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中津に行ってきた~その11 薦神社とか

風土記の丘を出て駅館川を渡ります。
畑の中に掩体壕(えんたいごう)が見えてきました。

コンバイン倉庫 

戦争中ここに海軍の飛行場がありました。
敵の爆撃から航空機を守るために造られたのが掩体壕です。

飛行場はなくなりましたが、掩体壕はそのまま残され
一部は倉庫などとして今も利用されています。

農機具倉庫 

掩体壕のすぐ近くにある葛原古墳。
背後の平らな山は八面山(659メートル)です。

八面山と葛原古墳 

風土記の丘の古墳群より古い古墳、今は円墳に見えますが前方後円墳らしい。
秦さん系、辛島勝(からしまのすぐり)の墓ではないかと言われています。

田んぼの中 

国道10号線を中津に戻って薦神社(こもじんじゃ)に参拝。

薦神社 

薦神社は宇佐神宮の祖宮と言われています。神紋は1つ巴。
ちなみに宇佐神宮の神紋は三つ巴です。興味深いです。

呉橋 

薦神社にも呉橋がありました。
傷んでいます。立ち入り禁止なのは倒壊の危険があるからでしょうか。

薦神社の御神体は池です。
三角池(みすみいけ)といわれるこの池は、堰で仕切った人工的なため池です。

三角池

薦神社参拝を終えて帰路に着きました。(おしまい)

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中津に行ってきた~その10 大分県立歴史博物館

大分県立歴史博物館にやって来ました。
大分県立歴史博物館は、宇佐風土記の丘(川部・高森古墳群)の中にあります。

大分県立歴史博物館

博物館の真ん前に赤塚古墳が鎮座。全長58メートルの前方後円墳。
赤塚古墳で出土した三角縁神獣鏡は、京都国立博物館にありましたね。

赤塚古墳

入館料310円(安い!)を払って入館。
館内はエアコンが効いて涼しい。しばしベンチで涼みます。

エントランスに巨大な磨崖仏のレプリカ。
豊後高田の熊野磨崖仏、大日如来の等身大だそうです。
申し訳ないけど、あまり美人ではない・・すみません。

熊野磨崖仏 

展示室内は撮影禁止です。
宇佐神宮と国東(くにさき)関連の展示が充実していました。

アンケートにお答えして、おみやげを頂きました。
派手な展示物はないけれど、なかなか良い博物館でした。

おみやげ

博物館を出て風土記の丘へ行ってみます。
エアコンの効いた館内から外に出ると・・・暑い。

角房古墳

風土記の丘、あまりの暑さにゆっくり見学する気が起きません。
早々に切り上げます。涼しい季節に再訪しましょう。

中津に行ってきた~その9 勅使道

国道10号線を少し走って、呉橋から続く勅使道(西参道)に入ります。

呉橋から見た勅使道

呉橋方向を望む。この勅使道が戦前までのメイン参道です。
和気清麻呂なんかも、きっとこの道を通っています。

呉橋方面勅使道

勅使道の途中に、百体社という小さな神社があります。

百体神社

養老4年(720年)、九州南部で起こった隼人の乱。
宇佐神宮もヤマト朝廷側に付いて、反乱制圧に参加。
百体社は、その時殺された隼人族の鎮魂のためのお宮。

戦死した隼人族を供養するため、始められたのが放生会。
福岡では、筥崎宮の放生会(ほうじょうや)が有名ですね。

説明板

今や全国の八幡宮で行われていますが、放生会は本来は仏教行事。
隼人の怨念を恐れた八幡神は、なんと仏さまに救いを求めたのです。
神様のくせに・・・

むき出し

百体社の少し上に、凶首塚(きょうしゅづか)古墳が鎮座。石室のみ。
隼人族の首塚と言われていますが、築造年代的には合わないそうです。

一直線

勅使道を進んで駅館川(やっかんがわ)右岸の台地の上に出ました。
田んぼの中の直線道を、大分県立歴史博物館へ向かいます。

中津に行ってきた~その8 菱形池に咲く蓮の花

リフォーム中の亀山神社の前を通ります。
亀山神社の祭神は大山積命で、仁徳天皇の所に居候していましたね。

亀山神社

菱形池の畔に下りて来ました。トンボの楽園です。

菱形池

メタリックな羽がきれいなチョウトンボ。
普通のトンボと違って、ヒラヒラと優雅に飛びます。

メタリック

蓮の花が、数は少ないけど咲いています。
極楽浄土っぽくて良いな。

ぽちぽち咲いてる

風が全くないので撮影には良いですが、蒸し暑くて仕方ない。
汗タラタラ、肌ベタベタですが、頑張って撮影します。

ハスの花

頑張った割りには、つまんない写真ばかりですね。
スミマセン。センスがないんです。

レンゲ草みたい  

熱烈合体中のトンボ。暑い中ご苦労様です。

熱烈合体

蓮の花はきれいなんですが、花後の実は苦手です。
なんか気持ち悪い。背中に卵を背負ってるカエルみたい。(グロ注意)

気持ち悪い

下手くそ写真を量産後、駐車場に戻ります。

中津に行ってきた~その7 宇佐神宮

八坂神社の前を過ぎると、右手に祓所があります。
勅使祭などで、お祓いの儀式を行う場所だそうです。

祓所

池の中に舞台みたいなのがあります。
池の水は、正直あまりきれいには見えない。

カジカのいた溝は、この池の水が流れて来ているみたいだから、
見た目よりも水質は良いのかも知れません。

春宮神社

春宮(とうぐう)神社。
菟道稚郎子(うじのわきいらつこ:応神天皇の息子)を奉っています。
菟道稚郎子は異母兄弟の仁徳天皇に皇位を譲るため、自殺したことになっています。

下宮

下宮を参拝。祭神は上宮と同じ。
かつては一般人向けの参拝所だったみたい。

石段を上がって上宮へ。今は一般人でも上宮に行けます。

石段

若宮神社がありました。仁徳天皇を奉っています。
ご近所さんの大山積命が居候中でした。

若宮神社

蚊が多くてたまりません。
カメラを構えて静止した一瞬で、5~6匹の蚊に食い付かれます。
神域で殺生するのもアレなんで、払いのけるだけにしておきます。

西大門

西大門(さいだいもん)を潜って上宮の前に来ました。
一面石畳で、照り返しが眩しくて暑い。

眩しい

宇佐神宮の祭神は、応神天皇、比売大神、神功皇后の3神。
向かって左から、応神天皇、比売大神、神功皇后の順に並んでいます。

天皇陛下

表向きは応神天皇が1番エライ神様ということになっています。
が、真ん中に鎮座するのは比売大神・・・宇佐神宮の主祭神は今も比売大神ですね。

上宮 
    
宇佐神宮独特の2礼4拍手1礼で参拝します。
4拍子の参拝方式は、ここと出雲だけです。

遥拝所

国宝の八幡造りの本殿は、残念ながらほとんど見えません。
ちょっとくらい見せてくれれば良いのになあ。

プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

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