あをによし奈良の旅~その24 たこ焼き食って帰宅
淡路駅は高架化工事がずいぶん進んでいるようだった。
天下茶屋で南海に乗り換え。天下茶屋駅の周囲を少し歩いてみた。

ガード下にたこ焼き屋があった。イートインもある。
関空ですき屋でも食って帰ろうと思っていたが、
せっかくなのでココで食うことにした。
たまたま入店がお姉さんと一緒になって、お二人さん扱いされた。

たこ焼きと、仕方なく生ビールを発注。
たこ焼きはしょう油味。中身トロトロ、クリーミィーで旨かった。

一緒に入店したお姉さんとは、何ら発展はなかった。
関空行き空港急行に乗車。18時少し前に関西空港駅に到着。
天下茶屋でたこ焼きも食ったし、金もないので第1ターミナルには用はない。

第2ターミナル行き連絡バスに乗る。外に出ると雨が降っていた。
第2ターミナルのおみやげ売り場で、幾つかのおみやげ品を買った。
大阪と京都のヤツはあるけど、奈良のおみやげは売っていない。
赤福は今日も売り切れだった。

搭乗待合室は乗客でごった返していた。
福岡行き他、鹿児島、松山、成田行きの乗客が、狭い待合室に溢れていた。
明らかにキャパ不足してる。椅子がなくて立っている人もいる。要改善だな。

出発時刻を過ぎてから搭乗開始の案内があった。
19時45分、15分遅れでドアクローズ。

RW06Rまでトコトコ走る。赤いライトが4つ見えた。
滑走路の一番端っこから離陸するみたい。今日はショートカットして欲しかった。

15分の遅れは回復することなく、福岡空港まで持って行った。
乗れる予定だった快速には間に合わなかった。

駅から自宅までの帰途も雨に降られなかった。
梅雨の真っ只中の3日間、雨が降ったのはホテルに泊まっている間と、
飛行機に乗っている間だけ。きっと日頃のオコナイってやつだな。
奈良には近いうちに、きっとまた行くと思う。楽しい旅だった。(おしまい)
あをにより奈良の旅~その23 アンドリューのエッグタルト
帰りの飛行機から逆算、15時半の阪急特急に乗ることにした。

河原町まで歩く。再び八坂神社の境内を抜けて、四条通りを西へ。
出雲の阿国を見て鴨川を渡る。
夏の風物詩、川床がすっかり出来上がっていた。
近年の猛暑では、あまり納涼感はないような気がする。

寺町通りを通って、なんとなく錦天満宮へ。相変わらず人が多い。

当てもなくブラブラしていたら、アンドリューのエッグタルトがあった。
どうも美味しいらしいので、話のネタに食ってみることにした。
アンドリューのエッグタルトは予想以上に小さかった。
その気になれば一口でいける。1個237円(税込み)だった。

店の前のベンチで食う。なるほど卵が濃厚で、まったりと甘くて美味い。
でも、オトーサンにとっては破格なので、今後自分で買うことはないかな。
錦市場で焼き栗を見て、四条通りに戻った。

四条通りの歩道が広くなっていた。
なんぼか歩きやすくなったけど、まだ圧倒的に歩行者が多いな。
なんとなく高島屋。ここでもエッグタルトが売られていた。
こちらは行列が出来ていた。エッグタルトって流行ってるのかな。

ふと時計を見ると、阪急特急の発車時間まで5分。
急いできっぷを買う。毎度お馴染みの関空アクセスきっぷを購入。
クロスシートが快適な阪急特急に乗車。(つづく)
あをによし奈良の旅~その22 高台寺
と思うくらい、某アジア系外国人が多い。声がデカい。

つる居の前を通って東大路通りへ。

ピンクの着物の舞妓さんと擦れ違った。
ニセ舞妓も多いが、この子は本物だな。

東大路通りを渡って八坂神社の麓、餃子の王将に入店。

炒飯と餃子を頼んだが、天津飯と餃子が出てきた。
もったいないので食ったけど、炒飯と天津飯、どうやったら間違うのだろう。

店を出て八坂神社へ入ったけど、ここも某・・だらけ。
天津飯事件もあって、だんだん不機嫌になってきた。

南の楼門を出る。南楼門は工事中になっていた。

大雲院の前を通ってねねの道へ。高台寺へ行く。

ねねの道はそんなに混雑していなくて、やや機嫌が回復。
台所坂を上る。拝観料600円を払って入場。

順路に従って進むと茅葺の茶室が現れた。
遺芳庵という茶室。どうもねね様とは関係ないお茶室みたい。

小堀遠州の庭を見てから、靴を脱いで方丈に上がる。
脱いだ靴はコンビニ袋に入れて持って周る。ガサガサ煩い。

書院の窓格子越しに見る庭が良い。
方丈前庭を見学。
白砂の枯山水。白砂の文様が落雁に見えて仕方なかった。

コンビニ袋を返却して開山堂へ。
アメリカ人の、おしりの大きな女の子に話しかけられた。
某アジア系外国人と違って、純粋にここに興味があって来ているのが分かった。
開山堂を見て pretty!と感嘆していた・・・そういう表現になるのだなぁ。
開山堂をバックに写真を1枚撮ってあげた。

