九州満喫きっぷ消化プチ旅行~その6 大村線経由で帰宅
黄色いディーゼルの車内は、廃車になった旧型となんとなく似ている。
窓にはカーテンが設えてあって、小さなテーブルもある。
あとは、灰皿とセンヌキが付いていたら完璧だな。
そう言えば、平成生まれの子は栓抜きと缶切りが使えない。
缶詰を開けられない中学生を見て、唖然としたことがあった。
閑話休題。黄色いディーゼルは、有明海に沿って西へ進む。
甘木鉄道とは違って、こちらは気持ちの良いスピードで走る。
古部(こべ)駅に停車。下り列車と交換。ホームの横は有明海。
やがて海岸線から離れ、黄色いディーゼルは干拓地の中を行く。
諫早湾の潮受け堤防は、島鉄の車窓からは見えない。
小さなトンネルを抜けて、長崎本線に合流。
諫早駅に到着。島鉄からJRに乗り換え。
長崎本線で有明海沿いに帰りたかったが、接続する列車がない。
仕方ないので、大村線経由で帰ることにする。
佐世保行きシーサイドライナーに乗車。
シーサイドライナーは、キハ66・67という型式のディーゼル。
オトーサンが小学生の頃に新登場、ピカピカの急行色がカッコ良かった。
キハ66・67も、もう廃車が始まっているそうだ。
左手に大村湾を見ながら走る。天気がどんよりしてきた。
大村の竹松遺跡では、未だ発掘作業が行われていた。
発掘が終わると、ここに新幹線の車両基地が出来るそうだ。
早岐で佐世保線に乗り換え。
肥前山口で長崎本線に合流する頃には、窓の外はもう真っ暗。
鳥栖駅で鹿児島線に乗り換え、某所でKちゃんと合流。
豪華酒宴の後、帰宅した。まあ、満喫した。(おわり)
窓にはカーテンが設えてあって、小さなテーブルもある。
あとは、灰皿とセンヌキが付いていたら完璧だな。
そう言えば、平成生まれの子は栓抜きと缶切りが使えない。
缶詰を開けられない中学生を見て、唖然としたことがあった。

閑話休題。黄色いディーゼルは、有明海に沿って西へ進む。
甘木鉄道とは違って、こちらは気持ちの良いスピードで走る。
古部(こべ)駅に停車。下り列車と交換。ホームの横は有明海。

やがて海岸線から離れ、黄色いディーゼルは干拓地の中を行く。
諫早湾の潮受け堤防は、島鉄の車窓からは見えない。
小さなトンネルを抜けて、長崎本線に合流。
諫早駅に到着。島鉄からJRに乗り換え。

長崎本線で有明海沿いに帰りたかったが、接続する列車がない。
仕方ないので、大村線経由で帰ることにする。
佐世保行きシーサイドライナーに乗車。

シーサイドライナーは、キハ66・67という型式のディーゼル。
オトーサンが小学生の頃に新登場、ピカピカの急行色がカッコ良かった。
キハ66・67も、もう廃車が始まっているそうだ。
左手に大村湾を見ながら走る。天気がどんよりしてきた。

