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尾道旅行~その24 うどん食って帰宅

帰りの新幹線は変更の効かないきっぷ、乗り遅れる訳にはいかない。

山陽線の運行状況を確認。普通に動いているようだ。
17時53分の電車で尾道を離れることにする。

夕方の商店街

時間つぶし、駅の近所をウロウロする。

電子コピスター複写機

向島から来る渡船には、学校帰りの高校生や、
今治から走って来たであろうサイクリスト達が乗船していた。

渡船 

海沿いのきれいに整えられた雁木もどき。
以前は汚い(失礼)民家の裏に、傾いた雁木が並んでいた。
整備されてきれいになったけれど、残念ながら趣はなくなった。

雁木

アーケードから海岸へ続くうずしお小路。

うずしお小路

パン屋の角に、林芙美子家跡の碑があった。
林芙美子記念館の、あの旧宅は、ここに建っていたのだろうか。

雲が出てきた

尾道駅に戻った。昼間は快晴だったけど、夕方になって雲が出てきた。
今夜から下り坂、明日は雨だそうだ。今回はドンピシャのタイミングだったみたい。

駅前広場

糸崎行きの末期色に乗車。尾道を離れる。

新型

糸崎駅で新しい電車に乗り換え、18時13分、三原着。
新幹線ホームに上がると、ちょうど、こだま751号が入線するところだった。

レースルター

快適なレールスターの座席でまったりしていたら、あっと言う間に小倉駅に到着。

貸し切り

やれ降りようと席を立ち振り返ると、車内には他に誰もいなかった。

かしわうどん

恒例のかしわうどんを食って、在来線に乗り換え帰宅。
明日からまた仕事だ。(おしまい)

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尾道旅行~その23 西願寺

尾道駅前まで来た。
まだ時間はあるので、予定していなかった西願寺へ行くことにした。

安政元年創業

駅裏を通って日比崎町へ。

古い酒蔵があった。入店すると買っちゃいそうなので、入店はしない。
調べてみたら、安政元年(1854年)に創業した蔵で、今は自醸はしていないらしい。

サギ

イオンの横を通り、栗原川沿いの小路を下る。

栗原川 

栗原川沿いに「白らん」という料理店がある。
ずっと気にはなっているのだが、独りで入る勇気がない。

坂道

適当に走って西願寺の下に着いた。自転車を押して最後の坂道を登る。

西願寺

西願寺は「さびしんぼう」という映画で、主人公ヒロキの実家として登場した。
ここには何度か来ているが、尾道に来るといつもまた行きたくなる。

境内

境内にお邪魔する。映画の中の風景が、今もそのまま残っている。

墓所

西願寺裏の墓所へ。明るくて良い墓所だ。
あるお墓にお参り。もう一度、西願寺の風景を見てから、町へ戻る。

そろそろ自転車を返却しよう。
海岸通りを走って、サイクリングターミナルへ向かう。

ONOMICHI U2

海岸の倉庫がONOMICHI U2という、宿泊施設になっていた。
サイクリスト用宿泊施設で、部屋の中に自転車を持ち込めるらしい。
オトーサンには似合わない、何ともオシャレな施設だ。

GIANT

海沿いのウッドデッキを走って、サイクリングターミナルへ帰着。
自転車を返却。デポジットの1000円が還ってきた。何か得した気分だ。

ウッドデッキ

しまなみレンタサイクル、レンタル車にしてはよく整備されていた。
だた、サドルの角度が合っていなくて、終盤は腰が痛くなった。

サドルのバネが悪さしたかも

長距離を走るのなら、慎重な自転車選びが必須だと思った。(つづく)

尾道旅行~その22 林芙美子記念館

夜の町を徘徊していたら、八阪神社の前に出た。
鳥居の神額には、厳島神社も併記されている。

八阪神社

八阪神社の参道は真っすぐ、昨日行った久保八幡宮に向かっている。
八阪神社と久保八幡宮が向かい合っている、お見合い状態だ。

久保八幡宮 

アーケードを通り抜けて、林芙美子像の前まで来た。

芙美子像  

芙美子像の向いにある、林芙美子旧宅を見学する。
以前は「芙美子」という喫茶店だったが、今は観光案内所になっている。

芙美子記念館 

100円を払って入場。
元喫茶店の奥、小さな庭の先に、芙美子の旧宅がある。

芙美子旧宅

2階建て、1階は土間。
急な階段(梯子?)を上ると、薄暗い6畳くらいの部屋。ちゃぶ台が1卓。
狭いけど、考えたてみたら、1人ならこれで十分のような気もする。

ちゃぶ台が1つ 

オトーサンの部屋には、ずいぶんと余計なモノがいっぱいある。
こんなシンプルライフに、少し憧れがある。

林芙美子と歩く尾道放浪記

「林芙美子と歩く尾道放浪記」と題する小冊子を貰った。
よく出来た小冊子だ。これだけでも100円の価値はあった。(つづく)

尾道旅行~その21 尾道の下町を散策する

ロープウェー山頂駅を通って、千光寺公園の展望台まで来た。

山頂駅

無料なので上がってみる。当然だけど、良い展望だ。

展望台

昨日から何度も眺めている尾道の風景は、何度見てもやっぱりいい。
展望台下の売店で生ビールを売っていた。自転車なので辛抱する。

ぽんぽん岩 

ぽんぽん岩まで下りて来た。ぽんぽん岩は通称で、本当は鼓岩。
岩の上を叩くと、鼓のような音がするそうだ。

名残石? 

