角コーナーを曲がってアーチ部分、ゆるやかに弧を描く天端。
対岸の絶壁は、素人目にも、脆そうな感じが分かります。

エゾゼミかな、天端にしがみついていました。
もうちょっとでマック(マクド)のマーク。

日本一の堤高、186メートルからの眺め。

右岸の崖は、ガッチリとコンクリで固められています。
すげぇ~なぁ、よくこんなの造ったなぁ~

リブ状のコンクリ構造物は、ケーブルクレーンの台座です。
今では不要な施設ですが、崩れちゃったらダム本体にも影響がありそう。
きっと今でも保守点検、メンテナンスされているんだろうと思います。
いつか、黒部ダムを解体する日が来たら、再び稼働するのでしょうか。

アーチの中央部分で振り返ったところ、こちら側にもクレーン台座が見えます。
この時は、まだ立山が見えていましたが、その後は見えなくなりました。

黒部湖、もう少し空が青かったら良かったなあ。

湖面では、作業員さんが流木の回収作業中、危険な作業ですねえ。
クレーン車で吊るしたバケットの中に、手作業で流木を押し込んでるみたい。
インクライン状の構造物部分に、発電用取水口があるそうです。
ここで取り入れられた水が、導水トンネルを通り、黒四発電所に送られます。

黒部ダム駅(関電トンネル)への入り口、ここも造りがゴツい。

171名の方が、建設工事中に殉職されたそうです・・・合掌。(つづく)
黒部ダムに行ってきました~その4 黒部湖駅へ
大観峰から、ロープウェイとケーブルカーを乗り継いで、黒部湖へ。
立山ロープウェイのりば、軍事要塞みたいな無骨な造り。
先発したゴンドラが遠ざかって行く・・・豆粒みたい。
立山ロープウェイ、全長1.7キロ、その間支柱は1本もない。
この辺り、冬には雪崩の巣窟になるそうで、そのための支柱レス。
登って来たゴンドラ、これに乗れるみたいです。
黒部平の駅舎、あそこに吸い込まれて行くって、ちょっと怖い。
黒部平の標高は1828メートル、大観峰から488メートル下りました。
ちなみに、九州本土の最高峰は、九重連山の中岳(1791メートル)です。
黒部平駅の内部、外見とは違って暖かみを感じる造り、ホッとします。
アルペンルートの各駅には、それぞれにおみやげ売り場があります。
おみやげ品はアルペンルートで運び上げ、お客さんが運び下ろすんだなあ。
近江アナ時代に、黒部ダムに来ていましたね。
次はまたケーブルカー、レトロな感じ、昭和44年の汽車会社製でした。
黒部ケーブルカーは全線地下式、奈落の底へ吸い込まれていくよう。
すれ違いも当然地下です。
黒部湖駅に到着、標高1455メートル。
冷~っとしたトンネルを、本格的登山者に混じって歩いて行くと、
大きな鉄の扉の先は、いよいよ黒部ダムの天端です。(つづく)

立山ロープウェイのりば、軍事要塞みたいな無骨な造り。

先発したゴンドラが遠ざかって行く・・・豆粒みたい。
立山ロープウェイ、全長1.7キロ、その間支柱は1本もない。
この辺り、冬には雪崩の巣窟になるそうで、そのための支柱レス。

登って来たゴンドラ、これに乗れるみたいです。

黒部平の駅舎、あそこに吸い込まれて行くって、ちょっと怖い。
黒部平の標高は1828メートル、大観峰から488メートル下りました。
ちなみに、九州本土の最高峰は、九重連山の中岳(1791メートル)です。

黒部平駅の内部、外見とは違って暖かみを感じる造り、ホッとします。
アルペンルートの各駅には、それぞれにおみやげ売り場があります。
おみやげ品はアルペンルートで運び上げ、お客さんが運び下ろすんだなあ。

近江アナ時代に、黒部ダムに来ていましたね。

次はまたケーブルカー、レトロな感じ、昭和44年の汽車会社製でした。

黒部ケーブルカーは全線地下式、奈落の底へ吸い込まれていくよう。

すれ違いも当然地下です。

黒部湖駅に到着、標高1455メートル。

冷~っとしたトンネルを、本格的登山者に混じって歩いて行くと、

大きな鉄の扉の先は、いよいよ黒部ダムの天端です。(つづく)