大村の竹松遺跡では、未だ発掘作業が行われていた。
発掘が終わると、ここに新幹線の車両基地が出来るそうだ。

早岐で佐世保線に乗り換え。
肥前山口で長崎本線に合流する頃には、窓の外はもう真っ暗。



鳥栖駅で鹿児島線に乗り換え、某所でKちゃんと合流。
豪華酒宴の後、帰宅した。まあ、満喫した。(おわり)
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九州満喫きっぷ消化プチ旅行~その5 島原半島に上陸
長洲港を出港、カモメが付いて来る。
フェリーの乗客が投げる、エサを目当てに付いて来ているようだ。
船内の売店でカモメ用のエサを売っているとか。
売店はなかったような・・・よく憶えていない。
港を出てしばらくは、澪標?に沿って航行する。
有明海だから浅いのかな。
そう言えば、沢口靖子の出世作が「澪つくし」だったなあ。懐かしいな。
雲仙が見えて来た。普賢岳は雲の中、眉山は良く見える。
多比良港に入港。
寒いので、45分間の航海中ほぼ船内で過ごした。根性なし。
赤い巨大な搭乗橋を通って下船。
多比良港のターミナルには、大牟田イオンの案内板があった。
フェリーに乗ってイオンに行くのか。大変だな。
島原鉄道多比良駅まで徒歩。
サッカーボールの街路灯が立っている。
ここは雲仙市国見町、あの国見高校がある町だった。
町のケーキ屋さんでは、サッカースフレなるものが売られていた。
サッカー饅頭とか、サッカー最中も、きっとあると思う。
10分くらい歩いて、多比良駅に着いた。
小さな駅だけど、なんと有人駅だった。Wi-Fiも飛んでいる。
暖かい待合室で暫く待っていると、黄色いディーゼルがやって来た。
諫早行き普通列車に乗車。(つづく)
フェリーの乗客が投げる、エサを目当てに付いて来ているようだ。

船内の売店でカモメ用のエサを売っているとか。
売店はなかったような・・・よく憶えていない。

港を出てしばらくは、澪標?に沿って航行する。
有明海だから浅いのかな。
そう言えば、沢口靖子の出世作が「澪つくし」だったなあ。懐かしいな。

雲仙が見えて来た。普賢岳は雲の中、眉山は良く見える。

多比良港に入港。
寒いので、45分間の航海中ほぼ船内で過ごした。根性なし。

赤い巨大な搭乗橋を通って下船。
多比良港のターミナルには、大牟田イオンの案内板があった。
フェリーに乗ってイオンに行くのか。大変だな。

島原鉄道多比良駅まで徒歩。
サッカーボールの街路灯が立っている。
ここは雲仙市国見町、あの国見高校がある町だった。

町のケーキ屋さんでは、サッカースフレなるものが売られていた。
サッカー饅頭とか、サッカー最中も、きっとあると思う。

10分くらい歩いて、多比良駅に着いた。
小さな駅だけど、なんと有人駅だった。Wi-Fiも飛んでいる。

暖かい待合室で暫く待っていると、黄色いディーゼルがやって来た。
諫早行き普通列車に乗車。(つづく)
九州満喫きっぷ消化プチ旅行~その4 有明フェリーに乗船
新栄町駅から1駅だけ大牟田線に乗車。
大牟田駅で西鉄からJR鹿児島線に乗り換える。
木造の長いホーム上屋が、かつての栄光を物語っているな。
片隅には貨物ホームがあって、ディーゼル機関車が止まっていた。
八代行きの普通電車に乗車。ロングシート。
県境を越えて10分くらい、長洲駅で電車を降りる。
ホームに巨大な金魚、長洲は金魚の養殖が盛んな所だそう。
この後、長洲港から有明フェリーに乗って島原半島へ渡る予定。
港まで歩くと1時間くらいかかりそうだった。バスに乗る。
バスの時刻は調べてある。長洲駅前で暫しバスを待つ。
長洲港を経由するバスがやって来た。乗車。
誰も乗ってない。貸し切り。
長洲港のバス停で降りても良かったけど、フェリーの出港まで時間がある。
適当な所で貸し切りバスを降りた。
やや大き目の神社があったので入ってみる。
四王子神社という、日本武尊を奉る神社だった。
境内末社に八雲神社があった。スサノオを奉っている。
九州で八雲神社って珍しい、たいがい須賀神社とか八坂神社かな。
誰もいない町を港に向けて歩く。
人の気配がしない。ここもゴーストタウンなのか。

フェリーターミナルに到着。
海風が冷たく寒い。建物の中に逃げ込む。
ターミナルのおみやげ売り場を覗いたりして時間を潰す。
長洲特産、金魚の最中があったので1つ買ってみた。
有明海の対岸、多比良港からのフェリーが入港。
自販機で乗船チケットを買って、搭乗橋を渡って乗船。(つづく)
大牟田駅で西鉄からJR鹿児島線に乗り換える。