ぽんぽん岩にも一列に矢穴が開いていた。
説明板によると、このぽんぽん岩も、大阪城の名残石だそうだ。

ジオラマモード 

ぽんぽん岩の上からの風景も良かった。
千光寺公園の展望台より、良い眺めかも。写真をいっぱい撮る。

幟がいっぱい  

ぬばたまの夜は明けぬらし玉の浦にあさりする鶴(たづ)鳴き渡るなり

万葉集

ここに来るといつも必ず気になる歌碑。万葉集に詠まれている歌とか。
玉の浦とは尾道のことらしい。

千光寺参道

千光寺参道を真っすぐ地上まで下りる。
山陽線の踏切が鳴りだして、末期色の電車が通過。

末期色    

尾道はどこにいても、踏切の警報音と車輪の音が聞こえて来る。

地上駅  

ロープウェー山麓駅に戻り、自転車を回収。

帰りの新幹線は三原を18時半に出る。時刻は15時。
まだまだ時間はある。自転車で久保地区を徘徊する。

朱華園と西山本館

有名なラーメン屋の前、老舗旅館の前を通る。
旧住友銀行尾道支店の隣には、良さげな酒屋があった。我慢した。

旧住友銀行尾道支店

ごちゃごちゃとした狭い路地に入って来た。
この辺りはどうも繁華街、夜の町のようだ。

夜の街

路地裏のネコを発見。
写真を撮っていたら、スリスリと近寄って来た。

ネコ

しばしネコと戯れる。(つづく)

尾道旅行~その20 千光寺と文学のこみち

石段の参道を上って千光寺に到着。
境内の片隅に鎖場があった。こんなの前からあったかな?

千光寺

100円払って自己責任で登れ、と書かれてある。
せっかくなので、100円払って自己責任で登ってみる。

女鎖場

オトーサンには手強かった。肘をちょこっと擦り剥いた。
これでも女鎖場だそうで、もっと厳しい男鎖場もあるようだ。

石鎚権現のテラス

鎖場を登り切ると、かなり広いテラスの上に出た。
テラスの上で仁王立ちする。尾道水道の風景が素晴らしい。

ロープウェーが真横を通る

100円で絶景独り占めだ。ちょっと怖いけど気分がいい。
ほぼ真横をロープウェーが通過する。乗客の視線がちょっと恥ずかしい。

祠

岩陰に小さな祠があった。これが石鎚大権現なんだろうか。

良い眺め

どうも亀の顔に見える岩があった。口を大きく開けて産卵中みたい。

亀頭?  

帰りは別コース。何ということもない土道を歩いて、
最後は墓地の中を通ってスタート地点に戻った。

やっぱり亀

下から見上げると、やっぱり亀だ。
石鎚大権現のテラスは、巨大な亀の甲羅上にあった。

本堂からの眺め

千光寺の本堂を見学。ちょっと洋風な鐘楼の所まで来た。
ここもまた絶景ポイント。昨日登った浄土寺山が良く見える。

鐘楼からの眺め

ベンチでちょっと休憩。吹き上げて来る風が気持ちいい。

浄土寺山

太子堂の裏から鏡岩の下を通って、文学のこみちへ行く。

遊歩道

山頂まで続く遊歩道で、沿道に数々の文学碑がある。

大屋根はみな寺にして風薫る  

巖屋小波(いわやさざなみ)という人の句碑。
ああ、なるほど、その通りだと共感する。

海が見えた、海が見える。五年振りに見る尾道の海はなつかしい。  

放浪記の文学碑は、志賀直哉の隣。

ロックガーデン 

ロックガーデンみたいな所を通る。観光客は少ない。

のどかさや小山つづきに塔二つ 
 
正岡子規の歌碑、塔2つとは、天寧寺三重塔と西国寺の三重塔のこと。
子規の句はやっぱりいいなと思った。(つづく)

プロフィール

オトーサン

Author:オトーサン
昭和生まれのおじさん、九州地方の北の方生まれ
訳あって現在、北陸地方のとある町に出稼ぎ中

おはぎは絶対つぶ餡派です!
ラーメンよりうどんが好きです!

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