石段を上って霊屋(おたまや)へ行く。
ここは撮影禁止。説明係の女の子がいた。
要所~に説明係がいて簡単な解説をしてくれる。
案内係に付いて周るよりも気安くて良いシステムだ。

霊屋の中、真ん中に仏壇?があって、左にねね様、右に秀吉の木造があった。
ねね様の遺骸はこの下にあるそうだ。
秀吉の墓所は智積院の裏、新幹線の東山トンネルの上辺りにあったはず。
いいかげん一緒にしてあげれば良いのにと思った。

霊屋の裏山を登ると、傘亭と時雨亭という茶室があった。
某アジア系外国人が自撮りしていたので素通りした。

竹林の道を下って見学終了。
見学コースを出た所に天満宮があった。(つづく)
あをによし奈良の旅~その21 建仁寺
建仁寺は源頼家が建てた京都最古の禅寺。
開基は栄西(えいさい・ようさい)さん。
博多の聖福寺を開いたのも栄西さん。
あの有名な風神雷神図はこの建仁寺にある。
本坊で拝観料500円を払い入場。迷路のような廊下。
ありがたいことに、建仁寺は全面的に撮影オッケー。
〇△☐乃庭。〇と△と☐で宇宙を表しているそうです。
〇い植え込み、☐い井戸、△は分からん。如何にも禅寺っぽい。井戸が写ってないけど
回廊で囲まれた潮音庭(ちょうおんてい)。四方から眺められる。
雨後なのでしっとりとして良い。紅葉がいっぱいあるから、秋も良いのだろうな。
某アジア系外国人のおばちゃんが、オトーサンに向かって、
写真に写るからそこをどけ、みたいなことを言っている。
写真に写るのはおまえらも同じだ。不愉快だ。無視する。
潮音庭から、さらに奥に進む。
大書院に、ガラスケースに入った風神雷神図があった。
実はこれはレプリカで、本物は京都国立博物館に寄託されているそうだ。
レプリカなんだから、ガラスは要らないだろうと思った。
方丈北側の庭に納骨堂があった。だれのお骨が入っているのだろう。
方丈南側の大雄苑(だいおうえん)という枯山水。箒で描かれた波紋がきれい。
片隅に建っている七重の塔は、織田信長の供養塔だそう。
方丈に安置されている十一面観音は、秀忠の娘、東福門院が寄進したもの。
方丈からスリッパを履いて茶室を見学。東陽坊という茶室。
北野大茶会のときの茶室を移築したものだとか。
なんだか一々凄いな。さすが京都のお寺だ。
東洋坊の前に安国寺恵瓊の首塚があった。恵瓊は建仁寺の中興の祖。
建仁寺の方丈は、恵瓊が安芸の安国寺から移築したとか。
恵瓊はどちらかというと悪人なイメージだが、良いこともやっているのだな。
再びスリッパを履いて法堂へ。法堂の中は薄暗い。
外から見ると2階建てだが、中身は1階建て。天井が高い。
天井に双龍が描かれている。蛍光塗料っぽい。
下からスポットライトが当たっていて、なかなかカッコいい。
平成14年、建仁寺創建800年を記念して描かれたそうだ。
みんな天井ばかり見ていて、御本尊の釈迦如来が寂しそうだった。
方丈をもう1周して退場。
500円でお腹いっぱい、コスパ最高なお寺だった。(つづく)
あをによし奈良の旅~その20 花見小路へ
ちょっとだけお参りして、正面の大通りを下る。

この広い通りは京都大仏の参道ではなかろうか。
豊国神社の本殿辺りに、京都大仏があったはずだ。

前回行きそびれた耳塚へ。

秀吉の朝鮮出兵で、討ち取った敵兵の耳が埋められている。

朝鮮から首級を持ち帰るのは困難だったので、
代わりに塩漬けにした耳を持って帰ったみたい。

首もイヤだが耳もイヤだな・・・沖縄のミミガーを思い出した。
国道1号線(五条通り)を渡り東大路に出て、八坂通りまで来た。
これから建仁寺へ行く。

安井金毘羅宮の境内を近道する。

安井金毘羅宮は相変わらず、縁切り女子達で繁盛していた。

花見小路に出ると某アジア系外国人がいっぱい。

花見小路の突き当たり、建仁寺を見学する。(つづく)