木造の長いホーム上屋が、かつての栄光を物語っているな。
片隅には貨物ホームがあって、ディーゼル機関車が止まっていた。

八代行きの普通電車に乗車。ロングシート。
県境を越えて10分くらい、長洲駅で電車を降りる。
ホームに巨大な金魚、長洲は金魚の養殖が盛んな所だそう。

この後、長洲港から有明フェリーに乗って島原半島へ渡る予定。
港まで歩くと1時間くらいかかりそうだった。バスに乗る。
バスの時刻は調べてある。長洲駅前で暫しバスを待つ。

長洲港を経由するバスがやって来た。乗車。
誰も乗ってない。貸し切り。
長洲港のバス停で降りても良かったけど、フェリーの出港まで時間がある。
適当な所で貸し切りバスを降りた。

やや大き目の神社があったので入ってみる。
四王子神社という、日本武尊を奉る神社だった。

境内末社に八雲神社があった。スサノオを奉っている。
九州で八雲神社って珍しい、たいがい須賀神社とか八坂神社かな。
誰もいない町を港に向けて歩く。

人の気配がしない。ここもゴーストタウンなのか。

フェリーターミナルに到着。
海風が冷たく寒い。建物の中に逃げ込む。

ターミナルのおみやげ売り場を覗いたりして時間を潰す。
長洲特産、金魚の最中があったので1つ買ってみた。

有明海の対岸、多比良港からのフェリーが入港。
自販機で乗船チケットを買って、搭乗橋を渡って乗船。(つづく)
九州満喫きっぷ消化プチ旅行~その3 大牟田で高専ダゴを食う
平和記念館の見学は終了。再び甘木鉄道に乗って小郡駅まで戻る。
小郡駅で西鉄大牟田線(最近は天神大牟田線と言うらしい)に乗り換え。
西鉄久留米駅で特急に乗り換え。
日中の大牟田行き特急はガラガラだった。
終点、大牟田駅の1つ手前、新栄町駅で下車。
新栄町駅前は、まるでゴーストタウンのようだった。
見てはいけないものを見ているような罪悪感を感じる。
新栄町駅から歩いて、昼メシを食いに行く。
鹿児島線と大牟田線が合体した踏み切りを渡る。
国道に出ると、対岸に黄色い看板が見えた。
高専ダゴ本店、大牟田でダゴとはお好み焼きのコト。
有明高専の近くにあったから「高専ダゴ」らしい。
高専ダゴ本店に入店。なつかしい感じの店内。
1人なので1人前のお好み焼きを発注。
スペシャルなヤツは、座布団のような巨大お好み焼きらしい。
1人前のヤツは、まあ普通な感じ。
粉の割合が多い、ダンゴみたいなお好み焼きだ。腹にくる。
ソースはスパイシー、けっこう辛い。腹一杯になった。
高専ダゴの目の前に踏切があった。三井化学の専用線。
生きている線路で、たまに貨物列車が通るそうだ。
線路の脇に踏切小屋、鉄人28号みたいなリモコンがあった。
これって、現役の手動踏切なんだろうか。
貨物列車を見てみたかったが、どうも来そうな気配がない。
ダゴで膨れた腹をさすりながら、新栄町駅まで戻った。(つづく)
小郡駅で西鉄大牟田線(最近は天神大牟田線と言うらしい)に乗り換え。

