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須曽蝦夷穴古墳

石川県七尾市、須曽蝦夷穴(すそえぞあな)古墳を見学。
七尾湾に浮かぶ能登島の、須曽集落を見下ろす丘の上にあります。

入り口 
広めの駐車場と、地域交流センターを兼ねた展示館がありました。
展示館(蝦夷穴歴史センター)は、残念ながら休館中でした。

注意 
古い掲示なので、たぶん大丈夫でしょう。

見えてきた 
鳥の声を聞きながら少し歩くと、視界が開け、墳丘が見えてきました。

須曽蝦夷穴古墳 
一辺が20メートル程の方墳、7世紀中頃の築造、被葬者は不明。
石室が2つ並ぶ、珍しい、高句麗式構造の古墳なんだそう。

開口部 
南側、海に面して開口部、東が雄穴、西が雌穴と呼ばれています。

雄穴 
雄穴の入り口、内部も見学可、センサー式の照明装置がありました。 暗いけど

羨道部 
玄室に続く羨道部は低い、きっちり積まれた側面に萌える。

玄室天井 
玄室部分に石棺などは無し、天井は高くドーム式構造。

説明板 
高句麗式構造の古墳が、何故「蝦夷穴」って呼ばれているのかしら。
説明板を読んでみても、その理由は分かりませんでした。

雌穴から 
雌穴の中から見た七尾湾、ロケーションが最高な古墳でした。


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散田金谷(さんでんかなや)古墳

石川県宝達志水(ほうだつしみず)町に座す散田金谷古墳です。

田園 
長閑な田園地帯に接する尾根の先端、小高い丘の上に鎮座。

散田天神社 
天神さまを目印に近所を探索、こんもりとした土饅頭を見つけました。

散田金谷古墳 
散田金谷古墳、直径20メートルほどの円墳、6世紀末の築造。

説明陶板 
明治時代に発掘され、出土した鉄剣や土器などは、東京国立博物館に収蔵。

家形石棺 
横穴式石室、見にくいけど家形石棺が置かれています。

別角度 
いい古墳です・・・円墳好き!

アプローチ 
最初は分からなかったけど、立派なエントランスがありました。

古墳公園 
隣接する古墳公園、たぶん小さな円墳があるのだろうけど・・・

わからん 
余り手入れされてなくて草ボーボー、案内もありませんでした。

それらしい小丘 
唯一見つけた、墳丘らしいモッコリです。



ストリートビューで見た古墳公園は、それらしい感じに見えますねえ~


稚子塚古墳

立山町浦田に座す、稚子塚古墳に行きました。
富山地鉄稚子塚駅から、歩いて10分弱くらいです。

剱岳 
稚子塚古墳と剱岳です。

稚子塚古墳 
直径47メートルの円墳、環濠跡は扇形の水田になってます。

階段 
墳丘に上がる階段、きれいにお手入れされてますね。

説明板 
山王社・稚子塚奉賛会の力作、なかなか長文の説明板がありました。

後醍醐天皇の子で、連座してこの地に配流された、恒星皇子の墓であるとか、
武内宿禰がここに残して行った子、藤津の墓であるとか、書かれてありました。

切り株 
最初、土俵かな~って・・・巨大な切り株を覆う屋根でした。

300年 
樹齢300年、高さ25メートルの巨杉が立っていたそうですが、
残念ながら、昭和48年に枯死してしまったそうです。

祠 
蛭子神を奉る小さな祠がありました。

地鉄電車 
稚子塚の前を通り過ぎる地鉄電車。

南側から 
この画角からはみ出るくらいの、巨杉が立っていたのですねえ。
長閑な田園地帯にある、良い雰囲気の古墳でした。
(令和2年12月)

こう峠口古墳

岐阜県高山市に鎮座、こう峠口(こうとうげぐち)古墳。
飛騨国府駅から西に1キロ、度瀬(わたらせ)神社のすぐ近く。

こう峠口古墳 
折り悪く曇っちゃいました。

説明板 
全長73メートルの前方後円墳、玄室の高さは3メートルあるそうです。

石室 
南東側に開口部、鉄の扉が閉じています。

施錠 
木材の支えは崩落防止のためでしょうか。

前方部 
後円部より前方部を見たところ、全体的に形が歪です。
ステップ状の平面は、墓所だったのではなかろうか。

後円部 
前方部まで行って振り返ったところ、こちらも削られていますね。
やはり、平らな部分には、墓石が並んでいたような感じ。

高山本線 
すぐ横を高山本線、高山行の普通列車が通過。

デコボコ 
いや、やっぱり段々畑かなあ。

白い花 
ウマノアシガタと、何か白い花がたくさん咲いていました。


春日山古墳

永平寺町松岡に鎮座する春日山古墳を見学しました。
小高い丘の先端部分に造られた、直剣20メートルの円墳です。
6世紀末頃の築造、土器類、鉄製馬具、ガラス玉などが出てきたそう。

春日山古墳 
最初は何処に古墳があるのか分からなかった。
あのガラス屋根の下に何かありそうです。

穴 
ガラスは汚れていて良く見えず、横穴から覗くと石室が見えました。

穴から撮影 
穴にカメラを突っ込んで・・・向こう側が開いてますね。

開いてるし 
向こう側から石室内に侵入。

舟形石棺 
舟形石棺が右にオフセットして設置されています。
もう1棺置くにはスペースが足りません。

横口式 
オフセットの理由は多分これですね・・横口式と言うんだそうです。
横口の石棺は、出雲地方で多く見られる石棺の特徴だそう。

泰遠寺山古墳石棺 
すぐ横には、泰遠寺山古墳で出土した舟形石棺が置かれてあります。
古墳自体は消滅、石棺だけをここに保存(放置)してあるそう。

お寺の裏山 
すぐ下は天龍寺というお寺、並んだ円柱は墓石でしょうか。

上から 
少し登って俯瞰すると、古墳の周囲はお墓だらけでした。

松平家墓所 
松平家のお墓までありました。


プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

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