西鉄久留米駅で特急に乗り換え。
日中の大牟田行き特急はガラガラだった。

終点、大牟田駅の1つ手前、新栄町駅で下車。
新栄町駅前は、まるでゴーストタウンのようだった。
見てはいけないものを見ているような罪悪感を感じる。

新栄町駅から歩いて、昼メシを食いに行く。
鹿児島線と大牟田線が合体した踏み切りを渡る。

国道に出ると、対岸に黄色い看板が見えた。
高専ダゴ本店、大牟田でダゴとはお好み焼きのコト。
有明高専の近くにあったから「高専ダゴ」らしい。

高専ダゴ本店に入店。なつかしい感じの店内。
1人なので1人前のお好み焼きを発注。
スペシャルなヤツは、座布団のような巨大お好み焼きらしい。

1人前のヤツは、まあ普通な感じ。
粉の割合が多い、ダンゴみたいなお好み焼きだ。腹にくる。
ソースはスパイシー、けっこう辛い。腹一杯になった。

高専ダゴの目の前に踏切があった。三井化学の専用線。
生きている線路で、たまに貨物列車が通るそうだ。
線路の脇に踏切小屋、鉄人28号みたいなリモコンがあった。
これって、現役の手動踏切なんだろうか。

貨物列車を見てみたかったが、どうも来そうな気配がない。
ダゴで膨れた腹をさすりながら、新栄町駅まで戻った。(つづく)
九州満喫きっぷ消化プチ旅行~その2 太刀洗平和記念館
入館料500円を払って、太刀洗平和記念館に入館。
かつてここに、陸軍の広大な飛行場があった。
その歴史を学び、平和を語り継ぐために建てられた資料館。
最初は、太刀洗駅の駅舎を利用した私設の資料館だった。
平成21年に町立資料館として、立派に生まれ変わった。
いきなりゼロ戦が置いてある。
ゼロ戦32型。現存する唯一の32型だそう。
マーシャル諸島で見つかった残骸をレストアしたものらしい。
計器盤のレプリカが展示されていた。
こんなに明るい緑色だったのか。もっと地味な色だと思っていた。
太刀洗は陸軍の飛行場だから、本当は「隼」を置きたいところだ。
ゼロ戦は海軍の飛行機だ。太刀洗飛行場にはあまり関係ない。
写真撮影を許されているのは、このゼロ戦だけ。
例によって、オトーサンの拙い文章のみとなります。
奥に進むと、ここから特攻して行った方々の遺書などが展示されていた。

「さくら弾機」という特攻機に関する展示があった。
飛龍という双発の爆撃機に、さくら弾という巨大な爆弾を積んでいる。
図面を見たら、操縦席の真後ろにでっかい爆弾が置かれている。
こんなのに乗せられたら、たまったものではないな。
飛龍の積載能力は1トン。さくら弾の重さは3トン。
まともに飛ぶはずがない。こんなの誰が考えたんだろう。
展示室の一番奥に、博多湾から引き揚げられた97戦が展示されていた。
ジュラルミンの地肌むき出し。凄味があって怖かった。(つづく)
かつてここに、陸軍の広大な飛行場があった。
その歴史を学び、平和を語り継ぐために建てられた資料館。

最初は、太刀洗駅の駅舎を利用した私設の資料館だった。
平成21年に町立資料館として、立派に生まれ変わった。
いきなりゼロ戦が置いてある。

ゼロ戦32型。現存する唯一の32型だそう。
マーシャル諸島で見つかった残骸をレストアしたものらしい。
計器盤のレプリカが展示されていた。
こんなに明るい緑色だったのか。もっと地味な色だと思っていた。

太刀洗は陸軍の飛行場だから、本当は「隼」を置きたいところだ。
ゼロ戦は海軍の飛行機だ。太刀洗飛行場にはあまり関係ない。

写真撮影を許されているのは、このゼロ戦だけ。
例によって、オトーサンの拙い文章のみとなります。
奥に進むと、ここから特攻して行った方々の遺書などが展示されていた。

「さくら弾機」という特攻機に関する展示があった。
飛龍という双発の爆撃機に、さくら弾という巨大な爆弾を積んでいる。
図面を見たら、操縦席の真後ろにでっかい爆弾が置かれている。
こんなのに乗せられたら、たまったものではないな。
飛龍の積載能力は1トン。さくら弾の重さは3トン。
まともに飛ぶはずがない。こんなの誰が考えたんだろう。

展示室の一番奥に、博多湾から引き揚げられた97戦が展示されていた。
ジュラルミンの地肌むき出し。凄味があって怖かった。(つづく)